雨上がりの朝
蝉たちが にぎやかに 鳴いている
いつもの散歩道 歩いていると
水たまり ひとつ
過ぎようとした その瞬間 きらりと光った
のぞきこむと なにか 見えてきた
それは 懐かしい絵日記
子どもの頃の夏休みに 私が書いた
「きょうはプールに行きました」
元気な絵と あどけない文字
誰もが しあわせな思い出を
優しい光とともに 記憶している
その水たまりは わたしの心から 生まれた
ながめている わたしの手に
いつのまにか 古い絵日記帳が
そして 水たまりは すっと消えた
「大切にしてね」の声とともに
(2020年8月9日作詩)
*ファンタジー
蝉たちが にぎやかに 鳴いている
いつもの散歩道 歩いていると
水たまり ひとつ
過ぎようとした その瞬間 きらりと光った
のぞきこむと なにか 見えてきた
それは 懐かしい絵日記
子どもの頃の夏休みに 私が書いた
「きょうはプールに行きました」
元気な絵と あどけない文字
誰もが しあわせな思い出を
優しい光とともに 記憶している
その水たまりは わたしの心から 生まれた
ながめている わたしの手に
いつのまにか 古い絵日記帳が
そして 水たまりは すっと消えた
「大切にしてね」の声とともに
(2020年8月9日作詩)
*ファンタジー