sunnylakeのポエムガーデン

自作詩を書いています。
心の風景画が届きますように。

宇宙の小屋

2021-03-04 15:48:05 | 自作詩
深い樹々の中に 
古びた不思議な小屋が ありました

思い出の部屋を 見せてくれるという
それを知っている若者が 訪ねてきました

小屋の扉を そっと 開けると
なんとそこは 宇宙でした

遠くに見えるのは 太陽
いろんな星が 浮かんでいます

そこへ 一台の車が きました
「さあ、宇宙旅行ですよ」と うさぎの運転手

まわりを見ると たくさんの星座たち
なんて 美しいのでしょう

うさぎは 不思議な歌をうたっています
それは まるで 子守歌のように

若者は いつのまにか 眠っていたようです

目を覚ますと そこは 古い小屋の中
手には 星のキーホルダーが ありました

宇宙にいた時の 遠い記憶
若者は 思い出したでしょうか


(2021年3月4日作詩)



※関連詩「思い出の小屋」の続きです。
https://blog.goo.ne.jp/sunnylake279/e/17b020fb8c5a3658ce8313758367d259



*ファンタジー
コメント (16)
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