春の野に れんげとつくし
おひさまの イエローの光を うけて
れんげは 春の野原の唄を
つくしは ひばりの詩を うたった
日差しが きらきら
よろこびに あふれて
れんげが 言った
「どちらが 先に 摘まれるかしら」
れんげは 「わたしだといいな
花かんむりに なりたいから」
つくしは ずっと ここにいたかった
だって 青空が 大好きだから
ある日 少女が やってきて
れんげを 摘んだ
そして 部屋のガラス瓶の中に
「部屋の中って すてきよ」
れんげは つくしに 伝えたかった
つくしは れんげを 思い浮かべて
いつまでも 空を 見上げていた
(2023年3月15日作詩)
*季節
おひさまの イエローの光を うけて
れんげは 春の野原の唄を
つくしは ひばりの詩を うたった
日差しが きらきら
よろこびに あふれて
れんげが 言った
「どちらが 先に 摘まれるかしら」
れんげは 「わたしだといいな
花かんむりに なりたいから」
つくしは ずっと ここにいたかった
だって 青空が 大好きだから
ある日 少女が やってきて
れんげを 摘んだ
そして 部屋のガラス瓶の中に
「部屋の中って すてきよ」
れんげは つくしに 伝えたかった
つくしは れんげを 思い浮かべて
いつまでも 空を 見上げていた
(2023年3月15日作詩)
*季節