その海岸には
古いバス停が ありました
海が 深い瑠璃色になる時に
バスが 停まるのでした
ある日 ひとりの若者が
砂浜に 降り立ちました
誰もいない海
白い波が 静かに 打ち寄せます
若者は 桜貝を 探して
ゆっくりと 歩いています
恋人に 桜貝の指輪を
プレゼントするために
永遠の祈りを込めて
バスは
女神様が 創り出しました
純粋な心の人の
願いを 叶えるため
次は いつ バスが停まるか
誰にも わからないのでした
(2023年12月6日作詩)
*小さな物語
古いバス停が ありました
海が 深い瑠璃色になる時に
バスが 停まるのでした
ある日 ひとりの若者が
砂浜に 降り立ちました
誰もいない海
白い波が 静かに 打ち寄せます
若者は 桜貝を 探して
ゆっくりと 歩いています
恋人に 桜貝の指輪を
プレゼントするために
永遠の祈りを込めて
バスは
女神様が 創り出しました
純粋な心の人の
願いを 叶えるため
次は いつ バスが停まるか
誰にも わからないのでした
(2023年12月6日作詩)
*小さな物語