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普通の生活の中での、思いついたこと、考えたこと。何かを表現したい、書いておきたいと思った時に、ココで発散しています。

不思議な出来事 その10:「予言」

2006-06-25 22:16:08 | 不思議な出来事
はっきり覚えている。
幼稚園バスに乗っている私。5歳か、6歳であろう。
窓側の席である。
たぶん、「行き」ではなく、「帰り」だったように思う。

外の景色は、畑と、竹やぶが見える。雨ではない。くもりか、晴れか。
走っていくバス。

私は、となりの席のおともだちに、ふと、言った。


「あたし、小学校3年生のときに、転校するんだ。」


どういう会話をしていたのか、なぜそんなことを言ったのかは、全く覚えていない。
ただ、窓の外の景色を見ながら、はっきりと言ったのだ。


そして、本当に小学校3年生の時に、引越しが理由で、私は転校したのである。


なぜ、幼稚園児だった私が、あんなにも確信をもって、はっきりと言えたのか。
なんの疑問もなく、すらすらと口から出たのだ。

周りの大人がそんなことを言っていたのを覚えていたのか、とも思い、
あとになって親に引っ越した当時のことを聞いてみたことがあるが、
同居していた父方の祖母が病気でなくなり、その後すぐに父親の職場が移動になり、
急にばたばたと引越しが決まった、とのこと。
「あんときゃあ、急だったなあ。」と、父親が言っていた。
ということは、何年も前から引っ越す予定などはたてていなかったはずだ。
「お父さんの給料だってそんなによくはなかったから、
てごろなところが見つかったっていうんで。それって、決めたんだ」と。


私は、いくつか「不思議な出来事」をこのブログで書いたけれど、これに関しては本当に不思議である。単なる偶然なのか。

それとも

私は「知っていた」のか。

人は、こんな時に「予言」という言葉を用いるのかもしれない。






コメント (4)
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