午前中の授業のあと、
2年生のサオリちゃん、ハルヤ君と一緒にランチタイム、学校近くの喫茶店で「豆乳リゾット」をいただきました。
サオリちゃんは、すらっとしてスタイルも良く、とても美人さん。
化粧品メーカーでアルバイトをしていたそうですが、ごもっともとうなずけます。
ただ、休みがち・・・な子でした。
素直で、性格もいいのですが、自分のよさに気づいていないところがあり、
ややもするとマイナス思考。
たとえば、
授業中に、話の流れから、私がそこにいる学生の誕生日を「あなた、3月、あなたは5月、」と、一人ずつ言っていったら、(覚えていたので)
「すごーい!なんで覚えられるんですか?」と、目を真ん丸くしていました。
さらに、
ランチ中に読んでいる本の話になり、「私、本って嫌いなんです。厚い本とか。読むの大変そうで」とも。
以下、この2例をとってサオリちゃんにした話。
まず、誕生日のこと、これは「覚えよう」と意識して覚えたから。
情報量の多い少ないではなく、これは自分にとって覚えたい事柄である、と認識すること。
この子達が1年生の時に、漢字検定のクラスを受け持ったのですが、そのとき検定申し込み表にあった「誕生日記入欄」を見た時に、
これを覚えて誕生日に「おめでとう」と言ってあげたら、みんなきっと喜ぶだろうな、と思い覚えたのです。
最初から、「できない」「そんなのムリ」とは、思わないこと。
私は、「覚えられない」とは露ほども思わなかった。
なぜならば覚えたい、という気持ちの方が強かったから。そして、単純に、「興味」をもったから。
「へぇ、この子早生まれなんだ、」「真夏に生まれたんだね」などイメージしながら
一人ずつ覚えました。
要するに、
「覚えよう」と思うことに対して
1.「興味」を持つこと、2.「絶対覚える」と思うこと 3.イメージすること
これが「暗記のコツ」だと思うのです。
特に「1」の、対象に興味をもつこと、これが大切かもしれない。
興味を持って覚えたことと、いやいやながら覚えた事柄とでは、覚えた後の定着率が違うのです。
サオリちゃんは、アパレル系に就職するのですが、仕事のマニュアル的なことや、
現場でのお客様とのことなど、やはり覚えなければならないことが山ほどあると思います。
最初からムリだと思わず、トライしてね!と話しました。
それから本の話、別に一冊の本を隅から隅までくまなく読む必要はなくて、
「この本のこの部分だけ読みたいから」「ここが自分にとって大切だと思うから」
その1冊の本を買ったり、図書館で借りたりして読む。それでいいんじゃないでしょうか。
私だって、全部読んでない本なんて、山ほどあります。
中には「買っただけでOK」なんていうものも^^;
ただそこにある、手を伸ばせばいつでも読めるという「知識」が、カタチとしてそこにあるというのは、なんだか精神的な安心感につながるような気がします。
そういう話もしました。
そして、ハルヤ君、敬語もきちんと使って話せるし、明るくて礼儀正しい、いい子です。理解力もあり、頭もいいので、この子はきっとこの先伸びると思う。
私と話しているときは、大人っぽい子だな、と感じることが多いのですが、
今日、サオリちゃんと話している様子や、クラスメートとああだこうだとふざけているところを見ると、やっぱり年相応だと思えて、微笑ましく思いました。
1月には「彼女と別れたんです。」と言っていたのですが、話の中に何度もそのカノジョのことが出てくるので、
「あなた別れたんじゃないんですか」と聞いてみたら、
「いえ、男と女の関係は解消したんですけど、いってみれば友達関係みたいなカタチになりました」
って それは別れたとはいわない!(~o~) ・・・なんだか、かわいいです。いいなぁ。
ともあれ、いろいろな話をしながら、美味しくランチをいただき、最後なのでご馳走してあげました(^_-)-☆
交差点のところで「しっかりね、がんばってね」「ありがとうございました」と、握手してお別れ。
この子たちは午後の授業に向かい、私は駅へ向かいました。
こうして、一緒にランチを食べるということももうなく、先生と生徒として向かい合うのも今日で最後。たぶん、もう会えないでしょう。
人生の中で、一瞬交錯する様々な出会いや別れ、その一人一人が思い出をつくってくれる。
みんな、どうもありがとう、
私はみんなの先生ができて、とても嬉しかったです。
いつまでも元気で、がんばってね!
(^^)/~~~
2年生のサオリちゃん、ハルヤ君と一緒にランチタイム、学校近くの喫茶店で「豆乳リゾット」をいただきました。
サオリちゃんは、すらっとしてスタイルも良く、とても美人さん。
化粧品メーカーでアルバイトをしていたそうですが、ごもっともとうなずけます。
ただ、休みがち・・・な子でした。
素直で、性格もいいのですが、自分のよさに気づいていないところがあり、
ややもするとマイナス思考。
たとえば、
授業中に、話の流れから、私がそこにいる学生の誕生日を「あなた、3月、あなたは5月、」と、一人ずつ言っていったら、(覚えていたので)
「すごーい!なんで覚えられるんですか?」と、目を真ん丸くしていました。
さらに、
ランチ中に読んでいる本の話になり、「私、本って嫌いなんです。厚い本とか。読むの大変そうで」とも。
以下、この2例をとってサオリちゃんにした話。
まず、誕生日のこと、これは「覚えよう」と意識して覚えたから。
情報量の多い少ないではなく、これは自分にとって覚えたい事柄である、と認識すること。
この子達が1年生の時に、漢字検定のクラスを受け持ったのですが、そのとき検定申し込み表にあった「誕生日記入欄」を見た時に、
これを覚えて誕生日に「おめでとう」と言ってあげたら、みんなきっと喜ぶだろうな、と思い覚えたのです。
最初から、「できない」「そんなのムリ」とは、思わないこと。
私は、「覚えられない」とは露ほども思わなかった。
なぜならば覚えたい、という気持ちの方が強かったから。そして、単純に、「興味」をもったから。
「へぇ、この子早生まれなんだ、」「真夏に生まれたんだね」などイメージしながら
一人ずつ覚えました。
要するに、
「覚えよう」と思うことに対して
1.「興味」を持つこと、2.「絶対覚える」と思うこと 3.イメージすること
これが「暗記のコツ」だと思うのです。
特に「1」の、対象に興味をもつこと、これが大切かもしれない。
興味を持って覚えたことと、いやいやながら覚えた事柄とでは、覚えた後の定着率が違うのです。
サオリちゃんは、アパレル系に就職するのですが、仕事のマニュアル的なことや、
現場でのお客様とのことなど、やはり覚えなければならないことが山ほどあると思います。
最初からムリだと思わず、トライしてね!と話しました。
それから本の話、別に一冊の本を隅から隅までくまなく読む必要はなくて、
「この本のこの部分だけ読みたいから」「ここが自分にとって大切だと思うから」
その1冊の本を買ったり、図書館で借りたりして読む。それでいいんじゃないでしょうか。
私だって、全部読んでない本なんて、山ほどあります。
中には「買っただけでOK」なんていうものも^^;
ただそこにある、手を伸ばせばいつでも読めるという「知識」が、カタチとしてそこにあるというのは、なんだか精神的な安心感につながるような気がします。
そういう話もしました。
そして、ハルヤ君、敬語もきちんと使って話せるし、明るくて礼儀正しい、いい子です。理解力もあり、頭もいいので、この子はきっとこの先伸びると思う。
私と話しているときは、大人っぽい子だな、と感じることが多いのですが、
今日、サオリちゃんと話している様子や、クラスメートとああだこうだとふざけているところを見ると、やっぱり年相応だと思えて、微笑ましく思いました。
1月には「彼女と別れたんです。」と言っていたのですが、話の中に何度もそのカノジョのことが出てくるので、
「あなた別れたんじゃないんですか」と聞いてみたら、
「いえ、男と女の関係は解消したんですけど、いってみれば友達関係みたいなカタチになりました」
って それは別れたとはいわない!(~o~) ・・・なんだか、かわいいです。いいなぁ。
ともあれ、いろいろな話をしながら、美味しくランチをいただき、最後なのでご馳走してあげました(^_-)-☆
交差点のところで「しっかりね、がんばってね」「ありがとうございました」と、握手してお別れ。
この子たちは午後の授業に向かい、私は駅へ向かいました。
こうして、一緒にランチを食べるということももうなく、先生と生徒として向かい合うのも今日で最後。たぶん、もう会えないでしょう。
人生の中で、一瞬交錯する様々な出会いや別れ、その一人一人が思い出をつくってくれる。
みんな、どうもありがとう、
私はみんなの先生ができて、とても嬉しかったです。
いつまでも元気で、がんばってね!
(^^)/~~~