黒板消しの憂鬱☆

金曜日の授業は今日が最後.。:・・.。:*・★次は9月です。
最後ぐらい、すっきり気持ちよく終わりたい！と張り切って教室へ行ったところ(^-^;

ガーン！！！
なにこれ

黒板が
だーーーーーーーっと、前の授業の数式やら何やらが、もう右から左へ目いっぱい書いてある。
1限なので…前の日の授業の板書？が、そのまま残ってた、ということ？なにそれ？

そして、クラスにいる学生が、みんなそろって「知らんふり。」

こういうの、小学校の時に教わりませんでした？　「黒板消してませんよー！日直さん！」なんて、先生に注意されたと思うのですが。

先生が消すのがフツーなんでしょうか？

私は違うと思います

なので、もう思い切り叱りました。いくら秘書検定がどうとかビジネスマナーがどうとかやっていたところで、
こんな程度のことができないのでは、全く意味がない。
身についてないってことです。
「合格しました」って報告に来た子たちも数人いたけど、じゃあどうかっていうと、やっぱり座ってる。

頭で理解してる、というのと、実際に行動に移せるというのは全然違います。

だめだなあ。気が利かない。「誰かがやるだろう」「自分はやらなくていいだろう」「それ自分の仕事じゃないし」という、
「われ関せず」タイプの学生が増えている。どんどん増えている。ますます増えている。
うちの学生だけじゃないと思う。

他の講師の方々に話してみたところ、「あーもう、今の子ってそうよ。もう、お客さん。だまーって座ってるだけ。」
「気が利くとかそういう以前のレベルですよ。要するに他人任せ。回りがやってくれるから。それで育っちゃったから。」
などなど、もう、堰を切ったようにみなさんおっしゃいます…
みなさん、複数の学校を兼務していらっしゃるのですが、どこでもそんな感じだということです。ヤレヤレ…(*_*)


戻って、黒板の話。私が叱りながらも自分で左側から消していたの。横にながーい黒板です。
それでも知らんふり。暑いのかなんなのか、ノートでぱたぱた扇ぎながら、私が消すのを見てる子もいる。なにその余裕？
それで、「黒板消し、もう一つあるんですから！あっちの端から消してもらえませんか？こういうことって、気がつきませんか？」
と言ったら、前から2番目ぐらいに座ってた就活スーツの男子が出てきて、消し始めました。

一瞬、これは困った、と思いました☆チョークの粉って、スーツにつくと白くなってしまってなかなか落ちないんです。
なので、少ししてから「もういいです。チョークがつくと落ちませんから」と、やめさせました。

むしろ、それ以外の生徒！「みなさん、普段着の人！誰か代わってあげたらどうですか？」
といくら言ってもムダ(^^;　だーれも動かない。お尻に根が生えたみたい。みんな下向いたりそっぽ向いたり。ばっかみたい！！

あまりにばかばかしいというか、もう情けなくなって、逆にテンション上がりました。
普段の倍の速さで解説したり板書したり書いたらすぐに消す。そうやって消しだすと「あっ、まだ…」なんて言う。
「誰もかれもが自分に合わせてくれると思ってます？」と今日ばかりはオニになって消す。


もちろん、いい子もいますよ。
すごく性格のいい、質のいい子もいます。
そういう子の方が実は多いのだけど、「個」と「集団」のときのパーソナリティが無意識に変わってしまう。むしろ、その自覚がないところが問題かもしれない。


午後のクラスはまじめで雰囲気がいいので、ここでホッとして、無事終了です。

でも…何か、疲れました。

気分を切り替えて☆何があっても続いていく毎日☆彡　いつも笑顔で♪がんばりましょう！！


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