クモがいる
通勤電車の中 網棚の上の、天井から壁伝いに、一匹の小さなクモ。小指の爪よりまだ小さな、でもよく動くクモ。
あちこち、行ったりきたり そのうち、つーっと糸伝い?に、網棚の上に降りてきた・・・・
と、思う間に 網棚の上にある荷物の中に、消えてしまった。
たぶん、私の目の前にいるOLさんのものと思われる、カゴ型バッグ。あの中に、クモが。
入ってしまいましたよ!とも言えず どうしたものだか。
願わくば、小さなクモちゃん 脱出して、どこか別の場所へいってあげて。
OLさん、オフィスについて、バッグをあけて あなたがスイーと出てきたら思わず「きゃっ!!」って(^-^;驚くだろうなぁ
今では、女性も働くのが当たり前の世の中になりましたが 私が社会人になり立ての頃はそうではなかった。
女の子は(仕事をするにしても)結婚するまで2~3年の「社会勉強」「腰掛け就職」という考えが多かった。
職場では、名前のない、「女の子」だった。
何かミスがあると電話先で「申し訳ありません、女の子がしたことですから。」と、誰かが謝っていた。
届け物やおつかいがあると「それじゃ、〇時ごろ、うちの女の子に届けさせますので。」という会話。
苗字より、下の名前で呼ばれていた。「あさこちゃん」「ゆうこくん」なんて。私もそうだった。
女性には名刺がなく、女性社員だけ早く来て、掃除(机の上を拭く)とお茶入れがあった。
そういう時代だった。でも、時代は、変わった!!!
・・・・と、思っていた。
今の時代において
意志ある女性が、表だったときに名前のない「女の子」呼ばわりをされることなど金輪際ないだろう、と思っていた。
・・・「女の子の言ったことですから。」・・・ こんなこと。
でも
まだありました
「日本から「品性ない」発言も・・・16歳の環境活動家めぐる中傷の声」
>よくも!」。国連本部で各国代表をそうにらみつけたグレタ・トゥンベリさん。彼女への中傷や揶揄について東大名誉教授の上野千鶴子さんが語る。AERA 2019年10月14日号に掲載された記事を紹介する。
* * *
中略 *** *** ***
問題はここ↓
> 日本でもこんな発言が相次ぐ。
「16歳の考えに世界が振り回されたらダメだ」(橋下徹・元大阪市長)。「洗脳された子供」(作家の百田尚樹氏)。「お嬢ちゃまがやってることが間違ってる」(作家の竹田恒泰氏)
>ネット上で「小娘」「お姉ちゃん」と見下した表現や「彼氏紹介してやれ」といった侮辱がなされ、多くの「いいね」を集める。そんな日本の状況について、東京大学名誉教授の上野千鶴子さんはこう話す。
>「女性、子どもの声を『無力化』『無効化』する対抗メッセージはいつでも登場します。それをやればやるほど、そういうことをやる人の権力性と品性のなさが暴露されるだけです」
> 上野さんは4月の東大入学式の祝辞で、痛烈な性差別批判をした。祝辞では「しょせん女の子だから」と足を引っ張ることは「意欲の冷却効果」と説明し、ノーベル平和賞を受けたマララ・ユスフザイさんの父が「娘の翼を折らないようにしてきた」との発言を紹介した。
「同じメッセージを権威のある男性が言えば、聞かれるでしょうか? 繰り返されてきたメッセージに『またか』の反応があるだけでしょう。グレタさんのスピーチは、世界の要人が集まっても、いつまでたっても、何の進展もない現状に対するまともな怒りをぶつけたものです」
> 上野さんはこうも指摘する。
「環境問題は『未来世代との連帯』と言われてきました、が、その『未来世代』は死者と同じく見えない、声のない人びとでした。その『未来世代』が当事者として人格を伴って登場したことに、世界は衝撃を受けたのでしょう」
*** *** *** *** ***
「女性」を、「一人前」とみなさない。「女子ども」という言い方で、一括りにし、下に見る。当事者としての人格を認めない。
そういう人たちが、世の中にはまだまだ存在する。今回はそれがあからさまになった一例ともいえる。
でも
私はそんな世の中であっても ひとすじの光を見ている.。:・・.。:*・★というとキレイだけど
本心から、日々、明るさを感じています。「性差」の問題に関しては、この先たぶん・・今よりだんだん良くなっていくんじゃないか、と思います。
・・・何かというと、
職場(学校)で、数年前までは女性の先生というだけで、バカにするのか言うことを聞かない学生(男子)が、一定数存在しました。
それはどの女性の先生方もおっしゃっていたし、どこの学校でも同じようだということも事実としてありました。
・・・非常にやりづらかった。無力を感じることも、しばしば。ありました・・・
それが
ここ1~2年、そういう学生がいなくなってきたのです。これは、実感しています。また、他の先生方も「ほんとに、そういえばそうだわ」と異口同音。
「男の先生だから」「女の先生だから」と、区別するようなことなしに、どのクラスでも熱心に勉強してくれている。
女の子たちはもともと真面目なんだけど、この頃では若い男の子がすごくちゃんとしている。
この子たちが社会へ出て、5年10年15年、もっともっと先の日本を担っていく、そのころにはさらに下の世代も育ってきて、
今よりもっと、真の意味での男女平等・・・というより、男性も女性も、その人らしく、個性と人格を尊重し、生きていける世の中になっていると思う。・・・理想論でしょうか。
・・・そうなっていてほしい.。:・・.。:*・★(^^)/
子どもこそ、未来です。男の子も、女の子も☆みんな、がんばれ!!
(@^^)/~~~
通勤電車の中 網棚の上の、天井から壁伝いに、一匹の小さなクモ。小指の爪よりまだ小さな、でもよく動くクモ。
あちこち、行ったりきたり そのうち、つーっと糸伝い?に、網棚の上に降りてきた・・・・
と、思う間に 網棚の上にある荷物の中に、消えてしまった。
たぶん、私の目の前にいるOLさんのものと思われる、カゴ型バッグ。あの中に、クモが。
入ってしまいましたよ!とも言えず どうしたものだか。
願わくば、小さなクモちゃん 脱出して、どこか別の場所へいってあげて。
OLさん、オフィスについて、バッグをあけて あなたがスイーと出てきたら思わず「きゃっ!!」って(^-^;驚くだろうなぁ
今では、女性も働くのが当たり前の世の中になりましたが 私が社会人になり立ての頃はそうではなかった。
女の子は(仕事をするにしても)結婚するまで2~3年の「社会勉強」「腰掛け就職」という考えが多かった。
職場では、名前のない、「女の子」だった。
何かミスがあると電話先で「申し訳ありません、女の子がしたことですから。」と、誰かが謝っていた。
届け物やおつかいがあると「それじゃ、〇時ごろ、うちの女の子に届けさせますので。」という会話。
苗字より、下の名前で呼ばれていた。「あさこちゃん」「ゆうこくん」なんて。私もそうだった。
女性には名刺がなく、女性社員だけ早く来て、掃除(机の上を拭く)とお茶入れがあった。
そういう時代だった。でも、時代は、変わった!!!
・・・・と、思っていた。
今の時代において
意志ある女性が、表だったときに名前のない「女の子」呼ばわりをされることなど金輪際ないだろう、と思っていた。
・・・「女の子の言ったことですから。」・・・ こんなこと。
でも
まだありました
「日本から「品性ない」発言も・・・16歳の環境活動家めぐる中傷の声」
>よくも!」。国連本部で各国代表をそうにらみつけたグレタ・トゥンベリさん。彼女への中傷や揶揄について東大名誉教授の上野千鶴子さんが語る。AERA 2019年10月14日号に掲載された記事を紹介する。
* * *
中略 *** *** ***
問題はここ↓
> 日本でもこんな発言が相次ぐ。
「16歳の考えに世界が振り回されたらダメだ」(橋下徹・元大阪市長)。「洗脳された子供」(作家の百田尚樹氏)。「お嬢ちゃまがやってることが間違ってる」(作家の竹田恒泰氏)
>ネット上で「小娘」「お姉ちゃん」と見下した表現や「彼氏紹介してやれ」といった侮辱がなされ、多くの「いいね」を集める。そんな日本の状況について、東京大学名誉教授の上野千鶴子さんはこう話す。
>「女性、子どもの声を『無力化』『無効化』する対抗メッセージはいつでも登場します。それをやればやるほど、そういうことをやる人の権力性と品性のなさが暴露されるだけです」
> 上野さんは4月の東大入学式の祝辞で、痛烈な性差別批判をした。祝辞では「しょせん女の子だから」と足を引っ張ることは「意欲の冷却効果」と説明し、ノーベル平和賞を受けたマララ・ユスフザイさんの父が「娘の翼を折らないようにしてきた」との発言を紹介した。
「同じメッセージを権威のある男性が言えば、聞かれるでしょうか? 繰り返されてきたメッセージに『またか』の反応があるだけでしょう。グレタさんのスピーチは、世界の要人が集まっても、いつまでたっても、何の進展もない現状に対するまともな怒りをぶつけたものです」
> 上野さんはこうも指摘する。
「環境問題は『未来世代との連帯』と言われてきました、が、その『未来世代』は死者と同じく見えない、声のない人びとでした。その『未来世代』が当事者として人格を伴って登場したことに、世界は衝撃を受けたのでしょう」
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「女性」を、「一人前」とみなさない。「女子ども」という言い方で、一括りにし、下に見る。当事者としての人格を認めない。
そういう人たちが、世の中にはまだまだ存在する。今回はそれがあからさまになった一例ともいえる。
でも
私はそんな世の中であっても ひとすじの光を見ている.。:・・.。:*・★というとキレイだけど
本心から、日々、明るさを感じています。「性差」の問題に関しては、この先たぶん・・今よりだんだん良くなっていくんじゃないか、と思います。
・・・何かというと、
職場(学校)で、数年前までは女性の先生というだけで、バカにするのか言うことを聞かない学生(男子)が、一定数存在しました。
それはどの女性の先生方もおっしゃっていたし、どこの学校でも同じようだということも事実としてありました。
・・・非常にやりづらかった。無力を感じることも、しばしば。ありました・・・
それが
ここ1~2年、そういう学生がいなくなってきたのです。これは、実感しています。また、他の先生方も「ほんとに、そういえばそうだわ」と異口同音。
「男の先生だから」「女の先生だから」と、区別するようなことなしに、どのクラスでも熱心に勉強してくれている。
女の子たちはもともと真面目なんだけど、この頃では若い男の子がすごくちゃんとしている。
この子たちが社会へ出て、5年10年15年、もっともっと先の日本を担っていく、そのころにはさらに下の世代も育ってきて、
今よりもっと、真の意味での男女平等・・・というより、男性も女性も、その人らしく、個性と人格を尊重し、生きていける世の中になっていると思う。・・・理想論でしょうか。
・・・そうなっていてほしい.。:・・.。:*・★(^^)/
子どもこそ、未来です。男の子も、女の子も☆みんな、がんばれ!!
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