新年度が始動.。:・・.。:*・★ 「4月」って、「1月」よりも新たな気持ちになりませんか?\(^o^)/
来週から授業も始まります☆1年生のクラス多め(^_-)-☆嬉しいなぁ(*˘︶˘*).。.:*♡ 1年生、初々しくて。
そんな新年度を前に、先月末の講師会で出た話題。
・・・最近の子は夢がない・・・ と、いうこと。就活指導などでも、
「何をしたらいいのかわからない」「将来の夢とかわからない」「夢をもちたいけど、どうするべきか」
というような質問がよく出るそうです。
面接で、「将来の夢は?」「この先、何をやりたいですか?」という質問が出ると、あまり答えられない。
とりあえず、就活本の模範解答で覚えたような、当たり障りのないことを言う。
どうしたもんでしょうね、と皆さんお話になっていましたが
実は私、その場ではうなずいていましたが、心の中では思っていることがありました。
子どもたち(というより、半分オトナのハタチ前後のみなさん)は、私達が考えるより、はるかに時代状況に敏感に生きている、と思うのです。
「夢を持ちましょう」「夢を持ち続けていればいつかは叶う」そんなことがあちこちで言われだしたのはいったいいつのころからでしょうか。
有名なスポーツ選手、下積みの長かった役者さんやミュージシャン、お笑い芸人、それに大企業の経営者などが、メディアを通してしきりに「夢」について語る毎日。
あの「シンデレラ」でさえも、「~♪ ゆ~め~は、かなぁ~うでしょう~~♪♪」と映画の中で唄っている。
「自分は小さい頃から夢を持ち続け、それに向かって努力し、ついに夢は叶いました。みんなも是非、夢をもってほしい!夢に向かってがんばれば、いつかは現実になるのです!」
子ども達は、小さい頃からそんなふうなコメントを見聞きし、夢は「持たなければいけないもの」と考えるようになります。
もちろん、夢を持つのは悪いことではありません。
でも、成功した人たちは夢を持ち続けたことだけで成功したわけではないし、子ども達に夢を持つことを結果として強要することにはなんとなく違和感があります。
なんといっても、「にんべん」に「夢」と書いて「儚い(はかない)」と読むのですから・・・
夢って、叶うこともあるけど、はかなく散ることだってある。
夢の必要性、重要性について過剰とも思われる情報が流されるのは、実は、
「夢を持つのが難しい時代」だからではないでしょうか。
社会に希望が満ちていれば、夢という言葉が多用されることはないと思うのです。
そんな世の中であれば、わざわざ「夢を持ちましょう」と呼びかけなくても、子ども達は自然と将来について、自分の未来について、ポジティブに考えるようになる気がする。
これは、子どもに限らず、大人でもそうだと思う。人って、そんなものではないでしょうか。
私もクラスで、次のような話をすることがあります。
「夢、というより『目標』と言ったほうがいいと思います。ないよりも、持っていた方がいいものです。
でも、自分には夢や目標がないからといってがっかりしなくていいんです。私もみなさんぐらいの時に、はっきりとした夢や目標なんて持っていませんでした。そんなことより、次のデートに何を着て行こうか、とか、映画や音楽や読みたい本や流行っているお店情報とか、そういうことにはすごく興味がありました。
好奇心を失わず、自分が『好きなこと』に熱中し、『興味があること』に積極的に接していれば、いつか必ず『何か』に出会えます。人かもしれない、物や場所かもしれない、でもそれは必ずやってくるものです。
そして、そのための時間を、あなたたちはとっても多く持っているんです。」
あせることなんてない。「それ」は必ずやって来る。
新年度、いろんなことを、キャッチしていこう!
(@^^)/~~~
来週から授業も始まります☆1年生のクラス多め(^_-)-☆嬉しいなぁ(*˘︶˘*).。.:*♡ 1年生、初々しくて。
そんな新年度を前に、先月末の講師会で出た話題。
・・・最近の子は夢がない・・・ と、いうこと。就活指導などでも、
「何をしたらいいのかわからない」「将来の夢とかわからない」「夢をもちたいけど、どうするべきか」
というような質問がよく出るそうです。
面接で、「将来の夢は?」「この先、何をやりたいですか?」という質問が出ると、あまり答えられない。
とりあえず、就活本の模範解答で覚えたような、当たり障りのないことを言う。
どうしたもんでしょうね、と皆さんお話になっていましたが
実は私、その場ではうなずいていましたが、心の中では思っていることがありました。
子どもたち(というより、半分オトナのハタチ前後のみなさん)は、私達が考えるより、はるかに時代状況に敏感に生きている、と思うのです。
「夢を持ちましょう」「夢を持ち続けていればいつかは叶う」そんなことがあちこちで言われだしたのはいったいいつのころからでしょうか。
有名なスポーツ選手、下積みの長かった役者さんやミュージシャン、お笑い芸人、それに大企業の経営者などが、メディアを通してしきりに「夢」について語る毎日。
あの「シンデレラ」でさえも、「~♪ ゆ~め~は、かなぁ~うでしょう~~♪♪」と映画の中で唄っている。
「自分は小さい頃から夢を持ち続け、それに向かって努力し、ついに夢は叶いました。みんなも是非、夢をもってほしい!夢に向かってがんばれば、いつかは現実になるのです!」
子ども達は、小さい頃からそんなふうなコメントを見聞きし、夢は「持たなければいけないもの」と考えるようになります。
もちろん、夢を持つのは悪いことではありません。
でも、成功した人たちは夢を持ち続けたことだけで成功したわけではないし、子ども達に夢を持つことを結果として強要することにはなんとなく違和感があります。
なんといっても、「にんべん」に「夢」と書いて「儚い(はかない)」と読むのですから・・・
夢って、叶うこともあるけど、はかなく散ることだってある。
夢の必要性、重要性について過剰とも思われる情報が流されるのは、実は、
「夢を持つのが難しい時代」だからではないでしょうか。
社会に希望が満ちていれば、夢という言葉が多用されることはないと思うのです。
そんな世の中であれば、わざわざ「夢を持ちましょう」と呼びかけなくても、子ども達は自然と将来について、自分の未来について、ポジティブに考えるようになる気がする。
これは、子どもに限らず、大人でもそうだと思う。人って、そんなものではないでしょうか。
私もクラスで、次のような話をすることがあります。
「夢、というより『目標』と言ったほうがいいと思います。ないよりも、持っていた方がいいものです。
でも、自分には夢や目標がないからといってがっかりしなくていいんです。私もみなさんぐらいの時に、はっきりとした夢や目標なんて持っていませんでした。そんなことより、次のデートに何を着て行こうか、とか、映画や音楽や読みたい本や流行っているお店情報とか、そういうことにはすごく興味がありました。
好奇心を失わず、自分が『好きなこと』に熱中し、『興味があること』に積極的に接していれば、いつか必ず『何か』に出会えます。人かもしれない、物や場所かもしれない、でもそれは必ずやってくるものです。
そして、そのための時間を、あなたたちはとっても多く持っているんです。」
あせることなんてない。「それ」は必ずやって来る。
新年度、いろんなことを、キャッチしていこう!
(@^^)/~~~