Suzuka to the world!!

〜鈴鹿の山から世界の山へ〜 山岳スキーレーサー小寺 教夫が送るMountain life のブログです。

コンディショニング

2018-03-15 16:13:59 | skimo
今日はてらだ接骨院さんでレース前のコンディショニング。院長の寺田先生とは同じ山岳会に所属しているので、山や私のことを良く知っている方に施術してもらえ、とても安心感があります♫



特にウィンタースポーツは短期間にトレーニングとレースが集中するので、シーズン終盤は疲労との戦い。頼れる先生の施術で身体のコンディションを整えつつ、残りのレースでもベストなパフォーマンスを発揮したいと思います!




Finishing!!仕上がり具合は上々♫

2018-03-14 13:09:58 | skimo
アジアカップ前、最後の山へ行ってきました!



おそらく今日が今シーズン、鈴鹿の山での滑り納めになると思います。



そんな今日は暖かいと言うよりは暑いくらいの気候。上着もいらず、動いている限りはTシャツ1枚でOK!登りはしっかりと汗をかきました。



雪は春らしいザラメで滑りは快適♫短いスロープをクイックに登り返して、何度も最後まで滑りを楽しみました。



今シーズンも長い間、たっぷりと鈴鹿の雪に楽しませてもらいました!

What's SKIMO?① スプリントレース

2018-03-13 12:19:44 | What’s SKIMO?
不定期連載 What's SKIMO?

まだまだ日本国内ではあまり知られていないSKIMO。そんなSKIMOの世界をテーマ毎にご紹介させていただきたいと思います♫

今日のテーマは「スプリントレース」

SKIMOにはいくつかの種目がありますが、その中で最も距離が短い種目がスプリントレースです。

観戦者からすべてが見渡せる程のエリアに規定されたコースを設定して、着順、タイムにより予選→準々決勝→準決勝→決勝と勝ち上がって行くレースです。陸上のトラック競技や水泳競技と一緒ですね。



一部では、オリンピックにはこの種目で採用されるのでは?と言われているくらい、観戦者にもわかりやすく、エキサイティングな種目です。

コースには規定があり、スタートから順に、

①シールパート
距離200m、標高差30m〜60mをシール(滑り止め)を貼ったスキーで駆け上がります。



②ツボ足パート
ザックにスキー板を取り付け、標高差20m〜30mを駆け上がります。



③シールパート
スキー板を履き標高差30mを①と同じく駆け上がります。

④滑降パート
スキー板からシールを剥がし、斜面に設置された旗門を順に通過して滑降します。



⑤フィニッシュ
滑降後、フィニッシュ前は登り返しになっているので、選手はスケーティングでゴールします。



コースはトップ選手でゴールタイムが3分から3分30秒ほどになる様、セットされます。

選手は予選から決勝まで進むと、最多4本のレースを短いインターバルでこなさなければならないので、力のある選手、予選突破狙いの選手、一発狙いの選手などで戦略が大きく違ってきます。

また、短期決戦のレースだけにちょっとしたミスで順位が大きく入れ替わることもあるので、そのあたりもスプリントレースの面白さだと思います。

山スキーの要素をギュッとコンパクトなコースに詰め込んだレース、それがスプリントレースです♫