Suzuka to the world!!

〜鈴鹿の山から世界の山へ〜 山岳スキーレーサー小寺 教夫が送るMountain life のブログです。

交流会 in ソウル

2018-03-18 22:01:23 | skimo
ソウル市内まで戻ってきました!



今夜は本場のサムギョプサルをいただきながら、韓国山岳連盟の方々との交流会♫



サンチュや胡麻の葉で焼肉を巻いて、本場の味を満喫しました。



もちろん焼酎のビール割、通称「爆弾」で乾杯!!これがまたうまい!!私は昨年、一発でハマりました♫

昨年もこの遠征に参加して感じたことですが、韓国の方々はとてもスポーツに情熱的で、海外選手たちへのホスピタリティにもあふれています。

きっと2度のオリンピックの成功は、この情熱とホスピタリティがあってのことだと思います!

韓国のみなさんは本当に良い笑顔でスポーツを楽しまれていて、今回もskimoを楽しむみなさんの笑顔がとても印象的でした♫

スポーツを笑顔で楽しむ!素晴らしい文化だと思います!




Asian cup 2018 day.3

2018-03-18 18:00:19 | skimo
今日はインディビジュアルレース!
朝7時のスタートに合わせ、3時半に起きて軽いスキーランニングで身体を目覚めさせます。



レースはスタートから先頭集団で進み、中盤以降は5番手。5位の入賞圏内を守りつつ、メダル圏内の3位をターゲットに終盤の長いツボ足パートでアタック!!



一時は4番手の背中を捕らえましたが、攻めかなわず5位入賞でゴール。



海外で3位以内という次のステップはお預けになりましたが、それでもアジア選手権に続いてアジアカップでの連続入賞は、大きく経験値の上積みになりました。



アワードセレモニーでは今年も壇上へ。スポーツをやってきて良かったと思える瞬間です♫2連覇となったロシアのアマンガリエフ選手の栄誉を称えてロシア国歌の演奏。



極東カムチャッカの世界遺産の山でトレーニングしているアマンガリエフ選手。彼らが主催しているヨーロピアンカップ大会がカムチャッカで開催されているので、いつか彼の地元へ遠征してみたいと思います。



さて、次のレースの舞台は国内へと戻ります!4月8日の八方バーティカルレースと4月15日の日本選手権。



どちらも国内skimoレースの最高峰。海外で積み上げた経験を武器に、両大会で活躍できる様がんばります!



Asian cup 2018 day.2

2018-03-17 21:00:38 | skimo
今日は朝のコースインペクションからスタート。



明日のインディビジュアルに向けて、今年も地元韓国の選手たちが詳しくコースを案内してくれました♫



最高点から眺める山並みは標高1000m強の峰々。どこか鈴鹿の山並みにも似ている様な気がします。

昼食と選手受付を挟んで、16時半からいよいよスプリントレース開始!



個人タイムアタックの予選(28名→12名通過)は全体5位で通過。



準決勝(各組6名→3名通過)は1組目に私を含め日本人選手4名が固まる組み合わせ。規定どおりの振り分けとは言え、ここまで固まるとは…。おまけにアジアチャンピオンの中国選手まで同組の厳しい組み合わせ。

これを中国選手に続いて2位で通過。

決勝はロシア2名、中国2名、日本2名の組み合わせ。

先攻で攻めた決勝はアジア選手権に続いて6位。レース内容に大きなミスはなかったので、やはりこの先に進むにはレベルアップが必要な様です。とにかく中国選手の登坂パワーがすごい。ここを詰めなければ、逆転はないと感じました。日本勢では藤川選手が準優勝!!おめでとうございます♫

私としては今回もしっかりとファイナルに駒を進めることができた、その部分は評価できると思います。まずはファイナルの常連になり、そこから更に上を目指したいと思います。



夜には盛大なオープニングセレモニーが開催されました。



明日は7時からインディビジュアルレースです!




Asian cup 2018 day.1

2018-03-16 21:03:49 | skimo
アジアカップ出場のため、1年ぶりに韓国にやってきました!



オリンピック、パラリンピックに合わせて新設された仁川空港の新ターミナルではオリパラマスコットのスホラン(白虎)とバンダビ(ツキノワグマ)がお出迎え♫


空港にはパラリンピックの選手、関係者用ゲートなども設置されていて世界大会が開催されていることを実感できました。



今日は他の日本人選手、ロシア人選手と一緒にバスで大会会場のhigh-1リゾートまで移動。



途中、私も大好きな韓国料理(今夜は参鶏湯)でお腹を満たし、栄養補給はパーフェクト♫明日からいよいよ2日間のレース日程が始まります!


What's SKIMO?② インディビジュアルレース

2018-03-16 08:04:08 | What’s SKIMO?
不定期連載 What's SKIMO?②

今日のテーマは「インディビジュアルレース」

インディビジュアル→individual
直訳すると「個人」

なので、日本人選手の中では「個人レース」なんて呼んでいたりします。スプリントやバーティカルも個人レースなのに、なぜあえてこの種目にインディビジュアルという名前を付けたのか?そのあたりは機会があったら詳しい人に聞いてみようと思います。

さて、インディビジュアルレースはSKIMO種目の中でも競技時間が長く、アップダウンの激しい種目です。



コースは標高差1600m〜1900m、最低3回の登りと降りで構成されます。距離はトップ選手で1.5時間〜2.0時間のゴールタイムになるように設定されます。



シール登行、ツボ足、滑走は規定に定められた割合で配置され、それぞれの切り替えは指定されたエリアで行います。



インディビジュアルレースには言うまでもなく、山岳スキーに必要なすべての技術、体力が要求されます。競技時間も長く、登りも降りも複数回あることから、選手の持ち味、個性によってレースの攻め方や駆け引きも変わってきます。



きっとみなさんがイメージされている山岳スキーレース、SKIMOにはこの種目が一番近いと思います♫