こんばんわ 鈴木有機農園です。
今日は朝から、小林さんに乗せられてEMでの農法の圃場を4ヶ所回りました。 津波で塩害に会われた圃場です。 洗い流さずにEM活性液を流し込んで栽培していた圃場が普段と変わらない生育をしていました。
左は何回代掻きしたのかは不明ですが、塩害と思われる生育をしています。 良い生育をしていました。 難を言えば、茎数の取れ過ぎのようで、栽培密度を広げてやれば、病気・倒伏の心配は解消するのではと思ってきました。
今日案内してくれた三浦さんの圃場です。 すっきりとした根元まで光線が入る理想の姿でした。 今ではタネを探そうにも探せない「ささしぐれ」を栽培していました。 三浦さんのこだわり、EMだけでなく、いろんなものに挑戦している様子が栽培を通して覗う事が出来ました。 ところどころ走り穂が見られ順調な天候が続くと、後5日ぐらいが出穂すると思います。
左から小林さん、三浦さん、西渕さん
「上品の里」で昼食をとり、井内地区の千葉さん宅の圃場に向かいました。 千葉さんの奥様は、田植え長靴を履いて、草取りで頑張っていました。 6月10日に伺ったときに、稲ミズゾウ虫の駆除が優先しなければと、アドバイスしてきた水田です。 今年から有機栽培にと意気込んでいましたが、津波で藁が寄せられた所は、ちょっと無残でした。 深水管理の栽培法かと思われる水管理で、よけいに根腐れ助長しているようでした。 その場で、畦畔を切り、排水をして、色あせた所に追肥を奨めてきました。
三浦さん以外は、塩害の水田でしたが、EMの効果が顕著に現れていました。 いろんな水田を見て、何故だろうと考えるたびに私自身勉強になりました。