人参に被覆 ３・11東日本大震災の法要とあの時

こんばんわ　　　鈴木有機農園です。

　今日は午後から人参にパオパォと有穴ポリをひふくしました。　　ちょっと風がありましたがなんとか１本だけ被覆する事が出来ました。　飛ばされないように鉄筋を周りに置いての作業でした。　残りの１畦分鉄筋が足りず、休日の仙台鋼材社長が自ら５．５ｍを半分に切断してもらい購入してきました。　春一番に備えての風対策です。　後は旨く発芽してくれれば言う事なしです。　明日午前に残りの１本被覆終わらせます。

　明日午後、３．１１の東日本大震災法要に親父と参加します。　浄土宗・照徳寺で１時３０分からの法要です。　弟夫妻と祖父母が津波で亡くなっての供養です。　７年前に「見つかって良かったね」「火葬にできて良かったね」と良いことないのに、そんな言葉が交わされた異常な社会現象でした。　親友の息子さんは山形で火葬でした。　死体安置されたグランディに何度も通って、いろんな境遇の方々と出会いました。　私と数分会話した３０歳ぐらいの男性、妻が見つからないためグランディに、父親の背中にいた娘さんは７歳半位に確実になったはずです。　時々どうなったんだろうと思いだすことがあります。　私は横浜のお得意さんが深沼の別荘で被害にあわれての捜査でした。　３度目に行った時に確認できましたが、お兄さんは母親に見せられないと嘆かれていました。　足の指が欠損しているのを見てもらえなかったと、一回目にしっかり確認して貰えばと悔し涙でした。　復興したように見えていても、まだまだ心の復興は癒されていませんし、経済的な余裕も失っていまってす。　震災の現状をしっかりと後世に残すのが生かされた者の使命でしょう。　「絆の井戸」で東日本大震災の岡田の現状と支援を戴いた方々・ボランテァで復興に協力してくれた様子は展示してあります。