鈴木有機農園

鈴木有機農園の代表、鈴木英俊のブログです。

人参コモ除去 自家採種のササニシキ

2018-03-26 20:01:56 | 日記
こんばんわ   鈴木有機農園です。

 人参が発芽しました。 午前中に人参にかけていたコモを外しました。 人参にはパオパオと有穴ポリで、これからは生育を促します。 コモはパオパオと有穴ポリノ間にかけてありますので、蒸れてワラがふやけてしまい耐久性が無くなります。 乾いてから収納です。 生育状態を見て有穴ポリを外し、霜の害がなくなる頃にパオパオをはずします。 
 ササニシキの足りない分は自家採種で間に合わせます。 籾貯蔵ですので籾は大量に保管しています。 午後から籾の選別作業でした。 ササニシキは他で栽培していませんので、他所で余ることはありません。 ひとめぼれなどは声掛けすれば貰えます。 ササニシキは宮城の幻の品種になってしまいました。 倒伏しやすい、冷害に弱いと言うことで敬遠されてしまいました。 私の19年のササニシキ栽培歴で見ますと、決して弱いのでなく化学物質に敏感だったのです。 化学肥料を使わなくなって今年で20年、ひとめぼれもササニシキも手作りのEMボカシと卵ボカシだけで他所のと比べても遜色ない生育をしてくれます。 もう少し選別作業が残っています。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

堀払い   海水汲み

2018-03-25 20:26:47 | 日記
こんばんわ   鈴木有機農園です。

 今日は8時半から用水堀の堀払いでした。 コンクリートの水路ですが12人で角スコップを使って泥あげです。 ジュースの空缶・コンビニ弁当の殻など肥料袋に3個ほど回収しました。 水路をゴミ捨て場と勘違いしている輩もいるのです。 いつもこの時期に田圃作業始まる前の水路の整備です。 今日は息子と二人で参加しました。 実行組合長宅では息子2人参加してくれ予定より早く終わりました。 昼食はとんかつ弁当と組合長の奥様の味噌汁で美味しく戴きました。

 種籾の選別に使う海水を仙台新港で汲んできました。 バケツにロープを繋ぎ岸壁から汲んできました。 海水に塩を加えて濃度を濃くして、比重の重いものだけを種籾として使います。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

種籾準備

2018-03-24 21:19:05 | 日記
こんばんわ   鈴木有機農園です。

 今日はササニシキの種籾の準備でした。 JA仙台に注文していた分が足りなくて、問い合わせたのが数日前、予約していた分だけということで入手できませんでした。 ならば自タネでということで、籾貯蔵のササニシキから種もみを取ることにして今日から始めました。 脱亡機を引っ張り出し、籾に付いた枝梗を取り除く作業です。 塩水選で浮いた籾を取り除き、良い種籾だけを選別します。 JAから購入した種籾も塩水選で比重の小さい浮いた籾を取り除きます。 健苗の苗を作るのに人任せの種籾に人手間かけての作業です。 昔は自家採種が当たり前で、苗半作と言われるほど、苗作りに本気でした。 充実した籾が太く丈夫な芽を出すからです。 種籾の浸水も川の流水で長く漬け込み、生命力の弱い籾は自然淘汰されます。 そんな方法で丈夫な苗を作っていたのです。 籾の選別が苗作りには欠かせない作業の一つです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2週間ぶりの野菜売り

2018-03-23 21:07:25 | 日記
こんばんわ   鈴木有機農園です。

 今日は久しぶりに野菜売りでした。 先週1回休むと「今日は野菜売りに来てくれるのか」と問い合わせの電話が数件ありました。 販売していて「待ってたんだよ」と言われたり、野菜売りの必要性を感じてきました。 マンションに住む山ガールの田中さんは大きなリックサックに野菜を上手に詰め、娘さんの分まで背負って帰ります。 駐車場多い時5人寄って居炉端会議? 料理法・今日は甘酒の作り方などの話題でした。 生で麹を食べてもらっての盛り上がりです。 フランス料理・シェヌーのシェフに1㎏の麹を贈呈し、料理で活用してもらいます。 何時も残った野菜を土・日に販売協力してくれるいイセユーカバン店の女将にも贈呈してきました。 販売には繋がりませんでした。  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

義兄の葬儀

2018-03-22 19:11:04 | 日記
こんばんわ   鈴木有機農園です。

 今日は雨降りの中の義兄の葬儀に親父と参列しました。 11時からの葬儀で45分ぐらいの儀式でした。 午後1時に葛岡火葬場に向かい、專能寺での納骨は小雨のため執り行わず、百箇日の法要後の会食は4時過ぎでした。 義兄は建設業を起こし民間・官公庁の建築・土木工事を請け負い、信頼された施工で業績を上げた経営者でした。 義兄の会社に21年間建設業界に身を置いて、得たものが退職後の農業に役立ち、農業で食える経営を考える事が出来ました。 勤めていた時に、化学肥料・除草剤・農薬の効果などの比較試験をして、二足わらじでの一足分は試験圃場で楽しみながら比較試験を繰り返し繰り返ししていました。 給料という経済的な余裕があって、いろんな試験を取り入れ遊び心での農業が出来ました。 会社勤めでいろんな経営者と会って経営理念を学び、社内の幹部研修で経営学を学べたことが今の農業に一番役立っています。 何よりそういう方向に引き回してもらった義兄・前社長のお陰でした。 生前中に心の内をお話し出来なかったことを悔やみ、感謝の気持ちで手を合わせてきました。 ご冥福をお祈り致します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする