しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

衝撃的な音楽と出会う

2009-06-10 07:03:35 | 音楽関連
 カテゴリーに音楽関連とありながらも音楽の話が無かったです。

 3歳上の兄の影響でビートルズやサイモン&ガーファンクル等を小学校6年くらいから聞いていたマセガキである。ついでにフォークギターも教えてもらい得意になってなぜか22才の別れを弾いていた。

 ある日兄が「すんげえー音楽を聞かせてやる!」と兄の部屋へ行くともうすでにレコードをかける準備とカセットテープに録音する準備が出来ている。夢中になって聞くはずだと踏んでの押し付けがましい兄のおせっかいだ。レコードに針を落としてから兄はどっかに行ってしまうのだが、これは感動しやすいようにとの配慮だったと思う。ディープパープルのマシンヘッドからハイウェイスターが流れ出す。

 衝撃的だった!曲の始まりから強烈なビートが刻まれて、何かが足の裏から入って頭のてっぺんに突き抜けていったのである。この感覚は高校1年でもう1度味わう事が出来るのだが、それ以降は音楽でこれほど衝撃を受ける体験はしていない。

 この頃はロックの黄金時代だったようで、クイーンやボストン、キッスもいればスコーピオンズと毎週ぎんざNow(どんな字だったかな?)で洋楽も紹介している。
FMでエアチェックもしまくりでダイヤトーン ポップスベスト10なんてカセットに録音しまくりだ!バンヘイレンも登場したがパープルはリッチーが脱退してレインボウを結成してたかな?

 中学2年で肩掛けカバンにレインボウの文字をマジックで書いてる奴がいた時には、この学校でパープルの音楽を知っている人間がいるなんて!まるで同志に出会えた喜びでもあった。今は八百屋をやっているがお互いに世界に通じる日本人のロックスターを夢見ていた点では同じだ。

 こういう感動はどんどん伝わりロックを聴いてギターを弾く友人も増えてゆくのだが、なぜかフォークソングが多い。洋楽の譜面が無いからだが日本の歌謡曲などは明星の付録とかに付いてくるからアリスやチャゲ&飛鳥もデビューしたし渡辺真知子や紙ふうせんなんかも弾いていましたね。

 ハードロックからヘビーメタルに進化する良い時期にロックを聴いて育つ事が出来たのは、とても幸せだったのだろう。パープルは20歳頃に再結成してパーフェクトストレンジャーを日本武道館で聞いた。もちろん中学時代の連中と一緒に同じ想いで感動を共有出来ましたね。

 今、音楽でこんな衝撃を受ける事が出来るのか?と疑問に思う。
コメント (2)
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