7/9日号のHEALTH特集は、『悪夢のシナリオ・どうやって管理、改善するか』。
なかなか興味深いストーリーでした(36ページから)。
まずクイズをやってみましょう!
http://healthland.time.com/2012/06/28/a-nightmare-quiz-just-how-bad-are-your-dreams/
1.週に一度は悪夢に悩まされる。
2.悪夢で起きることがある。
3.崖から落ちたり、体がマヒするという他に生命の危機や自尊心を汚される悪夢も見る。
4.日常のストレス(仕事や対人関係)から悪夢が起こりそうだが、出所は定かじゃない。
5.また悪夢を見るんじゃないかと、寝る前に不安になる。
6.同じ悪夢を何度も見ることがある。
7.悪夢を思いかえすと、恐怖はもとより驚くほど細部まで思い出せる。
8.見ている間に不安だけじゃなく、怒りや恥ずかしさも感じる。
9.悪夢を思い出すと、翌日もそれを引きずる。
10.悪夢で目が覚めると、体が緊張状態になっている。
以上、昨今の湿度の高さで寝られずに起きることはあっても、
この診断結果はすべて「NO」となり、
あなたはまるで赤ちゃんのようにぐっすりと寝ています
というものでした。
悪夢というと映画『エルム街の悪夢』がすごい有名ですよね?
あんな夢を見たんじゃ、そりゃ寝るのが恐ろしくなります。
この記事には、いま睡眠障害の研究が非常に注目を浴び始めていることが書いてあります。
現在注目度No.1は、「睡眠時無呼吸症候群」と悪夢との関連性。
しかし、アメリカでこの研究が注目を浴びるのは、帰還兵のPTSDから悪夢を見るという病的な症状が出始めたからです。
やっぱり人間が虫けらのように殺されるのを目前に見て、自分もいつ?と思いながら過ごすのは
どんなに脳の心をつかさどる部分にダメージを与えることか。
不眠症、insomniaに苦しむアメリカ人が6千万人というのも驚き。
PTSDを含めたストレスから来る悪夢を改善するのは、
imagery rehearsal therapy(よいことを想像する治療方法?)が効果的だと書いてあります。
毎日数分自分にとって、こうあったらいいなぁ~、と思うことを考えるというもの。
本当にこんなんで大丈夫?と思うのですが、これが案外効果的だというのです。
ただこれだけでは悪夢とサヨナラはできません。
クスリの服用、prazosinという薬がお勧めだということです。
面白いのは、この薬は高血圧抑制剤として認可&普及したのです。
ところが、副産物として脳の血流を促進したら、悪夢を見ていた高血圧の患者さんが
見なくなったことから
悪夢治療に一役買うことになったということです。
よい眠りは潜在的なビジネスになりそう。
でも、悪夢ばかりでゆっくりぐっすり寝れないという人にとって
昼間の日常生活が送れないのでは、これは厄介な問題ですよね。
なかなか興味深いストーリーでした(36ページから)。
まずクイズをやってみましょう!
http://healthland.time.com/2012/06/28/a-nightmare-quiz-just-how-bad-are-your-dreams/
1.週に一度は悪夢に悩まされる。
2.悪夢で起きることがある。
3.崖から落ちたり、体がマヒするという他に生命の危機や自尊心を汚される悪夢も見る。
4.日常のストレス(仕事や対人関係)から悪夢が起こりそうだが、出所は定かじゃない。
5.また悪夢を見るんじゃないかと、寝る前に不安になる。
6.同じ悪夢を何度も見ることがある。
7.悪夢を思いかえすと、恐怖はもとより驚くほど細部まで思い出せる。
8.見ている間に不安だけじゃなく、怒りや恥ずかしさも感じる。
9.悪夢を思い出すと、翌日もそれを引きずる。
10.悪夢で目が覚めると、体が緊張状態になっている。
以上、昨今の湿度の高さで寝られずに起きることはあっても、
この診断結果はすべて「NO」となり、
あなたはまるで赤ちゃんのようにぐっすりと寝ています
というものでした。
悪夢というと映画『エルム街の悪夢』がすごい有名ですよね?
あんな夢を見たんじゃ、そりゃ寝るのが恐ろしくなります。
この記事には、いま睡眠障害の研究が非常に注目を浴び始めていることが書いてあります。
現在注目度No.1は、「睡眠時無呼吸症候群」と悪夢との関連性。
しかし、アメリカでこの研究が注目を浴びるのは、帰還兵のPTSDから悪夢を見るという病的な症状が出始めたからです。
やっぱり人間が虫けらのように殺されるのを目前に見て、自分もいつ?と思いながら過ごすのは
どんなに脳の心をつかさどる部分にダメージを与えることか。
不眠症、insomniaに苦しむアメリカ人が6千万人というのも驚き。
PTSDを含めたストレスから来る悪夢を改善するのは、
imagery rehearsal therapy(よいことを想像する治療方法?)が効果的だと書いてあります。
毎日数分自分にとって、こうあったらいいなぁ~、と思うことを考えるというもの。
本当にこんなんで大丈夫?と思うのですが、これが案外効果的だというのです。
ただこれだけでは悪夢とサヨナラはできません。
クスリの服用、prazosinという薬がお勧めだということです。
面白いのは、この薬は高血圧抑制剤として認可&普及したのです。
ところが、副産物として脳の血流を促進したら、悪夢を見ていた高血圧の患者さんが
見なくなったことから
悪夢治療に一役買うことになったということです。
よい眠りは潜在的なビジネスになりそう。
でも、悪夢ばかりでゆっくりぐっすり寝れないという人にとって
昼間の日常生活が送れないのでは、これは厄介な問題ですよね。