香川県丸亀、善通寺、琴平あたりにあるB級グルメの王道の店へ
息子が毎月往復夜行高速バスで出かけるようになったのは、1年ほど前からだったかな?
ゲーム三昧で本当にファミコンとの戦いを繰り広げたわが家の息子。
宵っ張りで朝寝坊。
学校の授業よりゲームを24時間ずっとしていたいほどの,
のめり込みようでした。
だから学校のお勉強も本当にしない子でした。
学期末にある保護者会、つまり通信簿をいただきに行く日が近づくと
マジで知恵熱が出しまうほどのイヤさでした。
「忘れ物が多い」「遅刻が多い」「授業中ぼぉ~っとしている」
中学校の定期テストの前日に翌日の科目(理科)の教科書一式を学校においてくるというほど
全く勉強しない子どもだったのですぞ。
もう泣きそうでした。
教育者の夫は、そのすべて私のせいにするという悪循環。
彼の義務教育逸脱行動?で夫婦喧嘩が絶えない家でしたからねぇ(ため息)。
学期末毎に彼のせいで夫婦喧嘩が絶えませんでした。
いや~、教育者の家庭の子どもは大変ですわ。
このような親泣かせの息子も何とかシステムエンジニアとなり
県下にある半導体の工場に勤務して今に至っています。
彼がとても好きな役者が北海道出身の同じく中学校教師を両親に持つ「大泉洋さん」。
同じような親泣かせの人生前半を歩んできたそうです。
そこがどうも息子の心の琴線を揺さぶるのか。
その大泉さんが主演の20年ほど前にローカル番組として出発した『水曜どうでしょう』。
ゲームオタクだった息子を30歳になって世界を見歩く目を持たせてくれたのです。
番組内の企画で四国八十八ヶ所巡りを罰ゲームで大泉さんたちが回っているを見て
「俺も行ってみようかな?」と思わせてくれたのです。
いや~、これだけでも命の恩人かもしれません。
それくらい奇人変人で変わり者でしたから。
自宅でずっとPCのモニター画面を朝から晩まで見てて平気な子でしたもん。
7月27-28日に彼が、
「ええとこに泊まらせてあげるから、俺がいつもいくうどん屋へいこうや!」
ということで旅行が決定。
一泊の宿は、琴平にある琴参閣という温泉旅館。
いや~、金毘羅さんの宿泊施設では一番大きいのじゃないですか??
1日目は、丸亀城に行ったり(写真のお城と大手門内の男性二人参照)、
自分の汗で陽炎が立ち昇るほどの暑さの中、
夫は宿についてから止せばいいのに、金毘羅宮まで息子と登ってくると言い残して出て行きました。
1時間ほどして・・・・。
目の下に疲労でクマが出来てんのとちがう?というほど、くたくたに疲れてご帰還。
バカダナァ、30歳の息子と同じことしたらアカンよな。
担当係の妙齢のお姉さんに、
「うちの息子いかが?おねえさん、もう彼氏いますよね??」
などと、もうオバタリアン炸裂で誰かいないか尋ねる母でした(汗)。
その彼女が給仕してくださった夕食がこれ→
茶碗蒸しの中にとうもろこしを団子にした、もろこし団子いり茶碗蒸しというのが面白かったですね。
そうそう。
香川県民でもご存知なさそうな場所にも行きました。
それは「まんのう池」。
満濃池ともいうそうです。
夫は元・社会科、それも日本史が専門の教師だったので、このまんのう池が空海とゆかりがある池でせっかくだから見てみるぞ、と出かけると・・・。
なんとういうか。
格別どうということもない灌漑用の池でした。
おかしかったのは、釣りに来ていた地元の男性がわが家の車の三重ナンバーを見て一言、
「三重県から来るってびっくりやな!」と驚いていたこと。
そりゃそうやろ。
この池だけわざわざ見にきてたら、どんな変わりモンかと思われますわ。
2日目は、1日目に2軒巡ったうどん屋とは別の場所を3軒制覇。
土曜日ということもあり、他県からきた私たちみたいな人ばっかりで
付近は渋滞がでる始末。
写真にはとれなかったのですが、愛媛に近い山奥にある谷川米穀店という看板も出ていない店にも行きました。
ここも行列が・・・・。
香川県民いこいの森のような場所なんですが、いや~びっくりした。
ここはうどんの汁はなし。
ゆでたての麺に醤油とからーい唐辛子の佃煮をかけて食べるスタイルでした。
帰る前に高松城に寄りました。
止せばいいのに、観光課の方とおぼしきハッピを着込んだ男性に夫が声をかけたら・・・・。
「合点承知!」とばかり、高松の由来から城の城主、
生駒親正氏の人となりと政治経済、
最後には香川県民の県民性まで語っていただきました。
時刻がお昼の12時過ぎから1時間ほど・・・・。
なはははは~。記憶に鮮やかに残る高松城の知識が増えました。
日本のベネチアをめざしたという高松城。
正妻がキリシタンに帰依したということから、
それをシンボルとする蘇鉄(そてつ)を大切に育てたということでした。
あまり普通では味わえない旅行の長々した顛末紀となりました。
あさってからは、断り続けたのにすっかりスタッフの一員に組まれていた地獄の中三生への半月に渡る夏期講習がスタートします。
はぁ~、萎えるなぁ・・・・。
息子が毎月往復夜行高速バスで出かけるようになったのは、1年ほど前からだったかな?
ゲーム三昧で本当にファミコンとの戦いを繰り広げたわが家の息子。
宵っ張りで朝寝坊。
学校の授業よりゲームを24時間ずっとしていたいほどの,
のめり込みようでした。
だから学校のお勉強も本当にしない子でした。
学期末にある保護者会、つまり通信簿をいただきに行く日が近づくと
マジで知恵熱が出しまうほどのイヤさでした。
「忘れ物が多い」「遅刻が多い」「授業中ぼぉ~っとしている」
中学校の定期テストの前日に翌日の科目(理科)の教科書一式を学校においてくるというほど
全く勉強しない子どもだったのですぞ。
もう泣きそうでした。
教育者の夫は、そのすべて私のせいにするという悪循環。
彼の義務教育逸脱行動?で夫婦喧嘩が絶えない家でしたからねぇ(ため息)。
学期末毎に彼のせいで夫婦喧嘩が絶えませんでした。
いや~、教育者の家庭の子どもは大変ですわ。
このような親泣かせの息子も何とかシステムエンジニアとなり
県下にある半導体の工場に勤務して今に至っています。
彼がとても好きな役者が北海道出身の同じく中学校教師を両親に持つ「大泉洋さん」。
同じような親泣かせの人生前半を歩んできたそうです。
そこがどうも息子の心の琴線を揺さぶるのか。
その大泉さんが主演の20年ほど前にローカル番組として出発した『水曜どうでしょう』。
ゲームオタクだった息子を30歳になって世界を見歩く目を持たせてくれたのです。
番組内の企画で四国八十八ヶ所巡りを罰ゲームで大泉さんたちが回っているを見て
「俺も行ってみようかな?」と思わせてくれたのです。
いや~、これだけでも命の恩人かもしれません。
それくらい奇人変人で変わり者でしたから。
自宅でずっとPCのモニター画面を朝から晩まで見てて平気な子でしたもん。
7月27-28日に彼が、
「ええとこに泊まらせてあげるから、俺がいつもいくうどん屋へいこうや!」
ということで旅行が決定。
一泊の宿は、琴平にある琴参閣という温泉旅館。
いや~、金毘羅さんの宿泊施設では一番大きいのじゃないですか??
1日目は、丸亀城に行ったり(写真のお城と大手門内の男性二人参照)、
自分の汗で陽炎が立ち昇るほどの暑さの中、
夫は宿についてから止せばいいのに、金毘羅宮まで息子と登ってくると言い残して出て行きました。
1時間ほどして・・・・。
目の下に疲労でクマが出来てんのとちがう?というほど、くたくたに疲れてご帰還。
バカダナァ、30歳の息子と同じことしたらアカンよな。
担当係の妙齢のお姉さんに、
「うちの息子いかが?おねえさん、もう彼氏いますよね??」
などと、もうオバタリアン炸裂で誰かいないか尋ねる母でした(汗)。
その彼女が給仕してくださった夕食がこれ→
茶碗蒸しの中にとうもろこしを団子にした、もろこし団子いり茶碗蒸しというのが面白かったですね。
そうそう。
香川県民でもご存知なさそうな場所にも行きました。
それは「まんのう池」。
満濃池ともいうそうです。
夫は元・社会科、それも日本史が専門の教師だったので、このまんのう池が空海とゆかりがある池でせっかくだから見てみるぞ、と出かけると・・・。
なんとういうか。
格別どうということもない灌漑用の池でした。
おかしかったのは、釣りに来ていた地元の男性がわが家の車の三重ナンバーを見て一言、
「三重県から来るってびっくりやな!」と驚いていたこと。
そりゃそうやろ。
この池だけわざわざ見にきてたら、どんな変わりモンかと思われますわ。
2日目は、1日目に2軒巡ったうどん屋とは別の場所を3軒制覇。
土曜日ということもあり、他県からきた私たちみたいな人ばっかりで
付近は渋滞がでる始末。
写真にはとれなかったのですが、愛媛に近い山奥にある谷川米穀店という看板も出ていない店にも行きました。
ここも行列が・・・・。
香川県民いこいの森のような場所なんですが、いや~びっくりした。
ここはうどんの汁はなし。
ゆでたての麺に醤油とからーい唐辛子の佃煮をかけて食べるスタイルでした。
帰る前に高松城に寄りました。
止せばいいのに、観光課の方とおぼしきハッピを着込んだ男性に夫が声をかけたら・・・・。
「合点承知!」とばかり、高松の由来から城の城主、
生駒親正氏の人となりと政治経済、
最後には香川県民の県民性まで語っていただきました。
時刻がお昼の12時過ぎから1時間ほど・・・・。
なはははは~。記憶に鮮やかに残る高松城の知識が増えました。
日本のベネチアをめざしたという高松城。
正妻がキリシタンに帰依したということから、
それをシンボルとする蘇鉄(そてつ)を大切に育てたということでした。
あまり普通では味わえない旅行の長々した顛末紀となりました。
あさってからは、断り続けたのにすっかりスタッフの一員に組まれていた地獄の中三生への半月に渡る夏期講習がスタートします。
はぁ~、萎えるなぁ・・・・。