英語で人生修行していこう!

50代で塾講師
独学で英語の上級をめざしています

7/2日、'Made in China'より

2012-07-12 10:53:23 | TIME reading
'The cult of Apple in China'のカバー・ストーリを読みました。

近ごろ翻訳通信コースが一層難易度が増して
動詞の扱い、例えばgo,travel,moveというお馴染みなはずの動詞を
どうやって料理するかに一喜一憂して時間が過ぎていきます。
昨日も実務翻訳コースのテキスト執筆者である吉本秀人さんという方のインタビューを読んでいました。

そうすると、こんな箇所が→
僕は実務翻訳に必要な英語力や知識をピラミッド型で捉えています。最下部でベースになるのが「学校で学ぶ英語(受験英語)力」、
その上に「翻訳に必要な知識(英語力)」があり、次に「ビジネス・経済の翻訳に必要な知識」、
それらをベースにした最上部にIT、医薬、特許、金融などの「専門分野の知識(翻訳力)」があると。
いくら専門知識が豊富であっても、ベースとなる部分が抜けていると、よい翻訳はできないと思います。

いやはや。

亀井よし子さんという文芸翻訳家であり、講師の先生も翻訳で身を立てたいなら、
原書を一冊訳してみるくらいのガッツを持ちなさい、と
生徒の皆さんに檄を飛ばすのだそうです。ひぇ~~。
ちなみに彼女の通学部コースを受講するには、試験にパスしないとダメなのだそうな。

まぁ、私の場合、通信の課題を出すだけでも大変になっています。
そのあおりをくらっているのがTIMEを読む時間。
土日、そして月曜日の3日間にスキマ時間で読むことになっています。
もろ不可能ですわ。

よい方に解釈すれば、なるべく精読しつつ速読するという
1級の読解問題に無理なく対応するための
制限時間つき内容把握の修行と考えればいい、ということも言えそう。


しかし読解力というのは、一朝一夕につくもんじゃなし。
そんなに適当に読み散らかしても絶対にダメなこともわかっているのです。


ですから、ちょっと遅ればせに7月2日づけのカバー・ストーリーを読むと・・・。


中国では模造品の「なんちゃってiPhone、iPad他」があるのは、
正規店が驚くほど少ないのが原因らしい。
わずか数店舗しか中国本土にはないという。

だからダフ屋が発売されると聞きつけると、
何日も前から店頭に陣取って買おうとする。
というのも、一年間の所得に相当するほどの金額で
このApple製品が闇で売買可能だから。

ちょっとニュースになったのは、
17歳の男子高校生が裏社会で勢力を増している
中国の臓器売買の組織に自分の腎臓を売った話。
彼がそのお金で欲しかったのは、
上に書いたiPhone、iPadの製品。

日本と同様に仏教文化が浸透している中国では
死体から臓器を摘出するのに社会的タブーが多い。
でもこの臓器売買は魅力的なビジネスだ。
だから処刑された囚人や秘密裏に処理される胎児などからの
医者を巻き込んだ臓器移植ビジネスが存在する。

海外の富裕層がインドなどで代理母から自分たちの子どもを産ませるのと同様に
中国の怪しげな組織がおこなう臓器移植のビジネスもきっと横行するだろうなぁ。

腎臓を一個摘出した少年のその後は・・・。
彼は手術にともなう合併症で腎臓の機能低下が起こっている。
母親が高額な製品を自宅で見つけて問い詰めたところ、
とんでもないことを息子がやっていたことでニュースになったのだ。

Foxconn,フォックスコン富士康、ふじこうでは、
自殺者が短期間に多く出て注目を浴びている。
日本でも印刷会社の社員に胆管ガンが発生したように
Apple製品の製造過程で危険と思われる化学薬品の使用を
換気も十分じゃない部屋でおこなっているのでは?と書いてあった。

台湾に本社のあるこの会社が中国本土のこの工場を稼動するために
雇っている従業員がほぼ100万人!
地元じゃ企業城下町になっているだろうから、
どれほど非難されても移転されたらもう終わりじゃないのかな?

田舎の県である、わが三重もシャープやホンダなどのおかげで
なんとか財政が維持されている地方自治体が多いから。

中国じゃミドルクラスがどんどん増えているという。
そうなると、劣悪な労働条件をもつ会社は経営が苦しくなるだろう。
一人っ子政策でまだ過疎地域のところは、妊娠後期(7ヶ月以上)で二人目を産もうとする妊婦を
強制的に病院で堕胎させたりするという記事が16日づけのTIMEに書いてあった(Briefing/World/3One-child Woes)。
ひどいことをするもんだ、もう言葉も出ない。

気分を変えようとiTunesのStoreをのぞくと・・・。
おぉぉ~私の好きなミュージシャンがコラボで夏歌を作って出してました!

中々楽しいニュースというのがない昨今ですが、夏ももうすぐそこ。
子どもたちもあとちょっとで夏休みだ!
今日はわが娘の誕生日でもあります。
ちょうど今頃「おぎゃぁ~」と私が産み落とした時刻かな?



ぜいぜい、あとちょっと

2012-07-07 11:42:35 | 翻訳
今日の午前9時までに締め切りだった全12回の課題提出のうち9回目を昨晩提出した。

これがな~、本当に自信喪失の一途となっています(涙)。

まぁグチってても何も解決しないから、持ち前のウルトラ・ボジティブでとりあえず「前に前に」、「やめずに続ける」という2大ポリシーで突っ走るつもりです。


確か7回目の課題提出のためのテキストに、youで始まる文章の模範例文が、
「私たちは」と書かれていて仰天したのです。
いくらなんでもこれはなぁ・・・もうダメかもしれない、とちょっと凹みました。
この一文だけでここまで訳すことってできないでしょ?
もう異星人との遭遇もんです。

その回の課題提出時の質問欄にこの部分の説明を求めると・・・・。
数日してフェローからメールが届きました。
テキスト執筆者の先生からの直々の説明が引用されて解説してありました。
ちょっと驚いたのと、やや感激したのとどちらもあったのです。
がっ・・・・。

やっぱりすっきりと腑に落ちないわけです。
一体「わかった人」と「わからない人」←私のいる側の間には
めちゃくちゃ開きがあることだけ「わかりました」。

でんすけさんも話されていますが、前置詞か副詞が自動詞にくっついたときの
あっと驚く変化が日本人の英語学習者にはどうにも(さっぱり)ピンとこない訳です。

昨晩の課題提出の一文にはこんなんもありました:
「この刃は50度の円弧の範囲を移動する」
この円弧の範囲の移動が、前後なのか左右なのかでえらく悩む、悩む。

回転子というものが何なのかも、今回の課題の英文和訳で知りました。
でもな~、問題はそれがベアリングとどんな形で作用&機能するか、
ネットで調べても、構造図を画像で見ても「?????」なのですよね。
onという前置詞も変幻自在に一文だけの文章内で変化してしまう。
それを的確に訳そう!といわれると果てしなき道のりです、ということだけです。
なんと奥行きが広いのだろう・・・・。

ということで、自分の無知っぷりが徐々に露呈されてきたことから
前置詞の勉強を日本人学習者の立場に立って解説してくれる参考図書を買いました。
「改訂合本 ネイティブの感覚で前置詞が使える」ロス典子著

遅々として進まないけど、やめない限りすこしは前に行ける。
これだけは真実。

ところで話は全く変わってCNN、
アンダーソン君がgayだとcoming-out したということです。
私は以前に彼が自分の番組内でお兄さんが自殺したことをさらりという場面に出くわしました。

でもな~、この辺りが私にはアメリカ的でよくわからない部分です。
仕事で評価されるなら、それは妥当でしょ。
でも私生活の部分は、いくらメディアの人間でも別のように思うのですわ。

私は、彼が同性愛者でも異性愛者でもどうでもいい人です。
なんせ10人に1人くらいの割合で同性愛傾向をもつ人はいるのだから。
そんな驚くことじゃないと思う。
ずっと昔から人間にはあったことだと思うからです。
社会的タブーで表立ってこなかったからじゃないかな。
ダンサーにも女性も男性も多くいると思う。
でも大事なのは、プロとしてプライドをもって仕事をしてるかどうか、
それだけじゃないですか?

英語を学んでよい点は、多様な価値観を柔軟に受け入れる感覚が養われることもあると
クーパー君のことで気づきます。
あっ、そんなことを言いつつも、現在の恋人って誰なんかな?と
ネットで調べると、ヒスパニック系の25歳の男性とか。
なんと45歳の彼から20歳も年下だそうです。
癒してくれる存在なんですね、きっと。
お幸せに。。。。。