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ジャワ島巡り

2013年04月12日 | ジャワ島・バリ島旅行

インドネシアの首都 ジャカルタ や世界遺産に指定された2つの寺院遺跡群を有するのがジャワ島

私たちの観光は、その島の古都 ジョグジャカルタ から始まった。

早朝からじりじりとした日差しが照りつける中、ホテルを出て観光バスでの移動

 

最初に訪れたのは 【世界遺産】 ボロブドール遺跡

 

1000年もの間火山灰に埋もれ密林の中で眠っていたという世界有数の仏教遺跡 

一番下の第一回廊から時計回りに進むと、仏教にまつわるストーリーを順に追うことが出来る。

インドネシアでは寺院に入る場合はサラサ(腰巻)をつけて。

 

   

 

日本には行ったことがないという現地ガイドさんの流暢な説明を聞きながら暑い中を上まで上った。

「俗界に住む人間の歪んだ心」や「安定した心」「完全なる無の境地」を表す構造の大小のストゥーパ

 

 

あの世から 母や義兄たちも みているかもしれないね」と私たちも手を合わせた。

高台からは、遠くなだらかな山々とヤシの樹海が広がっていた。

 

 

ジョグジャカルタは中世ジャワの面影を残す日本でいえば京都のようなところ。

王宮では歴代スルタンが使用した古い家具調度品などが展示されて

今も生き続ける王宮文化を肌で感じ取ることができる。

昔の多くの妃たちが暮らしたハーレムのような水の王宮も見学。

 

  

 

 

 

今はイスラム教徒が多いというジャワ島

昔 中部ジャワは北部は仏教王国、南部はヒンドゥー教国のふたつの国に統治されていたが

王族同士の婚姻により宗教の違いを超えて友好的に交流されていたとのこと。

その融合文化の象徴の一つである プランバナン は、いくつもの遺跡が残る巨大な寺院群。

ヒンドゥー教の遺跡としてはインドネシア最大級

 

【世界遺産】 プランバナン寺院遺跡

 

雲行きが怪しくなって 雨がポツポツ降り出してきた。

そのあと、激しい スコールの洗礼を受ける。

 

 

私たちは石窟の中に避難し 地震で倒壊したという遺跡を眺めていた。

カッパと雨傘、足元はぬかるみ 止みそうもない空に観光は諦めてバスに戻った。

真っ暗な空から、たたきつける雨 これがスコール 

なにごとも よい経験をしたと笑いながら  夕食のレストランへ

インドネシア料理

 

窓から 雨に煙る プランバナンがかすんでみえた。

 

夕食後、ジョグジャカルタの空港に戻り

空路 バリ島デンパサールの空港へと向かう。

そのバスの中で 現地ガイドさんが 「ブンガワンソロ~~♪」 と歌ってくれた。

そっか・・・インドネシアの歌だったんだねー。

みんな 明るくよく笑い誠実そうなひとたちが多いと私は感じた。

 

 

昼食のレストラン

インドネシア料理は野菜も多く 味付けも優しい お口に合う料理が多い。

ジャワ島では、お昼も夜も えびせんのようなお煎餅がでたが

サクサクしておいしかった。

 

そして バティック (ジャワ更紗)の工場の見学

 

まだ幼さが残る 若い子も働いている

 ろうけつ染めの下絵を描いている人

興味深く説明を聞き見ていた義妹に、サインしてそっと手渡してくれた

トゥリマカシィー(ありがとう)

 

たくさん歩いて、様々なことを体験して ジャワ島の一日が終わり

バリのホテルに着いたのは、深夜だった。