バリ島北東部の活火山・バトゥール山とその火口湖を中心とした涼しい高原地帯を下りて
バリの芸術・芸能の中心地ウブドを散策 夕焼けが美しい南部西海岸のタナロット寺院へと向かう
インド洋に浮かぶ小さな岩島に建てられたバリ6大寺院のひとつ タナロット寺院
多くの観光客が 茜色に染まる夕焼けを 期待して・・・
こんな夕焼けが見られるらしいのだが・・・
あいにくの 曇り空
陽が沈むのは あっという間 バスはホテルへと向かった。
バリ島ではAPEC首脳会議の開催が10月に予定されており、国際空港の拡張工事や
空港とリゾートエリアまでを結ぶ有料道路と、地下道の建設工事が
急ピッチで進められており道路の渋滞が恒常化している。
リゾートエリア方面ではセキリュティチェックも厳しくされていた。
運よく私たちはひどい渋滞に巻き込まれることはなかったが バイクの多さには驚いた。
電車がないので バイクを持つことがステータスであり
1台のバイクに子供を2人も乗せて混雑する道路を何台ものバイクが連なって走っていく。
大きな車が優先とのこと。免許や交通ルールはどうなってるんだろ?
その日はホテルで夕食 夜 9時近かったと思う。
朝食も夕食もインドネシア料理の ビュッフェスタイル
種類も多く 美味しい
自分の好きなものを選んで食べれるので お腹を壊すこともなかった。
翌日の昼食は棚田の広がる高台にあるレストランで
常夏の島バリでは一年を通じて稲作ができるので
一方では刈取りが行われ田植えがされたばかりという所もある。2~3期作で作られるお米
バサッとした白いお米は私は苦手だが ここのナシゴレン(焼き飯)はとても美味しかった。
牛肉もクセがなく美味しい。
時折、ジワーーッと後をひく辛いものもあったが おおむね優しい味付けである。
バナナは小さなモンキーバナナのようなものを天ぷらで
また小豆粥のようにみえた黒米とココナッツ スィーツとして出されていた
フルーツも豊富なのだが 季節のせいか今一つ甘さが足りない。
信仰心の厚いバリでは、いたるところに
こんなお供えが置かれている。
ヤシの葉で作った籠のチャナン・サリというお供えは
美しい花や香りのよい葉で作り 朝夕 神に捧げる習慣があるという。
バリ・ヒンドゥーの教えは 日々の暮らしに深く根付いている。
内陸部で車窓から望む家々には屋敷寺があって たくさんの祠(ほこら)がみえた。
火葬したお骨は散骨するのでお墓ではないらしい。
そんなバリ独特の風習や文化に触れながらバスに揺られ
地元ガイドさんのお話を聞くことはとても興味深かった。