深夜ジャワ島からバリ島に到着した私たちは、翌日早朝からバスでの観光
島の南部のリゾートエリアにあるホテルはを出て、その日の観光は内陸部北の山の方向へと向かった。
神々の宿る島と言われるバリ島はバリ・ヒンドゥーの独特な文化が根付いている
始めに その伝統舞踊のひとつである バロンダンスの鑑賞
ガムランというバリ独特の楽器の音色の中
善の象徴である聖獣バロンと悪の象徴である魔女ランダの終わりなき戦いを描いた
バリ舞踊の代表的な作品 バロンダンス
バリヒンドゥー教のもつ ”生と死、善と悪” といった相対する概念を表す意味がこめられている。
バリには伝統工芸の工房も多い
道路沿いに彫刻や家具・籐細工のお店などが各地区に点在していた
途中木彫りの村として有名なマス村に立ち寄りショッピングタイム
まだ桁の多いインドネシアルピアのお札に慣れず
お買い物モードには火がついていないが、ちょっとした小物を買うのは楽しい♪
なんせ 10000ルピアが 約100円だから 0を2つ隠して換算
なんか 大金を使っているような感覚だったりして。
バスはヤシの木の林の中を高原に向かっていった。
その名は 口にするのもはばかれる キンタマーニ高原
昼食に立ち寄ったレストランから 絶景が眺められるとのことだったが
あいにく、雨が降ってきて 山はかすんでいた。
晴れていれば バトゥール山とカルデラ湖 が こんな風に見えるらしい
(画像はお借りしました)
うっすらと湖が霞んで 墨絵のようにみえたが写真はうまく撮れなかった。
そこの高台のレストランでランチ
インドネシア料理のナシゴレン(焼飯)など
バスに乗ろうとすると しつこいお土産売りのオバチャンたちが追いかけてくる
何でも一束 「しぇんえん! しぇんえん!(千円)」 バスに乗るとさらに安くなって
Tシャツ10枚で しぇんえんで GETした人もいた!
「わたしは7枚って言われて得したと思ったけど、数えたら6枚しかないわ!」とか
発車寸前の取引交渉で お買いものした人たちの
そんな話でバスの中は大盛り上がり
どこにいっても、たくましく、しつこくくいさがってくる売り子たちには閉口したが
この人たちも、生活のために必死なんだろうね・・・と思う。
それにしても、働いているのは男の人より女の人のほうが多い。
バリの女性は働き者らしい。
沿道には、供物用にだろうか? 果物が籠に上手にきれいに盛られ売られていた。