☆わんこと一緒の想い出と共に☆

シェルティと暮らしていたマールママの記録と記憶のためのページ

バリ島巡り(その4)

2013年04月19日 | ジャワ島・バリ島旅行

  バリ島は人口のおよそ90%の人々が「バリ・ヒンドゥー教」信仰しているという 「神々の宿る島」

家々の前には七夕の飾りのようなものが掲げられ 民族衣装を着た人たちの行列をよく見かけた。

信仰心が日々の暮らしに深く取り入れられており、毎日どこかしらでお祭りや宗教行事が行われているという。

 

バリ観光2日目は その総本山 ブサキ寺院へ

 

バリの霊峰アグン山の麓にある そのお寺へは上り坂をかなり歩いて行った。

ちょうど お祭りだったらしく (28日間続くといっていたような・・?)

参道は多くの参拝者でにぎわっていた。

 

 

「コンニチワ~!」と 踊りの衣装を着た可愛い女の子たち

 

 

ワンコたちも フリーで祭りに参加して 周りにとけこんでいる。

  

ブタさんの丸焼きも 

果物の盛り方もそうだったがディスプレイが みんなとても上手で感心する。

 

例によってお寺の入り口では腰巻が用意されていて巻いてくれる。

そのお寺によって様々な布が用意されているが ここでは随分と派手目のものが巻かれ

あとで写真をみたらチンドン屋みたいで笑っちゃった     

 

 

そして夕方には もうひとつの有名な ウルワツ寺院

バドゥン半島の西端に位置する インド洋に岬のように飛び出した断崖の上に立つ名刹

  

 

事前に注意を受けていたのだが

お寺の印象よりも ワルな猿軍団に気を取られる。

カメラはむろん、アクセサリー メガネ など貴重品・宝飾品が狙われるとあって戦々恐々

実際 ペットボトルを奪いキャップをひねって飲んでいるヤツがいたり

狙いを定めて襲われていた人もいた。

 

それでも、なお多くの観光客が訪れる訳は

サンセットの時刻に合わせて行われる人気の ケチャッ・ダンス がお目当て

足場の悪い岬の細い道を歩いていくと そこにはステージが造られ多くの観客がびっしりと並んでいた。

私たちは早めに会場に入っていたが、後から来る人たちを次々にパズルの隙間を埋めていくように

会場の係りの人が上手に誘導 ものすごい人で満員御礼状態 !!

その日も 、真っ赤な大きな太陽の落日はお目にかかれなかったものの

日没とともに そのダイナミックなダンスが始まった。

 

 

 

楽器を何も使わないで ケチャッ!ケチャッ! という 男たちのリズミカルな歌声と掛け声

一糸乱れぬパフォーマンスが繰り広げられる。

ヒンズー神話による王子と妃に忍び寄る邪悪な影 というストーリー

 

 

 

クライマックスのあと 観客の中に 白猿役が飛び込んで

日本の若い女性観光客を連れ出して 一緒にダンスをしたり

会場は大いに盛り上がった。

 

終了後の帰り道 暗い道を大勢の人が足元に気をつけながら戻った。

懐中電灯を持参するようにとの添乗員さんからのアドバイスはここで必要だったことがよくわかった。

あの観客が同時に出た後だったので渋滞が懸念されたがそれほどでもなく

その夜は、海沿いの村で シーフードのバーベキュー料理 ということで

砂浜でのお食事となる。

 

 

 

初めて ヤシの実のジュースも出て 乾いた喉を潤してくれた。

海の幸は やはり南国のものより 寒い海で育つもののほうが身が締まって美味しいかも?!

でも、まあ その土地ならではのものを堪能、吟味するのが旅の醍醐味でもある。