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雑然としているが、シャープの電子辞書。それでも三万円台の物よりも割安感がある、一万数千円のもの。四月辺りは、本体3000円+税、で、岩波国語辞典第七版を買った。
シャープ電子辞書「ブレイン」付属の辞書の、国語辞書は大辞林と英和・和英、ブリタニカ百科事典、漢和辞典、各国語会話フレーズ(単語音声付き)のコンパクトな一台。先月に買った。電子辞書入門編には持って来い。しかし、三万円台の電子辞書は、もっと本格的であり、何十冊もの辞書や百科事典、薬の辞典、医学辞典、趣味の辞書やら沢山の書籍類が何十万円分が一台に入っている。私はそんなには必要がないと思い、これにしたが、私が買ったこの機種はその電気店では一番人気だったが、何といっても、入門編には安いに越したことはない。これでも高い方だ。画面はモノクロであり、高い物はカラーだ。まあ、うんと使ってみて、物足りなくなったら、高級機種も候補には上がるが、今は要らない。お金が勿体ない。
写真右のCDはビートルズの最近発売された「サージェント・ペパーズ・ロンリーハーツ・クラブ・バンド」の2CDアニバーサリー・エディション。一枚目は昔と同じ内容だが、中身の音が、2017年リミックスにより、加工され、だいぶ音質が変わっている。二枚目は、新たな未発表音源とリミックス2017の既成の曲の新曲。二枚とも、かなりレアで、ファンもそうでなくとも、このCDはお薦めだ。しかし、この今年六月発売のこのCDは、結局多く売れたのか、判別できないが、まあ、ビートルズも商売の上手い事うまい事。定価3,600円+税。
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電子辞書を開いた所。隣の「思い出の愛唱歌」という本は、ブックオフで二百円で購入。私は現在、ハーモニカを勉強しているが、その教科書・教則本に記載されている音符じゃなくて、音符も勿論使うが、数字譜と言って、ハーモニカのドレミファの音階を数字で表している。その数字譜がこの本にも付いているので重宝する。おそらく、ハーモニカだけじゃなく、多分、大正琴にも使えるのではないかと睨んでいる。
電子辞書は、紙の辞書を引くのと、余り時間的には変わらない。今では、紙よりも、電子辞書を使う事が多くなったが、紙の辞書もいい。紙の辞書の良さも味わい堪能し、実感する。今の時代は、どちらも利活用できればそれでいい。
NHKラジオ第二放送の、確かあれは、木曜日だったか、夜の八時半からの、「カルチャーラジオ」では、今現在、先々週位から、「辞書」について専門家の方が、論じて語っている。辞書の歴史、辞書の種類、「大言海」という革新的な辞書が、我が国における最初の本格的な辞書の始まりであり、それが現在現代の、中型大辞典の、広辞苑、大辞林、大辞泉、等や、小回りの利く、ハンディーな国語辞典の、岩国こと、岩波国語辞典第七版、三省堂の新明解国語辞典等に繋がってゆく事を、その学者の方は熱を帯びて語っている。今や電子辞書の時代で、否、それを飛び越えて、インターネットでパソコン・携帯スマートフォン等の登場により、今では紙の辞書はおろか電子辞書も出る幕が無く、コンピューターにより、ヤフーやグーグル等の検索エンジンが辞書の引き方、使用環境を変えたと仰っていた。
兎に角、現代は、辞書の、特に紙の辞書の危機であり、紙の辞書が将来、無くなる可能性にもその辞書研究専門家の方は言及する。おそらく、人々は、紙の辞書をページを繰ってめくって単語・言葉の意味を調べる行為が無くなるのではないか、そこまで氏は考えを及ぼす。何でもパソコン、スマホ、という簡単便利な生活に慣れてしまった現代人の失った代償は大きい。
今の子供は、ラジオの付け方、そもそもラジオを持って居らず、ラジオがどこで売っているのかもわからない。だから、ラジオは付けた事もないので、テレビスマホパソコン以外はわからない。辞書も同じなのか?
今の子供は、しかし、必要に迫られれば、自然に何事も覚えるのが若くて速いのだから、習得は出来ると思う。これは若者だけじゃなく、高齢者でもおんなじだが、体でも頭(脳)でもそうだが、どんなに年を取っても、若くても、機能を使わないから衰えてしまう。余り大事にし過ぎるのも考え物で、常日頃から、頭も心も体も、機械や道具類も、億劫がったり勿体ない等と思わずに思い切って使う事。大事にして守りに入り、使わないから、腰痛にもなり、肩こりにもなり、ボケてしまい、機械類も故障したり錆びて動かなくなってしまうようになる。恐れずにどんどん使え。
私は、まだ現段階では、紙の辞書はなくならないと、単純に思っている。紙の本の需要はまだあり、電子媒体の虚しさ、電子液晶画面のブルーライトがすぐに目が悪くなる、紙の安心感等々、これから紙媒体を失って気付く事が多々あり、そう簡単なものではない。
ともかく、紙媒体が無くなると言う危機意識も大事で、貴重な提言だが、それよりも、もっと紙媒体の利点・有利な点、優秀さを懇々と人々に説き、出版文化を、宣揚し、鼓舞し、そうして応援して、協調してゆく、旗振り役を、ラジオ講座の氏のような方や、出版業界が音頭を取り、市民国民を動かしてゆく事だ。
それには、正に自民党は余り乗り気ではなく、公明は片手落ちの、消費税率を10パーセントにする法案における軽減税率の話。軽減税率を「8パーセントに据え置き」案。そうじゃなく、折角、軽減税率を食料品や出版物にも及ぼすならば、税負担を「5パーセント」なり「3パーセント」なり、思い切って「0%」に下げる事はできないものなのかねえ。軽減税率なんだから、それ位やってくれても文句は出ないでしょう。
私は民主党政権時代の国会中継で、当時の野党自民党議員が、公明議員と一緒になって、時の民主党の首相に直訴し、「いっそ、軽減税率を、食品書籍に限り、0%にしたらいいんじゃないのか。それは今の民主党政権じゃできない相談なんですかね」と語っていたのを聞いた覚えがある。
借金財政だからと、今の財務省がいつも増税増税と危機意識を煽る。計算が出来ても、実際に増税しても、いつも帳尻合わせが上手くゆかないのは、財務省の無策の責任では?!机上の空論のお役人によるお役所仕事の為せる業か。
政権を一旦握れば、実際に頭の固い国会議員には、良い政治、国民が助かり喜ぶ政治、それが出来ないのだねえ。国民が財布のひもを固く締め、国民が警戒するような政治しかできない今の自公。憲法改正を論議するよりも大事な話。今の国会議員の、情けない話だよ。