私は、尊王攘夷、と言うか、外国人は苦手だ。
私が小学校四年生以降に、当時の、建物が建て替わり、現在もあるが、「ヨークベニマル希望ヶ丘店」というスーパーに、近所の子供らと買い物に行っていた。
そこに、白人の、外国人の方が、スーパー内に居た。私は、
「がいじーん、がいじーん、外人。うわー!、毛唐人だ。やだー。」
と囃し立てた。すると、その外国人の方が、日本語で、
「何なんですか。私が外国人ならば、だからと言って、何だと言うんですか?人間的な違いなどない筈です。あなたは何故、人を外人だと差別するのですか?人種差別じゃないですか?」
と仰られた。
私は、日本語で、冷静に理路整然と是非を糺して話すその外国人の方に、圧倒されて、
「わー、こわっ。そらっ、逃げろ!」
と子供たちを引き連れてその場から逃げた。
言ってることはその外人も正しいが、私は田舎町のこの街で、ただ外国人が珍しかっただけであんな事になってしまったのである。
あの日から何年経っても、外国の方は苦手は苦手だ。中学校から英語を習っても、よそゆきの、海外の言語と思い、敬遠する訳じゃないが、自然と遠ざけるようなところがあった。しかし、受験等で、しっかり勉強すると、外国の、海外の考え方が自然と乗り移り身に付く。
自分も、外国人を差別する体質は改めたいと思うが、中国人韓国人が、今だにああやって日本並びに日本人を差別している以上、どうなのか。
最近、とみに、我が家の近所に居住する外国人が増えて来た。これから、どうなってゆくのかとても不安。
しかし、互いに分かり合う事は、文化を乗り越え、人間対人間であれば出来る筈。
人間力が試される。