今から、数十年前に、アメリカの西部開拓の時代を描いた米国ドラマで、「大草原の小さな家」という作品があった。
このドラマの、私は新品を二千円ちょっとで、アマゾンで買い求めたのであった。
このドラマは、いつも見る度に、考えさせられて、涙を流して泣けるというのか、感動するドラマなのである。
私が今回見たのは、「オルガの靴」というドラマで、まだ、全部でDVDが八枚ある内の、三枚目の一話目であり、一枚のDVDに三話ずつ入っている。
私の多忙?な、というか、やる事見る事をちゃんとやっていないのが原因だが、これでも、頑張って、映像には親しんでいる積りなのではあるが。
やはり、映像よりかは、音声、音楽の方が自分は親しめるなあとは思う。
そして、今作では、元々、足に障碍を負った、オルガという少女が出て来る。
大体が、このドラマはいつも一話完結式なのが特徴だ。
いつもひとりぼっちでいて、この少女の男親や、その祖母も見守って、大事に育てているのが判る。しかし、この父親が、古風で、片意地張った、娘を大事にする余り、娘が仲間外れにされているのだろう、と言って、学校にやるのも一時期は反対であったという堅物なのだ。
それに対して、祖母は、もっと開放的で、学校に行く事に反対では無かった。
このドラマの主人公の、チャールズインガルス父さん一家の娘、ローラと仲良しになった事で、変化が見られる。
父さんのチャールズは、この少女の足が片方短いのを、一緒に遊んだローラから、少し足場が高い板の上でならば、普通にその少女オルガが歩けた事を聞いて、或る考えが思い浮かぶ。
そして、障碍者用の特別な靴を作る事を、その一家の家にまでチャールズ父さんは出向いて勧めるが、堅物のその家の父親の反対に遭う。
しかし、娘を連れて、後でその家の祖母が、チャールズにその父に内緒で、靴の製作を頼み込む。
結果、靴を作り上げて、少女は無事に歩けるように、…。
その後の物語は、私からは言う必要はないだろう。
とにかく、この、「大草原の小さな家」というドラマは、泣かせられるドラマだ。いつも感動をもらえる。
それに、いつも、差別されている者、貧しい者へのエール、応援しつつ、差別に真っ向から反対している。正義を訴える。これが、このドラマの特徴だ。
私は、このドラマの制作国の、宗教、キリスト教にも原因の一端があるのではないのか、とも思う。
キリスト教は、聖書を読む限り、弱者の為、応援した宗教の特徴がある。北欧なども、キリスト教国だからというのか、福祉に手厚い。
決して、仏教が、福祉に弱い訳ではないとは思う。日本も、福祉には、厚く保護している国であろう。
しかし、あと一歩、足りないな、とも思う。もっと、日本が福祉国家となる為には、もう一段の努力が必要だ。
私は、日本の仏教、日蓮正宗を信ずるものとして、日本の自民党と手を結ぶ、創価率いる公明党では、福祉とはかけ離れた、自民党のイエスマンの政党であり、イケダ創価私党であり、日本にとって有害な政党であると断ずる次第。
とにかく、話しが横道に逸れたが、欧米にも負けない、福祉の国へと、日本が成り代わって欲しいと願う。
以上。よしなに。wainai