ハラミちゃんの電子音楽、『ハラミちゃん・ハラミ定食 DX~Streetpiano Collection~「おかわり!」』をダウンロードした。
前には、ハラミ定食2をダウンロードして、その同時期に、武道館のDVDも廉価で買い求めている。完全な、私はハラミちゃんファン、ハラミちゃんはファンの事を「お米さん」と呼ぶ。焼き肉のハラミを、ごはん、お米で包んでくれるのが、ファンである、と言うコンセプト、考えによる。
私は、彼女は、幼少のころからの、ピアノ習得者であり、音楽大学まで出ている猛者(もさ)、強者(つわもの)であるので、目標にするのもおこがましく、身の程知らずである。しかし、憧れの人ではある。
あの、豪快なピアノの弾きっぷりは、ハラミちゃんでしか有り得ない。
今まで出会ってきたピアニストの中でも、あれだけの心の籠った、魂の叫びのような、この身に迫るピアノの鍵盤を自由自在に弾きまくった人は、ハラミちゃん以外にはあり得ない。これは人の好みもあろうが、ストリートピアノで鍛えられた大衆受けする作法、それ以前からの教育の素養、音楽大学を卒業した後の、音楽とは関係のない会社に就職して、頑張り過ぎの性格がわざわいして、一時期引きこもりの生活へと打ちひしがれたが、やがて、先ほども言った通りの、一歩外へ出てみよう、あの、駅や、都庁にある、駅ピアノ、街角ピアノを、自身の外への窓口、自身の真に音楽が好きだ、という表明、発表の場として捉え、何度もトライを重ねつつ、ようやく心、腹が決まり、ストリートピアノを決行する腹づもりを決意して、家の扉を開けて、家の外へと出てゆく。それがのちの、今日のハラミちゃんの大活躍の人生へとなだれ込む。
素晴らしい、人生のあやなす、折々の、サクセスストーリーである。
ハラミちゃんは言う。ピアノ界の、音楽大学を出て、クラシックにしろ何にしろ、そこで活躍が将来的に約束された人は、針の穴を通す程の少人数の人しか許されてはいない。自分にはそれが許されなかった。その道は、決して平坦ではない。現実は厳しかった。
ハラミちゃんは、実際、音大では、その価値が認められずに、卒業後、一般企業に就職し、そこで挫折を味わう。しかし、人生の、運命・宿命・縁の不思議な導きにより、人生の成功を、ひょんな事から味わう事となる。それに、そこに、ファンとして彼女を一方から見つめ続ける私も含めて、気まぐれのような、時の運、今の時代の、面白さがある。
この人、ハラミちゃんも、一般に広まる手助けとして、ストリートピアノ、駅ピアノ、街角ピアノ、これを利用多用活用しつつ、撮影して、動画として、「ユーチューブ」に発表して来た事が実を結んだ。彼女の動画視聴数が、その年の一位だか、確か、かなりの勢いで、その存在を知らしめた結果を与えたのが、ユーチューブであった。
その場にいた人は、皆、幸せ感を味わい、ハラミちゃんもそれに応える。これは、「フラッシュモブ」、という、時として、街中、駅等で、楽団等、ピアニストにしても、楽器等で、突然演奏が始まり、人々の度肝を抜くような仕掛けが、その街角の周囲にあふれてその演奏力にビックリしつつも、それを楽しむ余裕が、そのフラッシュモブには、意外性を併せ持ち、一般市民を巻き込んだ、楽器演奏の魅力がそこにはある。
これは、福島県の郡山市の郡山駅でも、以前、今も時折やっているのか分からないが、数年以上前の、地元新聞でも報道されて、市役所公認で、駅構内で、この「フラッシュモブ」が行われたと知った。 それは、当時、母がうちにいた頃、新聞を読んでいて、私はその記事を読み飛ばしていたが、母は記事をちゃんときちんと読み上げて、早速私もそんな風習活動現象がある事にその時初めて気づいて、母もその場に行きたかった旨、その粋な出来事を語っていたのを昨日のように思い出す。 おそらく、英語の「フラッシュモブ」という位だから、群集心理にサプライズを起こす、外国発の風習なのであろう。
とにかく、ハラミちゃんの行く所、その場にピアノさえあれば、その場の御膳立ては整うのである。
ストリートピアノ・ピアニスト出身、という肩書を引っ提げて、その確かなピアノの技術力と表現力で彼女、ハラミちゃんはのし上がって来た。 これからもハラミちゃんから目が離せない。 私は非常に刮目して、ただ、凄い時代が来たものだと、この人の勢いの行方に注目注視している。
以上。 よしなに。 長文失礼。 wainai