漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

自分のブログから <28-3向け模試>の復習 

2017年10月07日 | 模擬試験問題
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・本日の記事、午前中にはできたのに、コピーして新規投稿画面に移って貼り付けようとしたら、全部消えてたあ~(ーー)とても不愉快・・・だから、ちょっと説明不足のところがあるかも・・・また、見おとした原案があるかも・・・
・原稿が消えたショックでちょっと休んでて、S+さんのブログを見たら、29-1の合格者数なんかがわかったんだ・・・まだ60人強の合格者が出てるんだ・・・28-1並みだったってことか・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・以下、覚書メモ的に・・・ブログ模試(28-3向け)で使った漢検2掲載熟語を中心に復習、応用分も少し加味した・・・

<余談:「寛坐」>いきなり余談だけど・・・
・文章題で「・・・古ローマ人のごとく屁を7.カンカせず・・・」・・・答は、「寛仮」(*「看過」でも良さそうだが、原文は「寛仮」。)
・一応調べたが、どうにも区別が難しそう・・・
 寛仮:(広辞苑)寛大に扱って容赦すること。大目に見ること。
 看過:(広辞苑)①大したことはないとして見逃すこと。大目に見ること。②見すごすこと。見おとすこと。
 *①で、ほぼ同じ意味でOKだと思う・・・
・ところで、「寛」で漢検2を調べていたら、「寛坐」って熟語があった・・・てっきり、「穏座」(⇔「宴座」)とかの関連熟語かなと思ったら、全然違った・・・
・手元の国語辞典、漢和辞典には無く、ネットでみたら、「胡座(あぐら・コザ)」で、
 「・・・元々は「安座(あんざ)」と呼ばれおり、また「寛座(かんざ)」「胡床(こしょう)」「半跏趺座( はんかふざ)」などとも呼ばれていました」ってのが見つかった・・・坐法の用語だったようだ・・・こんなの、漢検2に載せてるんだもんなあ・・・「胡座」=「寛座」とかってなるのか?

轟酔
・「微醺」の対義語で「轟酔」を出題・・・(漢検2)「・・・②おおいに。むやみに。「轟酔」」
(大字源)
 轟酔:ひどく酔いつぶれる。狂酔。
 *ついでに、「轟」のところを見ていたら、「轟笑:大声で笑う。哄笑。」てのを発見・・・哄笑=轟笑なんて類義語・同義語ができるな・・・
 *なお、「豪」でも同様の意味の熟語があるかと思ったら、大字源ではなかった・・・

氓俗
・「萌隷」の類義語で「氓俗」を出題・・・
 (漢検2)氓:意味 :たみ。移住民。庶民。「氓俗」「民氓」 下つき:蒼氓(ソウボウ)・民氓(ミンボウ)・流氓(リュウボウ)
・勿論、これ、類義語で理解しておいても良いのだが、「氓俗」には、もう一つの意味がある・・・
(大字源)
 氓俗①民の習わし。人民の風俗。民俗。 ②たみくさ。人民。 (参考)氓黎:素朴な民。また、人民。同)萌隷

・こっちの①の意味で、語選択問題になりうるかも・・・
(参考)
 「萌隷」・・・漢検2は、読みも意味もナシ・・・意味③の“たみ”のところに掲載。
 「萌隷(ボウレイ)」:(大字源)人民、庶民 *“隷”は「従属者」の意味。 
  萌隷=萌黎=氓黎・・・・この“黎”は「衆」の意味。 *衆(おお)い *黎(もろもろ)

頡滑
・「錯乱」の類義語で、「頡滑(けつかつ・けつこつ)」を出題・・・(漢検2)頡:・・・③入り乱れる。まがりくねる。「頡滑」・・・)
(大字源)
 頡滑(ケツコツ・ケツカツ):①入り乱れるさま ②でたらめなさま 
・漢検2は読みを振っていないけど、類義語としてではなく、これも語選択候補ではあるかも・・・

硯北(研北) 
・「梧右」の類義語で「硯北(研北)」を出題・・・
 (漢検2)意味:すずり。墨をする道具。「硯池」「硯北」・・・
      硯北(ケンポク):手紙のあて名の脇(わき)に添えて敬意を表す語。「おそば」の意。類)机下・座下 
      *南向きに机に座ると、人は机上のすずりの北に位置することから。「研北」とも書く。
 だから、 「机下・座下」ぐらいの類義語はありうるかも・・・
 なお、間違っても「硯“墨”」と書かないように(^^)・・・復習してて、思わず書きそうになったった・・・

鉤距
・「かぎで引っかけて引き出すように内情を巧みに探り出す」語選択で出題・・・(漢検2)鉤:「・・・②かける。ひっかける。「鉤距」「鉤索」」
・漢検2掲載のもう一つの熟語「鉤索」のほうが出題しやすそうなので、両方の熟語を下記しておく・・・漢検2には意味説明ナシ・・・
 鉤距(コウキョ):かぎで引っかけて引き出すように、内情を巧みに探り出す。(大字源)
 鉤索(コウサク):①隠れたものを引き出し求める ②金属製のかぎ (大字源)

刳磔
・「体を切り裂くという、残酷なコタクの刑罰が実施された」という書き問題を出題・・・ 
 (漢検2)①はりつけ。柱にしばりつけ、槍(やり)で突き殺す刑。「磔刑」 ②さく。体を引き裂く刑罰。
  下つき:刳磔(コタク)・車磔(シャタク)
・問題は間違いではないが、似たような熟語に「辜磔(コタク)」がある・・・漢検2ではこの熟語は掲載されていないので出ないとは思うが、念のため、両熟語の違いを書いておく・・・でもわかりづらいと思う・・・

 刳磔(コタク):体をきりさく
 辜磔(コタク):罪人を八つ裂きの刑に処する、体を八つ裂きにする刑罰(大字源)、はりつけにする(漢字源)

艤楫
・「かいを揃えて船出の用意をする」語選択問題で出題・・・
・漢検2では、「艤」のところでは「艤舟(ギシュウ):船を出す準備をすること。船出の用意。ふなよそい。」、「楫」のところで、下つきで、「艤楫(ギシュウ)」(意味説明ナシ)とある・・・
・同音なので、意味の違いをよく理解しておいたほうが良いかもしれない・・・
 
 艤楫(ギシュウ):(大字源)かいを揃えて船出の用意をする(=艤棹(ギトウ)) 
 艤舟(ギシュウ):出船の用意をする (漢字源) 大字源は「船を整備して岸に向かうこと。ふなよそおい。」

👍👍👍 🐔 👍👍👍
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする