
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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・「故事ことわざ事典」(新文学書房 昭和58年出版)と「成語林・故事ことわざ慣用句」の復習完了・・・26-③で「仏に方便、聖人に権道」なんて出たからなあ・・・この時はやられたと思った・・・難しい漢字じゃないが、知らないと対応できないものがママあるのが故事成語類・・・キリないけど・・・でも、今見直すと漢検2にも「権道」は載ってんだよなあ・・・単なる熟語で載ってるんで、難しいといえば難しい・・・
・その①は漢検辞典掲載のものを中心にまとめたが、今回はそれ以外で、出たらちょっと引っかかりそうなものを選んだ・・・
・ぜんぶ、過去記事にあるものなので、習熟している人には無用ですが・・・でも、出たら面白いなあ・・・
・これで本日の記事は終了です・・・受検後、また、お会いいたしましょう👍
●君国にして耕耘に務めざるは、キセイ(寄 生)の君なり
●ギホウ(義 方)の訓(おしえ) : 正しい道を以って師弟を教育すること
●キン( 瑾 )を懐きて瑜を握る :美しい徳を抱持している意。
●子供のネドイ(根問い・根問) :子供の知識欲の強いこと
●ハクジョウ(柏 上)の桑(ソウ)
*貞操のかたい婦人をいう。女が柏上の桑の歌をつくって、王からまぬがれた故事による。 (注)「柏舟の操」とゴッチャにしないように注意。
●フフン(傅 粉)かと疑う:顔があまりにも白いので白粉でもしているのかと疑った故事。(魏の文帝の故事)
●フベイ(負 米)の嘆 :故事:( 「子路 米を負う」 貧しいくらしのこと )
●フンド(糞 土)の言 :道理に外れたいやしむべき言をいう。
●ホウダン(飽 暖)は淫欲を生ず
●ホウチョウ(蜂 蝶)香に随う
●ユヘン(兪 扁)の術 :名医。ユは黄帝の時の名医。ヘンはヘンジャク(扁鵲)のこと。
●ランヨク(卵 翼)の恩 :養育した恩をいう。
●緑衣コウリ(黄 裏) :間色である緑が正色である黄に勝つ。貴賤がところを換えることをいう。
●弱目(よわめ)のリョウゲ(霊 怪)
*体力や気力が弱っているときに悪霊や物の怪がとりつくということ。不運が重なって到来すること。「弱り目のリョウゲ」とも。「弱り目に祟り目」
●礼楽ケイセイ(刑 政)その極は一なり
●レンケイ(連 鶏)倶にセイ( 棲 )に止まる能わず
*闘鶏の鶏はすぐ喧嘩するから同じ止まり木にとまらせることはできない=両雄並び立たず
●廉にしてカ( 化 )有り :清廉潔白な人が他に良い影響を及ぼすこと
●白馬 ロカ(蘆 花)に入る :禅。白色という点では等しいが質の点で違いがある・・・
●髪をカン( 簡 )して櫛る
*髪の毛を一本ずつとかす。不必要に細かいことに念を入れるたとえ。「髪を簡して櫛り、米を数えて炊く」(荘子)
●人をメンヨ(面 誉)するを好む者は背(ハイ)にしてこれを毀るを好む (荘子)
●貧賤に戚戚たらず 、富貴にキンキン(忻 忻)たらず
*「・・・、富貴に汲汲たらず」ともいう。
●憎い(憎々(ニクニク)の)腹からイトイト(愛 愛)が出る :憎らしい嫁がかわいい孫を産む
●鶏をして夜を司らしめ、リ( 狸 )をして鼠を執らしむ
*(韓非子):「リ」は野猫(または猫)のこと。
●大羹は和せずしてイミ(遺 味)あり (礼記)・・・「大羹」のほうで出るかも・・・
●テイカ(鄭 家)の奴は詩をうたう :「門前の小僧 習わぬ経を読む」の類
●鉄桶をホントウ(翻 倒)す :ホントウ:ひっくり返すこと
*(仏)人間として脱することの難しい煩悩を克服して悟りを開くことのたとえ。
●天地、ゼンコウ(全 功)無し :だれも完全な能力を持ち得るものではないということ。
●ザイサン(在 三)の義 :父、師、君によって、人は食べていくことができるということ。
●ザガラ(座 柄)に経が読まれぬ :ザガラ:一座の客の状況。
●シンイ(瞋 恚)去り難し家を守る狗の如し、ジシン(慈 心)失い易し彼の野鹿の如し
●セキリン(石 淋)の味を嘗めて会稽の恥を雪ぐ :セキリン:結石のこと
●其の道に非ざれば即ちイッタン(一 箪)の食(シ)も人より受くべからず (孟子)
●カイ( 階 )を釈(す)てて天に登る :はしご無しで天に登ろうとする、不可能なことのたとえ
●風はハソウ(破 窓)を射て灯(トウ)滅し易く、月はソオク(疏 屋)を穿ち夢成り難し
*「風は破窓を射て灯火(ともしび)滅し易し」:みすぼらしい家や貧しくさびしい生活の事
●寒時はジャリ(闍 黎)を寒殺し、熱時はジャリ(闍 黎)を熱殺す
(ネット)表記的に闍梨とも書く。 ①阿闍黎の略。 ②禅宗では、僧侶一般を指す場合に用い られる。「闍黎よ」という呼びかけにも使われる。
(ネット)
『碧巌録』第四十三則
挙す。僧、洞山(とうざん)に問う、「寒暑(かんじょ)到来す、如何(いかん)が回避(かいひ)せん」。山云く、「何ぞ無寒暑の処に向かって去らざる」。僧云く、「如何なるか是れ無寒暑の処」。山云く、「寒時は闍黎を寒殺し、熱時は闍黎を熱殺す」。
「闍黎」とは阿闍梨(あじゃり)の略で僧の尊称、ここでは、「お前さん」という程の意。「殺」は意を強める助辞、ゆえに、「寒殺」「熱殺」は寒さに成り切る、熱さに成り切るという意。・・・
(ネット)“かんさい”“ねっさい”と読むとなってるネットもある。・・・熱時熱殺闍黎(ねつじにはじゃりをねっさいす). この殺という字にはコロスという意味は ない。・・・
●キカン(飢 寒)身に至れば廉恥を顧みず
●キ( 機 )の前に薬なし
*「キ」はキコン(機根)のこと。仏の教えによって開かれる人間の潜在的能力。もともと能力のない者はどのようにしてもよくはならないということ
●木もキ( 規 )によって直く、人は人によって賢し
●コウカ(功 過)は少しも混ずべからず (菜根譚)
●コクサク(刻 削)の道は、鼻は大なるに如くは莫く、目は小なるに如くは莫し
(韓非子) *「刻“鑿”」と書きそうになった・・・
●イ( 衣 )、新を経ずんば、何に由りて故ならん
●鼬のマカゲ(目 陰) :疑い深そうに人を見つめることのたとえ。 マカゲ:手をかざして遠方をみること
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