漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

「故事ことわざ事典」「成語林・故事ことわざ慣用句」の復習②(完)

2017年10月14日 | 故事成語類
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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・「故事ことわざ事典」(新文学書房 昭和58年出版)と「成語林・故事ことわざ慣用句」の復習完了・・・26-③で「仏に方便、聖人に権道」なんて出たからなあ・・・この時はやられたと思った・・・難しい漢字じゃないが、知らないと対応できないものがママあるのが故事成語類・・・キリないけど・・・でも、今見直すと漢検2にも「権道」は載ってんだよなあ・・・単なる熟語で載ってるんで、難しいといえば難しい・・・
・その①は漢検辞典掲載のものを中心にまとめたが、今回はそれ以外で、出たらちょっと引っかかりそうなものを選んだ・・・
・ぜんぶ、過去記事にあるものなので、習熟している人には無用ですが・・・でも、出たら面白いなあ・・・
・これで本日の記事は終了です・・・受検後、また、お会いいたしましょう👍
君国にして耕耘に務めざるは、キセイ(寄 生)の君なり

ギホウ(義 方)の訓(おしえ) : 正しい道を以って師弟を教育すること

キン( 瑾 )を懐きて瑜を握る   :美しい徳を抱持している意。

子供のネドイ(根問い・根問) :子供の知識欲の強いこと

ハクジョウ(柏 上)の桑(ソウ)  
 *貞操のかたい婦人をいう。女が柏上の桑の歌をつくって、王からまぬがれた故事による。 (注)「柏舟の操」とゴッチャにしないように注意。

フフン(傅 粉)かと疑う:顔があまりにも白いので白粉でもしているのかと疑った故事。(魏の文帝の故事)

フベイ(負 米)の嘆 :故事:( 「子路 米を負う」 貧しいくらしのこと )

フンド(糞 土)の言 :道理に外れたいやしむべき言をいう。

ホウダン(飽 暖)は淫欲を生ず

ホウチョウ(蜂 蝶)香に随う 

ユヘン(兪 扁)の術 :名医。ユは黄帝の時の名医。ヘンはヘンジャク(扁鵲)のこと。

ランヨク(卵 翼)の恩 :養育した恩をいう。

緑衣コウリ(黄 裏) :間色である緑が正色である黄に勝つ。貴賤がところを換えることをいう。

弱目(よわめ)のリョウゲ(霊 怪) 
 *体力や気力が弱っているときに悪霊や物の怪がとりつくということ。不運が重なって到来すること。「弱り目のリョウゲ」とも。「弱り目に祟り目」

礼楽ケイセイ(刑 政)その極は一なり

レンケイ(連 鶏)倶にセイ( 棲 )に止まる能わず 
 *闘鶏の鶏はすぐ喧嘩するから同じ止まり木にとまらせることはできない=両雄並び立たず

廉にしてカ( 化 )有り  :清廉潔白な人が他に良い影響を及ぼすこと

白馬 ロカ(蘆 花)に入る :禅。白色という点では等しいが質の点で違いがある・・・

髪をカン( 簡 )して櫛る 
 *髪の毛を一本ずつとかす。不必要に細かいことに念を入れるたとえ。「髪を簡して櫛り、米を数えて炊く」(荘子)

人をメンヨ(面 誉)するを好む者は背(ハイ)にしてこれを毀るを好む (荘子)

貧賤に戚戚たらず 、富貴にキンキン(忻 忻)たらず 
 *「・・・、富貴に汲汲たらず」ともいう。

憎い(憎々(ニクニク)の)腹からイトイト(愛 愛)が出る  :憎らしい嫁がかわいい孫を産む

鶏をして夜を司らしめ、リ( 狸 )をして鼠を執らしむ 
 *(韓非子):「リ」は野猫(または猫)のこと。

大羹は和せずしてイミ(遺 味)あり (礼記)・・・「大羹」のほうで出るかも・・・

テイカ(鄭 家)の奴は詩をうたう :「門前の小僧 習わぬ経を読む」の類

鉄桶をホントウ(翻 倒)す :ホントウ:ひっくり返すこと 
 *(仏)人間として脱することの難しい煩悩を克服して悟りを開くことのたとえ。

天地、ゼンコウ(全 功)無し :だれも完全な能力を持ち得るものではないということ。

ザイサン(在 三)の義  :父、師、君によって、人は食べていくことができるということ。

ザガラ(座 柄)に経が読まれぬ  :ザガラ:一座の客の状況。

シンイ(瞋 恚)去り難し家を守る狗の如し、ジシン(慈 心)失い易し彼の野鹿の如し

セキリン(石 淋)の味を嘗めて会稽の恥を雪ぐ  :セキリン:結石のこと

其の道に非ざれば即ちイッタン(一 箪)の食(シ)も人より受くべからず (孟子)

カイ( 階 )を釈(す)てて天に登る  :はしご無しで天に登ろうとする、不可能なことのたとえ

風はハソウ(破 窓)を射て灯(トウ)滅し易く、月はソオク(疏 屋)を穿ち夢成り難し
 *「風は破窓を射て灯火(ともしび)滅し易し」:みすぼらしい家や貧しくさびしい生活の事

寒時はジャリ(闍 黎)を寒殺し、熱時はジャリ(闍 黎)を熱殺す 

(ネット)表記的に闍梨とも書く。 ①阿闍黎の略。 ②禅宗では、僧侶一般を指す場合に用い られる。「闍黎よ」という呼びかけにも使われる。
(ネット)
『碧巌録』第四十三則
挙す。僧、洞山(とうざん)に問う、「寒暑(かんじょ)到来す、如何(いかん)が回避(かいひ)せん」。山云く、「何ぞ無寒暑の処に向かって去らざる」。僧云く、「如何なるか是れ無寒暑の処」。山云く、「寒時は闍黎を寒殺し、熱時は闍黎を熱殺す」。
「闍黎」とは阿闍梨(あじゃり)の略で僧の尊称、ここでは、「お前さん」という程の意。「殺」は意を強める助辞、ゆえに、「寒殺」「熱殺」は寒さに成り切る、熱さに成り切るという意。・・・
(ネット)“かんさい”“ねっさい”と読むとなってるネットもある。・・・熱時熱殺闍黎(ねつじにはじゃりをねっさいす). この殺という字にはコロスという意味は ない。・・・

キカン(飢 寒)身に至れば廉恥を顧みず 

キ( 機 )の前に薬なし  
 *「キ」はキコン(機根)のこと。仏の教えによって開かれる人間の潜在的能力。もともと能力のない者はどのようにしてもよくはならないということ

木もキ( 規 )によって直く、人は人によって賢し

コウカ(功 過)は少しも混ずべからず (菜根譚)

コクサク(刻 削)の道は、鼻は大なるに如くは莫く、目は小なるに如くは莫し 
 (韓非子) *「刻“鑿”」と書きそうになった・・・

イ( 衣 )、新を経ずんば、何に由りて故ならん

鼬のマカゲ(目 陰)  :疑い深そうに人を見つめることのたとえ。 マカゲ:手をかざして遠方をみること

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竜蟠ホウイツ(鳳逸)、拱黙シロク(尸禄)、期期艾艾

2017年10月14日 | 四字熟語
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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・29-2直前シリーズで、出し忘れといえば出し忘れ・・・
・故事成語類にも該当する四字熟語でもある・・・
・そろそろ、CS1stステージが始まるう~トラトラトラア~

竜蟠ホウイツ(鳳 逸)の士 
 *非凡の才能がありながら、まだその志をのばすことができない人をいう。
拱黙シロク(尸 禄)するを以て智となす(漢書)
 *シロク:無為にて禄を受けること、禄ぬすびと。拱黙:腕を組んで黙っていること。
 *拱黙尸禄(キョウモクシロク):無為にて禄を受けること、禄ぬすびと。拱黙:腕を組んで黙っていること。

期期艾艾(キキガイガイ)  :どもること(史記)
 *「艾艾」については、29-2向け模試で出題済み・・・たしか・・・

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「故事ことわざ事典」「成語林・故事ことわざ慣用句」の復習①

2017年10月14日 | 故事成語類
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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・「故事ことわざ事典」(新文学書房 昭和58年出版)と「成語林・故事ことわざ慣用句」の復習中・・・26-③で「仏に方便、聖人に権道」なんて出たからなあ・・・この時はやられたと思った・・・難しい漢字じゃないが、知らないと対応できないものがママあるのが故事成語類・・・キリないけど・・・でも、今見直すと漢検2にも「権道」は載ってんだよなあ・・・単なる熟語で載ってるんで、難しいといえば難しい・・・
・そういう視点から、(漢検2掲載の熟語・言葉を中心に)一度、まとめたものを見直してみた・・・
・ぜんぶ、過去記事にあるものなので、習熟している人には無用ですが・・・でも、出たら面白いなあ・・・

コビキ(木挽き・木挽)の一升飯  :仕事が重労働なので大食することをいう
(漢検2)木挽(こびき):木をのこぎりでひいて、材木にすること。また、それを職業とする人。
タイギ(大 疑)は大悟の基
(漢検2)下つき:大疑(タイギ) 
良工は人に示すにボク( 朴・樸 )を以てせず 
 *名工は必ず完成品でなければ人に見せることはない。名を重んじるからである。
  (注)成語林は「朴」。手持ちの事典では「樸」。 ・・・「朴」のほうが一般的、通用性がありそう・・・「朴」で書いたほうがよさそう・・・
春マジ(真 風)に七里走って苫を負え  
 *急いで雨の対策をせよという教え。マジ:南風のこと
(漢検2)
〈真風〉まじ:南または南西の風。まぜ。 季夏

ならず者の振りズンバイ(飄 石)  
 *虚勢を張ったりするさま ・・・当て字だけど読みとかで出るかも・・・
 (漢検2)〈飄石〉ずんばい:小石。また、小石を投げること、そのような遊び。石投げ。

形に似せてヘソ(綜 麻)を巻く 
 *何をするにもその人の性格や個性が表れるものだということ ・・・これも同じ・・・
(漢検2)〈綜麻〉へそ:織機にかけるために、紡いだ糸を環状に巻きとった束。おだまき。

飛驒のタクミ( 工 ) 、和泉のソマ( 杣 ) :それぞれその腕前が一流で有名なこと
*「たくみ」の漢字は、「伎」「工」「匠」がある・・・読み問題かな?

粟のヒ( 粃 )有るがごとし (書経):いつかは選り分けられる運命にあるというたとえ 
*「粃」は対象外だと思ってたら、漢検2には「秕」の異体字って出てる・・・「秕」でも「粃」でも良いのか・・・
*他の記事で「粃」は対象外と書いていたかも・・・後日、調査しないと・・・

シシ( 肉 )食った報い ・・・「獣食った報い」でもよさそう・・・

風、エダ( 条 )を鳴らさず  :世の中、平穏無事なことのたとえ。出典「論衡」
  注:「枝」でもOKか・・・読み問題か・・・

昨日はヤモメ( 孀 )、今日は姑  :人の境遇の急変さ  *「寡」でも良いとは思うが・・・

カ( 蚊 )を駆(か)らず:親の方に「カ」を追いやらないこと・・・親孝行のたとえ。 

 *故事成語ことわざというよりも読みか、書きで出そうなものだな・・・「蚊」じゃなくて、「駆る」「駈る」のほうで・・・
 *「駈(か)る」でもOKだろう。「刈る」類は意味からして✖だろう・・・ 
  駆:中学…ク、か(ける)、か(る)準1…お(う)
  駈:ク、か(ける)、か(る)

(オマケ)
皮切りのイッキュウ(一灸) 
(漢検2)皮切り ②最初に据えるときの一つの灸(キュウ)。「―の一灸(イッキュウ)(何事も最初は苦しいということのたとえ)」
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29-2直前:追加(出し忘れ)

2017年10月14日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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・復習していたら、出し忘れてたのに気づいた・・・すみません・・・余裕のある方のみご覧ください・・・

●“たわごと”と“うわごと” ***特に、書き問題のときに注意***

・たわごと:戯言 囈 譫  
     ***“たわごと”の書き問題が出たら注意。 ✖〈囈語> ✖<譫言>・・・これらは(当て字で)“うわごと”。

・うわごと:譫 囈 <囈語(うわごと〉> <譫言(うわごと)>   

*譫(うわごと・たわごと) *囈(うわごと・たわごと) ・・・これらの漢字一字でどっちでも読みあり、一字で書けば迷わない?
(漢検2)
△戯言(たわごと):とりとめのない言葉。ばかげた言葉。いいかげんな発言。「そんな―をだれが信じるか」
          類)妄言(モウゲン)・(ボウゲン)

<囈語>・囈(うわごと):①熱にうなされるなどして無意識に発する言葉。 ②筋道の立たないとりとめのない言葉。たわごと。
             「譫言」とも書く。「囈語」は「ゲイゴ」とも読む。
<譫言>(うわごと)  :①高熱などのため正気を失ったとき、無意識に口走る言葉。 ②無責任な言葉。たわごと。
               類)①②譫語(センゴ) 「囈語」とも書く。「センゲン」とも読む。

(その他参考)
戯言(ざれごと):ふざけていう言葉。たわむれに口にする言葉。冗談。「ギゲン」とも読む。
寐語(ビゴ):ねごと。転じて、とるに足りない言葉。たわごと。

●鬟:“わげ”と“みずら”

・その女性の鬟の結び目が解れていた   ーわげー

(漢検2)鬟(わげ) :髪を頭の上で束ねて結んだ婦人の髪形。まげ。「髷」とも書く。
     鬟(みずら) :古代、男子の髪の結い方の一種
                 髪を左右に分け、両耳のわきで輪を作り束ねたもの。「角髪・角子・髻」とも書く。
 *鬟:カン、わげ、こしもと、みずら

●同音異義熟語“ヨウゲン”

・自分を仙才だとヨウゲンする   揚言
・ヨウゲンで人を惑わす      妖言
・根拠のないヨウゲンが流布する  謡言

(漢検2)
揚言(ヨウゲン):はばかることなく大声で言うこと。公然と言いふらすこと。「自分を天才だと―する」
妖言(ヨウゲン):凶事が起こるなどという、人をまどわせる不吉であやしい言葉。気味の悪い流言。
(漢検2)
謡:意味:①うたう。うた。はやりうた。「歌謡」「民謡」 ②うわさ。「謡言」 ③うたい。能のうたい。「謡曲」
  下つき:歌謡(カヨウ)・俗謡(ゾクヨウ)・童謡(ドウヨウ)・民謡(ミンヨウ)・俚謡(リヨウ)

(オマケ)
鞅罔(おうもう):わるがしこい。悪賢いこと。また、 頼みのないことを言う。
*当ブログでは、「鞅罔(オウモウ):無頼、わるがしこい、ごろつき」で紹介・・・。無頼=鞅罔となるかも・・・でも他の類義語もありえそう・・・
*(漢検2)では、「意味⑥「鞅罔(オウモウ)」は、わるがしこい。」とのみ。
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29-2直前:+1~2点のために(高得点者向け)その⑦ 出るとイイな ~オシマイ~

2017年10月14日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●昨日のアクセス数、閲覧 3,598 PV UP! 訪問者 777 IP UP! ・・・訪問者数、なんと縁起の良いオールセブン!! パチンコだったら、もっとウレピイのに~(^^)昔狂ったようにやったけど、最近はとんとご無沙汰じゃ。
●もちろん記録更新、日別ランキングも日別 505 位だった・・・これもたぶん最高記録・・・
●まさか、この時期にこういう記録が出るとは・・・余裕のある方が多いのか・・・それとも???
●ここにきての1点、2点はとっても大事ですからねえ・・・当たってればイイなあ・・・この記事が今季最終、オシマイです。みなさんのご健闘をお祈りします👍

シシビシオの造り方を教わる>   肉醬・醤・醢 

・たしか、以前、読み問題で出た問題・・・書き問題にならんのかな?

醢:カイ、ひしお、ししびしお、しおから
(醯:ケイ、す、すづけ、しおから)
醤:ショウ、ひしお、ししびしお

*(漢検2)
 「肉醬(ニクショウ)」 
 「肉醬(ししびしお):干した肉を刻み、こうじや塩をまぜて作った食品。塩辛など。

*(広辞苑)ししびしお:「肉醬・醢」 *広辞苑では「肉醬(ニクショウ):⇒ししびしお」となってる。
  脱線するが、「肉漿(ニクショウ)」は“牛肉などの生肉を薄く切って焼き、圧搾機にかけてしぼりとった液汁”となる。

    「」を“みず”の「漿」と間違えないように!!
 
*デジタル大辞泉:ししびしお(肉醤/醢):①魚や鳥の肉で作ったひしお。また、干し肉を刻み、麹と塩に漬け込んだもの。
                     ②古代中国で行われた極刑。処刑後の死体を塩漬けにするもの。
*大字源では、「肉醬」は“ししびしお”読みのみ。“ニクショウ”はナシ・・・。

(参考)
世界大百科事典内の肉醬の言及
【塩辛】より
…魚貝類の肉,内臓,卵などを塩づけとし,原料そのものに含まれる酵素の作用によって発酵,熟成させた食品。獣肉でつくることもあり,古く中国ではそれらを総称して醢(かい)といい,また肉醬(にくしよう),魚醬とも呼んだ。《和名抄》は醢を〈ししびしお〉と読み,《延喜式》には〈兎醢〉〈魚醢〉〈鹿醢〉〈宍醢〉 (宍は肉の意)などの語が見られるほか,醢の字は略されているが〈背腸(せわた∥みなわた)〉〈海鼠腸〉などの塩辛の名がある。…

 *〈宍醢〉・・・音読みなら“ニクカイ”と読むのか・・・訓読みなら“ししびしお”となるのか・・・よくわからん・・・
   宍:ジク、ニク、しし

 (漢検2)宍:意味:しし。獣類の肉。「肉」の俗字。 *大字源では「肉」のところに「宍」は“誤字”となってる・・・


<そんな事をうじうじ考えていてもヘンナないことだ>

*広辞苑は「篇無い」のみ・・・「うらみつつ吹けども・・・いものは尺八ぢゃ」(閑吟集)

*デジタル大辞泉:偏無い/篇無い:へんな・し[ク]《中世語・近世語》つまらない。甲斐がない。「吹けども―・い物は尺八ぢゃ」〈閑吟集〉

 ・広辞苑には大辞泉のように中世・近世語なんて説明なかったから過去模試で出しちゃったけど、こういうのは出ないんだろうな、たぶん。
 ・文例も昔のしかないし・・・でも出たら面白い・・・


<息衝く>いきづ-く

(漢検2)
①呼吸する。確実に生きている。「伝統が―く古典芸能」 ②苦しそうに息をする。あえぐ。「―きながら山を登る」 ③ため息をつく。
(広辞苑)
息衝(いきづ)く:①息をする。呼吸する。また、生きている。「伝統が・・・いている」②ため息をつく。なげく。③苦しい息をつく。あえぐ。「・・・き、苦しむ」④息をふきかえす。

文例:
・岩かげにひっそりと-・く野草」
・大都会の片隅でひっそりと―・く
・現代に―・く古典

大辞林 第三版の解説
いきづく【息衝く】
①呼吸する。また、生きている。 「岩かげにひっそりと-・く野草」 「鳰鳥(みおどり)のかづき-・き/古事記 中」
②ため息をつく。嘆く。 「かくのみや-・き居らむあらたまの来経行く年の限り知らずて/万葉集 881」
③荒い呼吸をする。あえぐ。 「みづからは鉾をだに持たず-・き苦しむ/徒然 221」

ーオマケー
(広辞苑)
●笈巻く(おいま・く):(「笈を巻く」は旅に出立する意)人の死を忌んでいう語
(方言?習俗?)
笈巻く おいまく 和歌山県東牟婁郡。 死んだ人のことをそう言う。
笈は旅人の用具で、出立の意。

*大辞林にはなさそう???

●冠蓋/函蓋
・カンガイ相望む  冠蓋  使者の車の列が続いている。
・カンガイ相応ず  函蓋  函と蓋が一致している。

*この二つの云い方と熟語は周知と思うけど、間違えやすいので注意。それと、漢検2では、別の言い方もあるので注意。

(漢検2)
冠蓋相望む(カンガイあいのぞ-む)
使者が次々に送り出されるさま。使者の冠と使者を乗せた車のおおいが順々に見える意。〈『戦国策』〉類)冠蓋相属(あいショク)す・冠蓋絶えず

【参考】 『史記』信陵君伝には「平原君の 使者、冠蓋魏に相属(あいしょく)す」とある。

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