漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

漢検1級29-2答え合わせ 余談その4~読み問題(音・訓)&当ブログ検証~

2017年10月20日 | 漢検1級受験歴
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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・まだまだ29-3に向けて始動といっても力入らん・・・で、29-2の(一)読み問題(音訓)の検証をしてみた・・・
・読み問題はそんな大したことはなかったのでは・・・と思っていたが、意外に苦戦したというのをブログなどで読んだので、今回の音訓読み問題、当ブログではどのくらい掲載・対応していたのかなどをチェックしてみた・・・ほとんど掲載アリ。しかも直近でいくつかほぼ大当たりのものもあったよお(^^)・・・と、少しアピール・・・
・では・・・

△1.抃踊:この熟語そのものの掲載ナシ・・・「抃」の熟語掲載はたくさんアリ。
  *「抃(ベン)」と「舞踊(ブヨウ)」の“ヨウ”で容易かと・・・時々「舞踊」の「踊」を“ヨウ”か“トウ”かで迷っていた時期がありましたが、“ブトウ”の場合は「舞“踏”」ですからねえ・・・この違いさえ押えておけばOK。
△2.柝撃:これもこのままの熟語は載せてなかった・・・「柝(タク)」の熟語はたくさん載せている・・・
△3.耋翁:これも掲載ナシ・・・「耋」熟語はたくさんアリ。「耋(テツ)」の音が読めるかどうかだけ・・・
〇4.鷽鳩:熟語も何回か掲載済み、故事成語類としても載せていた・・・
〇5.残燹:「燹」の音訓整理のところにあり・・・野火のことのようだ・・・
〇6.瓊筵:熟語掲載アリ。
〇7.喧鬨:「新・手賀沼散歩 1211 鬩 鬨  読み書き(2014年12月11日)のところに掲載。だいぶ古いね・・・
〇8.龐眉:「龐眉」でも「龐眉皓髪」でも何度か掲載アリ
〇9.犇散:過去模試「20.牛馬が犇散と走る」
〇10.輓夫:「輓」の音訓整理のところに掲載アリ
〇11.楔子:(これは実は“ケッシ”なのか“セッシ”なのか迷った・・・両方の読みアリ。ただし意味が異なる)文意からは“ケッシ”読み(の筈)。
   *過去文章題「・・・この鼠が、これから雑劇の所謂(エ)楔子を演じようと云う役者なのである。・・・」(「仙人(上)」(芥川龍之介))
   *この文章題なら“セッシ”・・・解答解説に
    「(注)「楔子(ケッシ)」なら、くさびなどの意味。
     「楔子(セッシ)」というのは、中国の演劇で4幕以外の補助幕のこととか、演劇での用語の模様。」
    と注書きしておいた。
   *また、「楔子」でも以下のように掲載している。
    楔子(セッシ・ケッシ):①くさび、②元曲で、序幕と間幕・・・
    <楔子ケッシ>①くさび。②物事の最も重要なところ。③コッター。(コトバンク)←平形のくさびの一種
   <中国語の楔子>①くさび、楔子くさびを打ち込む ② 木くぎ・竹くぎ 
           ③元曲で第1場の前あるいは2つの場の間に入れる出し物 ④旧小説の まくら
〇12.襤褸:略。至る所に掲載・・・
〇13.鏖戦:掲載アリ。
〇14.戍役:「戍」の音訓整理で掲載済み。
〇15.雹霰
    ・<29-2向け 漢検1級 模擬試験問題 その2>「3.急に雹霰が降ってきた」(3.はくせん *ひょうとあられ。)
    ・雹と霰を合わせて音で読むと雹霰(ハクセン・ハクサン)となる。
    ・「雹(ひょう)」「霰(あられ)」・・・音読みでは「雹霰(ハクセン)」  など掲載。
    *29-2向け模試で出題していたんだ!!大当たり~!!
〇16.捫蝨:これも直近の<29-2向け <語選択問題 おさらい(上級者用> その1>で出題。
    捫蝨:(大字源)人前で蝨をひねる。辺りかまわず恐れはばからないさま。故事あり(略)。
   (漢検2)③ひねる。ひねりつぶす。「捫蝨(モンシツ)」
〇17.悁悒:「熟語の読み・一字訓読(その95)」 <悁:エン、ケン、いか(る)、あせ(る)>で掲載アリ。
〇18.一齣:「熟語の読み・一字訓読(その317) 黹 黻 黼 齎 齔 齣 齟 齧」
       <齣:シュツ、セキ、くぎり、くさり、きれめ、こま>で以下のとおり掲載済み。
         *シュツ(漢音)セキ(漢・呉音) *シュツ音記載は漢字源のみ、ただし、シュツ音熟語ナシ。 
        *漢検2「くぎり」「きれめ」訓ナシ(意味にはあり)
        *齣目(セキモク)=折り目、幕次第。一齣(イッセキ)=ひとくぎり、一節。いっく。、両齣(リョウセキ)
〇19.戛然:<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題(28-2用) 上級者用その1 >で“書き問題”で出題。
    「玉と玉と撃てる音か、4.カツゼンと瞬時の響きを起す。(4.戛然)」
△20.鄙忱:この熟語そのものの掲載はナシ。「漢検1級 29-2向け模擬試験問題 その3」にて、
    「10.忱恂、九徳之行を迪知す」 また、音訓整理のところで、「・まこと :摯愛=熱愛、摯忱(シシン)=誠実・至誠・真心。」など「忱」の熟語を掲載。
〇21.遽しい:「27.遽しく急ぎ足で遠ざかる (漢検1級28-3に向けて <syuusyuu 模擬試験問題その5 >(最終回))
        「28.遽しく急ぎ足で遠ざかる (漢検1級 模擬試験問題(チャレンジャー用) 第12回)
〇22.爨ぐ:「樵蘇(しょうそ)して爨(かし)がず」:貧しいことの 形容 (漢検1級 28-②に向けて「樵蘇して爨がず」(漢検2準拠))
〇23.(金銀)汞:音訓整理にて掲載(熟語の読み・一字訓読 (その137)2015年06月29日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-)
        <汞:コウ、みずがね>
        ・みずがね:昇汞、甘汞・・・塩化水銀の別名  
〇24.檠:「3.ユダメを用いて強弓を調える (3.榜・檠) 」<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題(28-2用) 上級者用その1 >
      「弓に(3)ケイ(注3)が必要なように  (3)檠 」 <syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題(28-①用) その6>
      「11.ユダメを用いて強弓を調える」<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題 (27-③用) その1 > 
      「10.ユダメを用いて強弓を調える」<漢検1級 模擬試験問題(チャレンジャー用) 第5回>
      「ユダメ(檠、標)を用いて強弓を調える・・・これも1級過去問(読み)  ➪ 書き問題としてみました。」など・・・
△25.憑んで:以下の音訓整理で・・・訓読み問題としては作ったことはなかった・・・
    <馮:ヒョウ、フウ、よ(る)、たの(む)、かちわた(る)、いか(る)、つ(く)> *フウ音はほとんど人名に使われている。 
     *「いか(る)」以外は、類:憑。
     ・よ(る)、つ(く):馮依、馮軾(ヒョウショク)=軾によりかかること=敬礼の一様式=馮式(ヒョウショク)、馮几(ヒョウキ)
     ・たの(む):馮頼=たよりたのむ、馮翼(注1)、馮恃=たのむ、たのみとする=憑恃、馮天=天命をたのみとする=憑天
      ・・・(以下略)・・・
△26.甚く:問題化せず。文章題中の文言にあり・・・ 漢検1級28-3に向けて <syuusyuu 模擬試験問題その3 >
✖27.大髻:“たぶさ”訓あるも熟語の掲載はナシ
〇28.繙き:「私は(オ)行李を解いて書物を(カ)繙き始めた」<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題(28-①用) その4>
       「なお、漢検2の「ひもと(く)」訓に対応する熟語は「繙閲(ハンエツ)」「繙読(ハンドク)」が掲載されている。」
       「伯父の著書『支那分割の運命』を(8)ヒモトいて見た。」<漢検1級 27-③に向けて その121>
       「文章題訓練」その㊿ 「蕪村集を(コ)繙く者誰かこれを知らざらん」<漢検1級 27-③に向けて その110>
       「文章題訓練」その㊴ 「彼批評家には必ずや文集があるべく、これを(ケ)繙いたら、百物語評を・・・」
        <syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題 補習版その2(ほぼ漢検に準拠)>
〇29.佯りて:この設問そのものの掲載アリ・・・大当たり~!!(^^)って・・・
       「佯(いつわ)りて北(に)ぐるには従うなかれ、鋭卒(えいそつ)は攻むるなかれ・・・」<故事成語関連の勉強の仕方(1級高得点のために・・・続き)・・・例えば孫子・第7章・軍争篇の中の・・・>
       <熟語の読み・一字訓読(実践問題その12) 偃 佯 錮>
       問題2 佯:ヨウ、いつわ(る)、さまよ(う)
           ①佯尊(ようそん):うわべだけ尊ぶこと。いつわる意の熟語はたくさんあります・・・「佯北(ようほく):いつわり逃げる」「佯啞(ようあ):いつわって唖となる」「佯愚(ようぐ):いつわって愚なるふりをする」「佯敗(ようはい):ことさらに敗れたるふりを装う」「佯死(ようし):死んだふりをする」「佯狂:気が狂ったふりをすること。また、その人。「陽狂」とも書く。」「佯病(ようびょう):仮病のこと」「佯盲(ようもう):にせめくら」「佯睡(ようすい):狸寝入り、寝たふり」「佯言(ようげん): ①偽りの言葉、人 をだます言葉 ②偽りの言葉を吐く、うそをつく、人をかたる」「詐佯(さよう):いつわり」など・・・。
      「箕子(きし)は(佯)り狂ひて奴と為る。」<故事成語類(実践問題その16)>
△30.孅わなる:「4.彼女は孅い外見に反して芯の通った女性だ」<読み問題(漢検DS:“読み”問題から・・・気になったところのみ・・・)2017年09月17日 | 書き・読み問題> 
      「4.彼女は孅い外見に反して芯の通った女性だ  かよわ(い) ✖文によっては「かぼそ(い)」と勘違いしそう・・・」
     「熟語の読み・一字訓読(その79)」
      <孅:セン、かよわ(い)、こま(かい)>
      ・かよわ(い):孅弱=①身体のかよわいこと・たおやか 
                 ②筆致が細かで弱いこと 
              孅研=小づくりでうるわしい・細くて美しい=「繊妍」に同じ
      ・こま(かい):孅介(センカイ)=こまかい、ちいさい、細小、細緻  孅悉(センシツ)=極めて微細なこと

  *直近9月の記事、せめて「孅(かよわ)“き”外見に反して・・・」とかの設問にしておけば、もっと良かったかも知れないな・・・
👍👍👍 🐔 👍👍👍
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29-3に向けて ~始動~

2017年10月20日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●次回29-3に向けて早速始動 ~次までは、日にちがあまりないからねえ~ まだまだヤルこと、たくさんあんだよねえ・・・

●ということで、取り敢えず、漢検辞典に載っていない<当て字>について、次の作業を行った・・・

 ①当ブログ開設初期に掲載した当て字のチェック・・・網羅的にチェック・・・
  このときは「三省堂 難読漢字辞典」で闇雲に(出題範囲?もわからず)、掲載していたが、流石に“無制限”では出さないだろうと思い、
  掲載当て字のうち、国語辞典(広辞苑ほか)にも収録されている当て字がどのくらいあるかチェックした・・・
  一応、国語辞典にも収録されていれば、“一般的に認知されている当て字”“世間に通用している当て字”と判断した・・・

  *それでも、現在、40個ぐらい見つかった(ーー)
  *少なかったといえば少ないけど、さらに40個もかよ~と思うと気が滅入る・・・

 ②念の為、今回出題された「ひよどり」(白頭鳥)を見たら、広辞苑では見出しで「鵯・白頭鳥」となってるので、こういうのは、見つけやすいし、チェックしやすいが、過去、漢検辞典に掲載なくても出題されたという「日照雨(そばえ)」についても見てみたら、
 <広辞苑>
 「戯(そばえ)」:①あまえてふざけること。ざれること。
          ②狂い騒ぐこと。
          ③ある所だけで降っている雨。通り雨。わたくし雨。むらしぐれ。日照雨。・・・
 という記載内容だった。・・・こういうのは見つけづらいんだよなあ・・・。
 ネットで、他の国語辞典も当たってみたら、
 <大辞林>(ネットで調査) 
 「そばえ【戯へ・日照雨】>:①たわむれること。あまえること。
               ②〔「日照雨」とも書く〕 ある所だけに降っている雨。かたしぐれ。
                  「嵐吹く時雨の雨の-にはせきの雄波の立つ空もなし/万代集」

  *広辞苑だと、解説の中で出てくるので、こういうのは見つけづらい、ということがわかった。大辞林ならまだ見つけやすそう・・・。

 ③ということで、一応、広辞苑主体に、解説の部分も注意深くみながら、チェックしていこうと思っている・・・それでもヌケモレが出そうではあるが・・・。見つけた当て字については、念のため、大辞林や他の国語辞典(主としてネット)でも確認しながら作業をしていくつもり。

 ④上記で見つけた40個ぐらいの当て字の中には、
   ・動植物の古名(例:烏草樹(さしぶ):シャシャンボの古名)
   ・俳句用語としての当て字?(例:新松子(しんちぢり))
  のようなものもあり、こういうのを除けば、それほど多くはないような気もしている・・・もちろん、こういうのも一応調べておくけど。

 ⑤①~④が完了したら、再度、三省堂の難読漢字辞典掲載の当て字で当ブログに収録していないものとか、手持ちの(昔購入してよく読んでた)市販の「読めそうで読めない難読漢字」とか、この種市販本にも、ちょっと当ってみようかなとは思ってる・・・いずれにしてもそこまでやると、範囲はほぼ無制限になってしまうので、どこかで線引きして限定しないと、とてもじゃないが耐えられん・・・。

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