漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

「卿」・「饗」と「嚮」、「控除」と「扣除」、ムカツく・エズく

2018年01月27日 | 書き・読み問題
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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<ややこしい話①>・・・「卿」・「饗」と、「嚮」の真ん中の書き方の違い・・・
・公卿の「卿」や饗宴の「饗」の真ん中の字と、嚮壁虚造の「嚮」の真ん中の字
・「漢字の書き方」や漢検2でも、どう見ても、前2者は点で、「嚮」のほうは線(横棒)になってる・・・でも漢検2「漢字必携」だと“点”のようだから、神経質になる必要はないかな・・・(異体字の「」)を書いておけば良いのかも知れないがちょっと気になる)

<ややこしい話②>・・・「控除」と「扣除」の一字訓読の読み方の違い・・・
・漢検2では、それぞれ以下のとおり。熟語の意味としては、「控除」=「扣除」・・・
 控除(コウジョ):金額などを除くこと。特に、収入のうち課税対象額から除外すること。「税金の扶養―」 書きかえ「扣除」の書きかえ字。
 扣除(コウジョ):書きかえ「控除」
・でも、現行訓では以下のとおり、この音熟語と訓読みが異なる・・・
 控:中学…ひか(える)高校…コウ 準1…つ(げる)1級…のぞ(く)
 扣:コウ、ひか(える)、たた(く)、たず(ねる)、さしひ(く)

だから、「控除ー控(のぞ)く」 「扣除ー扣(さしひ)く」となって、一字訓読は異なることになるか・・・尤も、漢検2には「扣」の訓は「ひか(える)、たた(く)」しか載ってないけどね・・・

<ややこしい話③> 
ムカツく 噦く・嘔く *漢検2には「嘔(むかつ)く」の読みは出ていない・・・(どうでもで良いが、ときどきネットの「漢字辞典」にはすべての漢字が載ってるわけではないことを経験している・・・この「噦」の字も掲載されていない・・・)・・・ま、ムカツく=「嘔く」と書いても✖にはならないだろうが・・・

エズく  <嘔吐>く *漢検2・広辞苑ともアリ・・・当て字だから書かせることはないとは思うが、わからん・・・当て字でも文章題中で書かせる、読ませることがあったような気がする・・・(漢検2)「〈▲嘔吐〉く:えず-く:一度食べた物を口から出す。はく。もどす。」

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<29-3向け>語選択問題㉔

2018年01月27日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●<29-3>受検票到着・・・9番だった。年末近くに遅く申し込んだからな・・・でも、こんな感じだといつもと変わらない受検者数かも・・・大体、いつも12人ぐらいだから・・・会場は大学などの教育機関じゃなく、前回と同じホテル内の会場・・・良かった、暖房完備で(笑)
●当ブログ模試、遡って復習中だけど、あと<28-1向け模試>8作・・・これでオシマイにしよう・・・これ以上遡ると、だんだん“漢検2”から遠ざかってしまって逆に“悪影響”が出そうなんで(汗)
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●復習しながらの“おさらい”の意味での整理です・・・ほとんど広辞苑と漢検2掲載熟語なので為にはなるかも・・・なお、すべて当ブログ既出熟語です・・・たぶん。
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<付録問題>・・・解答は末尾・・・
●書き問題・・・「文章のテニヲハが合わない」・・・国字の分野じゃなくて、こんなん出そうかも・・・ウッカリ忘れそうな熟語・・・
●熟語・一字訓読・・・「蹇滞 - 蹇まる 」

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<語選択問題(その43)>
1.人に恥をかかせそしる
2.いろいろなことを広く見聞する
3.遠くはるかなこと
4.同じようにしたい、なりたいと思うこと
5.①気ままにふるまうさま、気ままにぶらつくさま ②心がのびのびして物事にこだわらないさま、ほしいままにするさま

<語群>
( がいはく、ちょうよう、りょうろう、ばとう、しゅうてい、こうぼ、はくしょう、ばっしょう )

<語選択問題(その44)>
1.キク科の野菜、“ちしゃ(ちさ)”のこと。
2.父と祖先の御霊屋
3.美しいはなが咲く草。草ばな。
4.①花が乱れるさま ②ばらばらに乱れ散るさま ③多いさま ④落ち着いてゆったりしているさま
5.案内すること。また、その人。嚮導。

<語群>
( びょうう、でいそ、はき、けいは、じんしょう、ふんぴ、わきょ、もくしゅく)
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=解答=
<語選択問題(その43)>
1.醜詆(しゅうてい):人に恥をかかせそしる  (漢検2熟語)
2.博渉(はくしょう):(大字源)いろいろなことを広く見聞する。渉猟。 *広辞苑ナシ。
(漢検2)②広く見聞する。「渉猟」「博渉」
3.迢遥(ちょうよう):遠くはるかなこと
   漢検2「迢」意味:はるか。とおい。高い。「迢迢」「迢遥(チョウヨウ)」。迢遥千里  千里迢遥
4.傚慕(こうぼ):同じようにしたい、なりたいと思うこと
(漢検2)意味:ならう。みならう。まねる。「傚慕」
5.聊浪(りょうろう):①気ままにふるまうさま、気ままにぶらつくさま ②心がのびのびして物事にこだわらないさま、ほしいままにするさま
(漢検2)③たのしむ。「聊浪」「無聊」

<語選択問題(その44)>
1.萵苣(ワキョ・カキョ):キク科の野菜、“ちしゃ(ちさ)”のこと。(漢検2)「萵苣(ワキョ)(ちしゃ)」に用いられる字。 *“カキョ”とも読む
2.禰祖(でいそ):父と祖先の御霊屋
(漢検2)①父のおたまや。みたまや。廟(ビョウ)にまつった父。「禰祖」
3.葩卉(はき)美しいはなが咲く草。草ばな。花卉(カキ)。
4.紛披(ふんぴ):①花が乱れるさま ②ばらばらに乱れ散るさま ③多いさま ④落ち着いてゆったりしているさま
下つき:開披(カイヒ)・直披(チョクヒ)・紛披(フンピ)
5.尋承(じんじょう):案内すること。また、その人。嚮導。尋所(じんじょ)。(広辞苑) 
 *尋承=嚮導:類義語問題で出題・・・「尋承」は広辞苑所載・・

<付録問題> =解答&補足=
●書き問題
「文章のテニヲハが合わない」:弖爾乎波・弖爾遠波
 (*広辞苑には「天爾遠波」もアリ。また、「てにをは=てには」ということで「弖爾波・手爾波」という熟語も記載アリ。)
●熟語・一字訓読
「蹇滞 - 蹇まる 」 「けんたい ー と(まる)」 *「とど(まる)」訓はナシ。
(参考ー漢検2ー)「蹇:③とどこおる。とどまる。とまる。「蹇滞」」
<蹇:ケン、なえ(ぐ)、なや(む)、と(まる)、おご(る)、かたくな、ま(がる)>
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<29-3向け>語選択問題㉓

2018年01月26日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●復習しながらの“おさらい”の意味での整理です・・・ほとんど広辞苑と漢検2掲載熟語なので為にはなるかも・・・なお、すべて当ブログ既出熟語です・・・たぶん。
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<付録問題ー熟語・一字訓読ー>    ・・・解答は末尾・・・
綴緝 - 緝める  
熙笑 ー 熙ぶ・煕しむ  
光熙 - 煕る    
懊恨 ー 懊む 
懊悩 - 懊む 
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<語選択問題(その41)>
1.知識が広く記憶のよい人 
2.膏薬などをおさえてはりつける。
3.一匹のいけにえの牛、または豚  
4.あでやかな、なまめいた姿 
5.互いにうちとけること、やわらいでむつまじい状態になること

<語群>
( しょと、うっちょう、しょうこう、しょちゅう、とくせい、ことく、きょうし、えんや )

<語選択問題(その42)> 
1.はじて汗をながすこと 
2.上品でまじりけのないこと 
3.水を深くたたえているさま、学識の深いさま。
4.とげのある竹の生垣 
5.水などの広大なようす。

<語群>
( ほうじゅん、がじゅん、てんかん、はり、おうかん、こうかん、えんり、たんがん )
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=解答=
<語選択問題(その41)>
1.書厨(しょちゅう):*漢検2意味②知識が広く記憶のよい人
2.熨帖(うっちょう):膏薬などをおさえてはりつける。(漢検2)④おさえる。「熨帖(ウッチョウ)」
「熨貼」でも〇と思うが・・・
熨貼・熨帖(ウッチョウ):①膏薬などをおさえてはりつける。②ひのしをかけて布のしわをのばす。③ほどよい。心にかなう。
3.特牲(とくせい):一匹のいけにえの牛、または豚   *漢検2掲載熟語   
4.嬌姿(きょうし):(広辞苑)あでやかな、なまめいた姿 *漢検2掲載熟語
5.浹洽(しょうこう):*漢検2・意味②互いにうちとけること、やわらいでむつまじい状態になること

<語選択問題(その42)> 
1.靦汗(てんかん):はじて汗をながすこと *漢検2掲載熟語
2.雅醇(がじゅん) 上品でまじりけのないこと *漢検2掲載熟語 
 *「雅馴」は、“言葉づかいが正しく、筆遣いが馴れていること。文章などが上品でおだやかなこと” 
3.泓涵(おうかん):水を深くたたえているさま、学識の深いさま。*漢検2掲載熟語
4.笆籬(はり):とげのある竹の生垣 *漢検2掲載熟語
5.浩瀚(こうかん):(漢検2)①水などの広大なようす。 ②書物のページ数や巻数が多いこと。 *「浩」「瀚」ともに広大なこと。

<付録問題ー熟語・一字訓読ー> =解答=
綴緝 - 緝める  ていしゅう - あつ(める) *漢検2下つき:綴緝(テイシュウ)
熙笑 ー 熙ぶ・煕しむ  きしょう - よろこ(ぶ)・たの(しむ)
光熙 - 煕る    こうき - ひか(る)
懊恨 ー 懊む おうこん - うら(む)
懊悩 - 懊む おうのう - なや(む)
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“ぼうふら”、“うわごと”、“たわごと”

2018年01月25日 | 書き・読み問題
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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・さあ、どんどん、助け合おう(笑) ・復習してて“アレッ?書けるかな?”と思ったヤツ・・・

●ぼうふら

 当て字なら、〈孑孒〉・〈孑孑〉
 漢字一字なら、孒:キョウ  ぼうふら  (意味:ぼうふら。「孑孒(ゲッキョウ)」)

*広辞苑に「歌舞伎のボウフラ踊り」なんてのがあるんで、こういう書き問題で出るかも・・・(広辞苑では「“孑孑”踊」、“ぼうふら”の項は「孑孑・孑孒」)。

●うわごと/たわごと

 漢字一字なら、「囈」にも「譫」にも両方の読みがあるから、これで大丈夫。
 
 当て字の含めて、読みでも出るかも知れないから、一応整理しておくと・・・

 うわごと:〈▲囈語〉・▲囈(うわごと)・譫(うわごと)〈▲譫言〉(うわごと)
 たわごと:△戯言(たわごと)▲譫(たわごと) ・囈(たわごと)

 *うわごとの当て字は“ゲイゴ”“センゲン”で覚えている・・・。
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<29-3向け>語選択問題㉒

2018年01月25日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●復習しながらの“おさらい”の意味での整理です・・・ほとんど広辞苑と漢検2掲載熟語なので為にはなるかも・・・なお、すべて当ブログ既出熟語です・・・たぶん。
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<付録問題ー熟語・一字訓読ー> 「呵筆 ー 呵く 」   ・・・解答は末尾・・・*「呵筆」は、漢検2掲載熟語。
 
<語選択問題(その39)>
1.悲しみや憤懣で胸がつまり、また、むせぶこと 
2.土をこねてやきものをつくる。転じて、天地が万物を成就すること、王者が民俗を教化する意味。
3.みやびで飾り気のないこと。
4.心に深く心配すること。
5.あやぎぬ。また、あやぎぬでつくった衣。

<語群>
( ぼくじつ、きら、おゆう、しんかい、りょうき、けんとう、がぼく、ていきゅう )

<語選択問題(その40)> *語群に同音が2つありますが間違いではありません*
1.おしきっていさめること
2.思い起こすこと。
3.ろくろ。転じて、物事を調節することのたとえ。また、聖王が天下をよく治めることのたとえ。また、造物主のたとえ。
4.うろうろと落ち着かないさま。あわただしく忙しいさま
5.思うことがあって、うれえるさま。

<語群>
( きょくちょく、こうこう、かんそう、かいしゅん、かんかん、とうきん、こうこう、れきろく ) 
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=解答=
<語選択問題(その39)>
1.於邑・於悒 (おゆう):悲しみや憤懣で胸がつまり、また、むせぶこと *漢検2掲載熟語「於邑」
2.甄陶(ケントウ):土をこねてやきものをつくる。転じて、天地が万物を成就すること、王者が民俗を教化する意味。
(漢検2)①すえ。やきもの。また、つくる。陶器をつくる。「甄陶」 ②明らかにする。みわける。調べる。「甄抜」「甄別」
3.雅樸(ガボク):(広辞苑)優雅と質僕。みやびで飾り気のないこと。
(他国語辞典)雅樸:上品で素朴であること。また、そのさま。「為山氏の画は巧緻精微、不折君の画は―雄健」〈子規・墨汁一滴〉
*「雅“朴”」はざっと見た限りではナシ・・・他では、質樸(=質朴)樸直(=朴直)、樸実(朴実)・・・とあるんだが・・・もしかしたら、「雅“朴”」でも〇かもしれないけど・・・
4.軫懐(シンカイ):(漢字源)心に深く心配すること。
(漢検2)・・・③いたむ。うれえる。「軫懐」「軫念」
5.綾綺(りょうき):(漢検2)あやぎぬ。また、あやぎぬでつくった衣。

<語選択問題(その40)>
1.敢諫(かんかん):(広辞苑)おしきっていさめること
2.喚想:(広辞苑)思い起こすこと。想起
3.陶鈞(トウキン):ろくろ。転じて、物事を調節することのたとえ。また、聖王が天下をよく治めることのたとえ。また、造物主のたとえ。
(漢検2)下つき:洪鈞(コウキン)・大鈞(タイキン)・陶鈞(トウキン)
(当ブログ)
・ろくろ:鈞陶(キントウ)=ろくろで陶器をつくる、「洪鈞(コウキン)・大鈞(タイキン)=①ろくろ ②転じて、造物主や天を表す」
陶鈞(トウキン):(大字源)①陶器をつくるのに用いる旋盤。ろくろ。転じて、物事を調節することのたとえ。②聖王が天下をよく治めることのたとえ。また、造物主のたとえ。
4.遑遑(コウコウ)(皇皇・惶惶もたぶん〇):(漢検2)うろうろと落ち着かないさま。あわただしく忙しいさま
(当ブログ)
・あわ(てる):遑急=あわて急ぐ、遑惑=あわてまどう、遑遑=こころが落ち着かない、うろうろするさま、いそがしいさま =皇皇=惶惶=栖栖(棲棲:セイセイ)
(注)漢検2には、「=皇皇=惶惶」はナシ。・・・ないが、「皇」のところに「・・・④あわてる。「倉皇」・・・書きかえ:④「惶(コウ)」の書きかえ字として用いられるものがある」とあるから、「皇皇」は〇になる可能性もある。同じように「惶惶」も〇になるとは思うがどうかな・・・
5.耿耿(コウコウ):①明るくひかるさま。明るいさま。 「―と照る月」 ②思うことがあって、うれえるさま。

=<付録問題ー熟語・一字訓読ー> 解答=

「呵筆(かひつ) ー 呵(ふ)く 」
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芬華 不恤緯 畢矣 轡銜

2018年01月25日 | 故事成語類
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●(魯魚亥豕・亥豕之譌:)「琺“瑯”」「蟷“螂”」につづいて、檳榔(檳榔樹、檳榔毛・・・)の「」も同じ思い違いをしていた(汗)・・・郎党の「郎」ではなく、良好の「良」だった。
●当ブログの模試の復習(<29-3向け>5作、<29-2向け>7作)完了・・・あと、<29-1向け>模試と、遡って復習予定・・・どこまで遡るか・・・全部は出来ないしやらない・・・その復習の中で“深掘り”をしていてお知らせしておいたほうが良いと思ったものを記事にしています・・・
(もう、本番の試験問題も訂正できんだろう・・・ははは、当たると楽しいな・・・)
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功ある者は顕栄せられ、功無き者は富むと雖もフンカ(芬華)する所なし ・出典・史記 商君列伝 *商鞅のこと
 ・芬華(フンカ):(大字源)はなやか。はで。はでに飾る。

 *当模試で音読み問題で出したけど、故事成語の類で書かせるかも・・・

寡婦、イ(緯)を恤えず (寡婦、不恤緯。) ・・・周末の故事
国、将に隕なれば、リイ(釐緯)を恤えず (国之將隕 釐不恤緯)      ・・・三国志・魏書
 *釐緯・・・釐(わず)かな緯(よこいと)

・当模試では「寡婦、緯は不恤するも宗周の隕を憂う」なんて音読み問題をつくったけど、これらは有名な「不恤緯(フジュツイ)」の故事なので、故事成語としても出るかもしれない・・・

・なお、「不恤緯」というのはネットでもヒットする・・・国防論ほかで有名な蒲生君平の「不恤緯」という著作もある。

 「不恤緯」:蒲生秀実著。1858年 (安政5)刊。その後松下村塾からも出版された。書名は緯(よこ糸)を恤えず、周末、はた織の寡婦が、横糸の乏しくなったを憂えず、国の前途を憂えたという中国の故事に基づく。国坊論と尊皇論と結びつけた最初の書物といわれる。

ノウジ(能事)、畢(お)われり ・・・出典:易経
 ・これはよく目にする故事成語・・・
 ・四字熟語にすると、
   能事畢矣(ノウジヒツイ):成すべきことは、すべて成し終えたということ。「ノウジ(能事)、畢(お)われり」 出典:易経

  *「畢矣(ヒツイ)」のほうの音読みも気をつけよう・・・。

ヒカン(轡銜)を急にする者は千里の御に非ず
 ・これもよく目にする故事成語・・・
 ・こちらは“ヒカン”が書けるようにしておこうか・・・
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<29-3向け>語選択問題㉑

2018年01月24日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●復習しながらの“おさらい”の意味での整理です・・・ほとんど広辞苑と漢検2掲載熟語なので為にはなるかも・・・なお、すべて当ブログ既出熟語です・・・たぶん。
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<付録問題ー熟語・一字訓読ー> 「磨鑢 - 鑢る 」   ・・・解答は末尾・・・*「磨鑢」は、漢検2掲載熟語。
 
<語選択問題(その37)>
1.ボタン(衣服などについていて、合わせ目をとめる物。)
2.隠者の衣服。また、その住居。
3.のどかな春の日の光。
4.わらぐつ。身分の低い者のくつ。
5.あまだれうけのおけ

<語群>
( きゅうかつ、へいら、ちゅうこう、いんちゅう、りゅうそう、しょうこう、ぼうあい、らべつ )

<語選択問題(その38)>
1.高原と低湿地。
2.銀のさかずき(つのさかずき)。
3.はなかんざし
4.官吏の官職の肩書
5.くつわ(乗用の馬具でくつわのこと)。

<語群>
( いほう、かんかん、かんろく、げんしつ、ぎんこう、ぎんせん、かでん、らでん)
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=解答=
<語選択問題(その37)>
1.鈕釦(チュウコウ):ボタン(衣服などについていて、合わせ目をとめる物。)
(漢検2)「鈕」②ボタン。「鈕釦(チュウコウ)」
・ボタン:鈕釦=鈕子=ボタン、鈕鉤=ボタン、こはぜ。鈕口=鈕孔=ボタン穴 
2.薜蘿(ヘイラ):(漢検2)①つる草。かずら。「薜」も「蘿」もつる性の植物の意。②隠者の衣服。また、その住居。
3.韶光(ショウコウ):のどかな春の日の光。
*漢検2:意味①うつくしい、うららか:「韶景」、「韶光」 意味②中国、伝説上の天子舜が作ったといわれる楽曲。「韶舞」
4.芒鞋(ボウアイ)・(ボウカイ):わらぐつ。身分の低い者のくつ。
(大字源)「芒鞋」=「わらぐつ→身分の低い者のくつ)」ということらしい。
(漢検2)下つき:青鞋(セイアイ)・草鞋(ソウアイ)・(ソウカイ)・(わらじ)・芒鞋(ボウアイ)・(ボウカイ)
5.霤槽(リュウソウ)=あまだれうけの槽(おけ)*漢検2:意味②(現行訓にない“あまだれうけ、あまどい”の項に音熟語の「霤槽」掲載あり)

<語選択問題(その38)>
1.原隰(ゲンシュウ・ゲンシツ):(大字源)高原と低湿地。(漢検2)下つき:原隰(ゲンシツ)・(ゲンシュウ)
2.銀觥(ギンコウ):(大字源)銀のさかずき。觥はつのさかずき。
(漢検2)下つき:銀觥(ギンコウ)
(大きなさかずき:巨觴=巨杯=巨觥)
3.花鈿(カデン):はなかんざし
(漢検2)下つき:花鈿(カデン)・金鈿(キンデン)・螺鈿(ラデン)
・かんざし:花鈿=鈿朶(デンダ)=はなかんざし
4.官銜(カンカン):官吏の官職の肩書
(漢検2)③くらい(位)。「官銜」
5.銜勒(カンロク・ガンロク):(大字源)カンロク:くつわ。勒も、くつわ。(乗用の馬具でくつわのこと)
(漢検2)意味:①くつわ(轡)。くつばみ。ウマの口にふくませ、手綱をつける金具。「銜勒(カンロク)・(ガンロク)」 ②ふくむ。物を口に入れる。「銜枚(カンバイ)」 ③くらい(位)。「官銜」 下つき:馬銜(バカン)・(はみ)  ・・・(広辞苑:馬銜はみ:①轡で、馬の口にくわえさせる所。②・・・)
(参考)
<銜:カン、ガン、くつわ、ふく(む)、くわ(える)、くらい>
・くつわ:馬銜(バカン・はみ)、銜勒(カンロク・ガンロク)・・・以下省略・・・
・ふく(む)、くわ(える):銜枚(カンバイ)・・・以下省略・・・
・くらい:官銜(カンカン=漢検2読みナシ。大字源読み。)=官吏の官職の肩書。頭銜、銜掲(ガンケイ)=官位を上に書いた紙片。銜欠(ガンケツ)=原任の官職と現在の欠分(地位・官職)
*「くらい」:位、待遇の意、官位のこと。後世、官職にある者に与える官で名だけで職のない優遇官の由。

=付録問題 解答=
「 磨鑢 - 鑢る 」 = マリョ(・マロ) ー す(る)

(漢検2)「鑢」意味:やすり。また、やすりでする。みがく。する。「磨鑢」
す(る):磨鑢=すりみがく *漢検2読みフリなし。大字源にもフリなし。“マロ”でも“マリョ”でも良さそう・・・。
*ブレイズムさんの講座では「Ⅳ 磨鑢・・・まりょ 意味:こすり磨く。」と、“マリョ”読み・・・。
<鑢:リョ、ロ、やすり、す(る)> *リョ(漢音)ロ(呉音)
・やすり:鑢子(ロシ・リョシ)=こやすり(字通)
・す(る):磨鑢=すりみがく *漢検2読みフリなし。大字源にもフリなし。“マロ”でも“マリョ”でも良さそう・・・。
*大漢和、漢字源には熟語ナシ。
👍👍👍 🐕 👍👍👍 「磨鑢」の読みのある辞典をお持ちでしたら、読みをお知らせ頂けるとありがたいです👍👍👍
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飛翰騁藻 磨磚成鏡 四塗洞闢

2018年01月23日 | 四字熟語
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(受検学習にちょっとつかれたので小休止・・・自分のための覚書です・・・<29-3>向けには、ほとんど役に立たないと思います)

飛翰騁藻(ヒカンテイソウ)  ・・・出典:三国志・呉書(巻65)・華覈(カカク)伝・・・

・「翰を飛(ヒ)し、藻を騁(テイ)す」と読むのか、「翰を飛(と)ばし、藻を騁(ほしいまま)にす」と読むのか・・・

・「騁藻=文章をほしいままにする」(=騁文)

*華覈:(219年ー278年):中国三国時代の呉の政治家。呉の孫皓に百通を超える上奏文を奉っている。また文学的才能にも優れていたとされる。

<翰:カン、ふで、ふみ、みき、てがみ、と(ぶ)> <藻:中学…ソウ、も 準1…あや、かざり>
・翰藻(カンソウ):(漢検2)詩歌や文章。「中国古典文学の豊かな―」


磨磚成鏡(マセンセイキョウ):(センをみがきてかがみとなる)
 *れんがを磨いて鏡にする。不可能を乗り越えなければ仏になれないというたとえ。(伝灯録五)
・磚(セン、かわら):意味:かわら。しきがわら。「磚」から始まる言葉:〈▲磚子苗〉(いぬくぐ)▲磚茶(タンチャ)

四塗洞闢
 四塗(シト):四方に通じる道。
 洞闢(ドウヘキ・ドウビャク):(大字源)広く開く。洞開。(洞開:からりと開く。洞啓。洞闢。)

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手賀沼 我孫子北新田~今朝の筑波山~

2018年01月23日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
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☆↑どれか一つでもポチっとしていただけると嬉しいです↑☆
●この先が我孫子北新田・・・

●北新田一面、雪靄・・・辛うじて筑波山がうっすらと見える・・・

●ちょっとした間に、ハッキリと見え出した・・・

●まるで雲海のよう・・・

●ほんの30分程度の散歩だったけど、急に晴天に・・・

👍👍👍 🐕 👍👍👍
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手賀沼 地上のセッカ(雪下・雪加)

2018年01月23日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
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☆↑どれか一つでもポチっとしていただけると嬉しいです↑☆
●地上に降りたときのセッカを探して撮るのはとても大変・・・









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<29-3向け>語選択問題⑳

2018年01月23日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●復習しながらの“おさらい”の意味での整理です・・・ほとんど広辞苑と漢検2掲載熟語なので為にはなるかも・・・なお、すべて当ブログ既出熟語です・・・たぶん。
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<語選択問題(その35)>
1.天子の直筆の文書。
2.思い切りの良いさま、果決のさま、決断して疑いを持たないさま。 
3.高く飛んでひるがえる。
4.そえのり、貴人の供として同乗すること。また、その者。
5.職務を果たさないで俸給をむさぼるたとえ。

<語群>
( せいしょう、ほせつ、とうはん、りゅうせつ、しんかん、さんじょう、かいかい、かつかつ )

<語選択問題(その36)> 
1.①肩をならべる、人のこみあうさま ②密集するさま 
2.猥褻または野卑な音楽。
3.かるくて質のあらいこと
4.おとしいれる。人を罪に陥れる。
5.お礼参り

<語群>
( けいちょう、せいかん、へんけん、さいがん、ほうし、けいそう、ていせい、えいきょく )
👍👍👍 🐕 👍👍👍

=解答=
<語選択問題(その35)>
1.宸翰(しんかん):(広辞苑)天子の直筆の文書。宸筆。(大字源)
(漢検2)下つき:玉翰(ギョッカン)・手翰(シュカン)・書翰(ショカン)・宸翰(シンカン)・藩翰(ハンカン)・筆翰(ヒッカン)・芳翰(ホウカン)
*漢検2に「簡に書きかえられるものがある」とあるが、「宸“簡”」は広辞苑・大字源には見当たらない・・・
2.夬夬(カイカイ)=思い切りの良いさま、果決のさま、決断して疑いを持たないさま。 (漢検2)「夬」意味②わける。きめる。「夬夬」
3.騰翻(トウハン):高く飛んでひるがえる。(漢検2)下つき:騰翻(トウハン) *以前記事で“トウホン”ではと疑問を呈したが、大字源も“トウハン”だった。
4.驂乗(サンジョウ):そえのり、貴人の供として同乗すること。また、その者。 (漢検2)②そえのり。貴人の供として同乗すること。また、その者。「驂乗」
5.餔啜・餔歠(ほせつ):語選択「職務を果たさないで俸給をむさぼるたとえ。」で出題・・・
(漢検2)③くう。くらう。食べる。「餔啜(ホセツ)」・・・意味説明ナシ・・・
(大字源)「餔啜・餔歠(ホセツ)」①食べたりすすったりする。飲食。②職務を果たさないで俸給をむさぼるたとえ。(孟子・離婁上)

<語選択問題(その36)>
1.駢肩(ヘンケン):(大字源)①肩をならべる、人のこみあうさま ②密集するさま *(漢検2)意味:ならぶ。二つをならべる。「駢肩」「駢文」 *漢検2では「駢肩」の読みフリなし。
2.鄭声(ていせい):猥褻または野卑な音楽。
3.軽鬆(けいそう):(“ケイショウ”とも)かるくて質のあらいこと
4.擠陥(セイカン):(大字源)おとしいれる。人を罪に陥れる。
5.賽願(サイガン):お礼参り
<漢検2>
・意味:①おれいまつり。おまいり。神から受けた福に感謝してまつる。「賽願」「賽銭」 ②優劣をきそう。「賽馬」 ③さい。さいころ。
・下つき:答賽(トウサイ)・報賽(ホウサイ)
 答賽(トウサイ):神仏にお礼参りすること
 報賽(ホウサイ):祈願成就のお礼として神仏に参拝すること。 お礼参り。
👍👍👍 🐕 👍👍👍
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女蘿 「兎糸(菟糸)、女蘿に附く」 「蔦蘿、喬松につく」

2018年01月22日 | 書き・読み問題
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●こういう時に限って図書館から予約していた図書が2冊も・・・貸出締め切りはちょうど<29-3>本番の日まで・・・読まなくちゃ。
●とうとう、雪も本降り、積もりそう・・・こういう時は学習が捗りそうでいてそうでもない・・・昨日のほうが体調・気分ともに“乗っていた”・・・
●(続)漢字の書き方の思い込み・勘違い・・・これは知っていたけど、記事にもしたかも知れないけど念の為・・・
「抃舞」の「抃」・・・4画目は“点”で離れていますからご注意・・・
「旌旆」の「旆」・・・旁のほうは、「市場」の「市」ではなく、「沛」と同じように、“棒”でつながっていますからご注意・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●S+さんのミニ模試・・・文章題読み書き・・・
「・・・豈に喬木挺生して風に摧かれ易く、5.ジョラ柔を以て乃ち其の根に安んずるの類か。・・・」 答:女蘿
・“ジョラ”といったらこの熟語しかナシ(思い浮かばない)。国語辞典では同音の熟語はナシ。しかも前の文節で、“喬木”に対するものとしての位置づけとされているので、ジョラ(=さるおがせ?)という苔類であることは間違いないと確信できる・・・

兎糸(菟糸)、女蘿に附く *ネナシカズラのつるが、サルオガセに巻き付くという意で、男女の結婚にたとえていう。
(当ブログ既出)
「トシ(兎糸)ジョラ(女蘿)に附く」「兎糸(トシ)、ジョラ(女蘿)に附く」
 (注1)当ブログでは「兎糸」としているが、「菟糸(トシ)」でも良さそう・・・(漢検2では「菟糸=兎糸とも書く」となってる)
 (注2)「」(異体字)の標準字体は、であるが、WPでは反映しないので、以下、異体字の「菟」で書いている・・・。

蔦蘿、喬松につく
 *兄弟・親戚が親しみ合うことのたとえ
 *当ブログ既出。なお、漢検2にも「下つき:蔦蘿(チョウラ)」アリ。

(参考)漢検2掲載の「蘿」熟語
 意味 :①つた。かずら。つたかずら。つる性植物の総称。「蘿径」 ②つのよもぎ。ヨモギ(キク科の多年草)の一種。
 下つき:蔦蘿(チョウラ)・藤蘿(トウラ)
 「蘿」から始まる言葉 〈蘿蔔〉(すずしろ)
 〈海蘿〉(ふのり) 〈松蘿〉(さるおがせ) 薜蘿(ヘイラ)
(参考)当ブログの「蘿」・・・
<蘿:ラ、つた、つたかずら、つのよもぎ>*漢検2「つのよもぎ」訓読み掲載ナシ。
・つた:蘿磴(ラトウ)=つたのからんでいる石段の道
・つたかずら:蔦蘿(チョウラ)、藤蘿(トウラ)、蘿蔦(ラチョウ)=つたかずら、蘿径=つたかずらの生え茂っている小道、蘿月(ラゲツ)=つたかずらにかかって見える月、蘿軒=つたかずらのからんでいる軒、蘿窓=つたかずらのからんでいる窓、蘿薜(ラヘイ)=かずら、つたかずら、蘿蔓=つたかずら
・つのよもぎ:(説文に「蘿、「莪」なり」とあるのみ。)莪蒿(=蘿蒿?)
・その他:女蘿(ジョラ)=(こけの一種)さるおがせ、ひかげのかずら=松蘿(ショウラ)、蘿衣=こけでつくったような粗末な衣服、僧侶・隠者の衣(大字源)、蘿襟(ラキン)=蘿衣のえり、転じて僧侶のこと(大字源)、蘿纏(ラテン)=からみつく、からまる、蘿蔔(ラフク)=だいこん=蘿葡(ラホ)
薜蘿(ヘイラ)=①まさきのかずらとつたかずら=薜茘(ヘイレイ・ヘイリ)と女蘿=蘿薜 ②転じて、隠者の棲居をいう。 ③かずらで織った布  *薜茘は「つる性植物(くいいたび)の名」とあった。

●余談・・・「兎」「菟」がらみの熟語など・・・(漢検2)
菟糸燕麦(トシエンバク):有名無実のたとえ。また、役に立たないもののたとえ。
             「菟糸」はネナシカズラ、「燕麦」はカラスムギ。「菟糸」は「糸」の字があっても織ることができず、「燕麦」は「麦」の字があっても食用にならないということから。〈『太平御覧(タイヘイギョラン)』〉
「菟糸」は「兎糸」とも書く。類)菟葵燕麦(トキエンバク)・南箕北斗(ナンキホクト)

菟裘の地(トキュウのチ):退官して余生を過ごす土地。隠居の地。「裘」は中国、春秋時代の魯(ロ)の地名で、隠公がその地に隠居したことから。〈『春秋左氏伝』〉 ***これなんか、そのうち、故事成語類で出そうな気がするが・・・

「菟」から始まる言葉
〈菟葵〉(いそぎんちゃく)
菟裘の地(トキュウのチ)
菟糸燕麦(トシエンバク)
菟糸子(トシシ):ヒルガオ科のネナシカズラ・マメダオシの種子。漢方で強壮薬として用いる。
〈菟糸〉(ねなしかずら)

(注)<菟葵>は、熟字・当て字で、「いそぎんちゃく」。
   ・だが、広辞苑では「菟葵」は、“いえにれ(家楡)”とも“いそぎんちゃく”とも読んでいる。
   ・また、漢検四字熟語辞典でも「菟葵燕麦」の「菟葵」は“草の名。いえにれ”と説明がある。
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<29-3向け>語選択問題⑲

2018年01月22日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●復習しながらの“おさらい”の意味での整理です・・・ほとんど広辞苑と漢検2掲載熟語なので為にはなるかも・・・なお、すべて当ブログ既出熟語です・・・たぶん。
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<語選択問題(その33)> 
1.他人の手紙をうやまっていう言葉  
2.ふたごころを抱いてはなれ背く。異心をもつ。
3.意味をおし広めて詳しく説明すること。また、その説明されたもの。
4.ふみにじること。ふみつけること。
5.すさまじくいたましいさま。

<語群>
( とうは、せんじゅう、えんぎ、はんかん、りじ、ようかん、せいそう、だい )

<語選択問題(その34)> 
1.いつわって訴える、無実の罪をなすりつけて訴える 
2.なわでくくりとめた扉。極貧の家をいう。
3.下女・はしため 
4.つたかずらの生え茂っている小道 
5.おどり上がり、越える。また、疾走する。

<語群>
( ぬひ、けいけい、とうじょう、しんそ、らけい、しょうかん、じょうすう、そうしょう )
👍👍👍 🐕 👍👍👍

ー解答ー
<語選択問題(その33)> 
1.瑶緘(瑶函、瑶簡):他人の手紙をうやまっていう言葉  
2.離弐:ふたごころを抱いてはなれれ背く。異心をもつ。(大字源)ふたごころを抱いて離れ背く。異心をもつ。離反。
(漢検2:離弐(リジ)) 語選択「5.ふたごころを抱いてはなれ背く。異心をもつ。」で出題
3.衍義(えんぎ):意味をおし広めて詳しく説明すること。また、その説明されたもの。
4.践蹂(せんじゅう):ふみにじること。ふみつけること。
5.悽愴・凄愴(セイソウ):(漢検2)①すさまじく、いたましいさま。「―な戦場」 ②身にしみるほどわびしいこと。 *「凄愴」とも書く。
        (広辞苑)すさまじくいたましいこと。「悽愴苛烈」

<語選択問題(その34)> 
1.譖訴(シンソ):譖訴(=譖愬(シンソ))=いつわって訴える、無実の罪をなすりつけて訴える 
(漢検2)🈩シン ①そしる。そしり。中傷する。「譖訴」
 譖訴=譖訟:そしりうったえる
2.縄枢(じょうすう):なわでくくりとめた扉。極貧の家をいう。*枢:中学…スウ 準1…とぼそ、かなめ  *「甕牖縄枢」 
3.小鬟(ショウカン):下女・はしため 
 ・こしもと:丫鬟(アカン)=小鬟(ショウカン)=こまづかい、下女・はしため をいう
(漢検2)下つき:丫鬟(アカン)・雲鬟(ウンカン)・花鬟(カカン)・小鬟(ショウカン)・垂鬟(スイカン)・翠鬟(スイカン)・双鬟(ソウカン)
4.蘿径:つたかずらの生え茂っている小道 (漢検2)「蘿」①つた。かずら。つたかずら。つる性植物の総称。「蘿径
5.騰驤:馬の首をあげて疾走する。 (大字源)おどり上がり、越える。また、疾走する。
(漢検2)下つき:騰驤(トウジョウ)
👍👍👍 🐕 👍👍👍
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<29-3向け>語選択問題⑱

2018年01月22日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●復習しながらの“おさらい”の意味での整理です・・・ほとんど広辞苑の熟語(一部、漢検2)なので為にはなるかも・・・なお、すべて当ブログ既出熟語です・・・たぶん。
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<語選択問題(その32)> 
1.せっかち。きみじか。せわしい。性急。
2.あつまりむらがること。よせあつめること。
3.続ける気を持たすべくほめること。
4.明らかでないこと。筋の通らないこと。見当違いなこと。
5.さんしょううお(山椒魚)のこと。

<語群>
(ほうかん、ぼつぶんぎょう、しょうよう、さんそう、げいぎょ、へんしん、むふんきょう、げいげい )
👍👍👍 🐕 👍👍👍

ー解答ー
<語選択問題(その32)> 
1.褊心(へんしん):せっかち。きみじか。せわしい。性急。
(漢検2)褊:意味:せまい。心がせまい。きみじか。気が短い。「褊心」
(大字源)①ものの見方や心が狭い。ひがんだ心。度量が狭い。 ②せっかち。きみじか。せわしい。性急。
 *(広辞苑)「“偏”心」:中心からかたよること。
2.攢叢(さんそう):①あつまりむらがること。よせあつめること。 ②草木の生い茂ったところ。くさむら。
3.奨揚(しょうよう):続ける気を持たすべくほめること
 cf:賞揚:ほめあげること。称揚。

4.無分暁(むふんきょう):明らかでないこと。筋の通らないこと。見当違いなこと。
 (参考1)大辞林 第三版;むふんきょう【無分暁】ものの道理をわきまえない・こと(さま)。 「我々がやうに-なるなりにもよらぬ事と承り候ふ/御伽草子・鴉鷺合戦」
 (参考2)没分暁(ぼつぶんぎょう):(広辞苑)ものわかりの悪い事。
5.鯢魚(げいぎょ);さんしょううお(山椒魚)のこと。
(漢検2)「鯢」:①さんしょううお(山椒魚)。「鯢魚」 ②めくじら。雌のクジラ。対)鯨
<鯢:ゲイ、さんしょううお、めくじら>
・さんしょううお:鯢魚(ゲイギョ)=山椒魚
(注)「“鮨”魚(ゲイギョ)」も、さんしょううおの事との説あるも不確か・・・。漢検2は掲載ナシ。
👍👍👍 🐕 👍👍👍
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<29-3向け>語選択問題⑰

2018年01月22日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●復習しながらの“おさらい”の意味での整理です・・・ほとんど広辞苑の熟語(一部、漢検2)なので為にはなるかも・・・なお、すべて当ブログ既出熟語です・・・たぶん。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<語選択問題(その31)> 
1.草の名。よもぎぐさ。
2.かなしみいたむこと。
3.手紙を開封すること。
4.うやうやしさの度がすぎること。おもねりへつらうこと。
5.美しい草木

<語群>
( かんとう、かき、こうげん、けいかん、すうきょう、こうがい、せいそく、よくそん)
👍👍👍 🐕 👍👍👍

ー解答ー
<語選択問題(その31)> 
1.蒿艾(こうがい):草の名。よもぎぐさ。  (漢検2)下つき:蒿艾(コウガイ)  蒿艾(コウガイ):(大字源)草の名。よもぎぐさ。
           *広辞苑には、「蓬艾(ほうがい):よもぎ」あり。
2.悽惻(せいそく):(漢検2)心がひどくいたみ、悲しむこと。「悽」も「惻」もいたむ意。(広辞苑)かなしみいたむこと。
         *「“凄”惻」も〇かもしれないが、漢検2・広辞苑には本熟語はナシ。
3.啓緘(けいかん):手紙を開封する。*「開封」の類義語問題で出題。
(漢検2):下つき 開緘(カイカン)・啓緘(ケイカン)・封緘(フウカン)・瑶緘(ヨウカン)
4.足恭(すうきょう):うやうやしさの度がすぎること。おもねりへつらうこと。
5.嘉卉(かき):美しい草木 *「花卉(かき):(広辞苑)観賞のために栽培する植物」
👍👍👍 🐕 👍👍👍
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