提出された和訳文を読んでいて
「云う」「謂う」という表記に出会うことがあります(@_@)
たしかにワープロ変換で出ることには出るのですが、
時代物など特に旧字を使う指示がある場合以外は、現代表記です。
そして、旧字を使ってきたからといって、その人の年齢が高いとは限りません。
「云う」という表記をしてきたのは若い人です。
「何で、この字を選んだのですか?」
「法律の世界だから、古めかしい表現の方がいいと思いました」
なるほど、そういう理屈だったか・・・。確かに、英訳の場合は文語的表現やラテン語使うしなぁ~。
おっと感心している場合ではないです。気をつけましょう。
ところで、先日、教室で生徒さん達に教えてもらったのですが(汗)、
最近の作家で、作品の中でわざと「云う」と表記する人もいるそうです。(最近の作家のものはあまり読んでいないのがバレてます)
しかし、翻訳は翻訳、小説の世界とは別です。
特に文脈上必要な場合を除き、旧字使いは控えましょう。
たまに、漢和辞典を引かないと読めない難字にあたる場合もあって、読む方はかなり鍛えられております(^^)
蛇足ですが、「~でせう」ではなく、「~でしょう」です(^_^)
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