翻訳者の散歩道

  ☆ 法律翻訳者の思考のあれこれ ☆
(「翻訳者になりたい人のためのブログ」を統合し「第ⅡBlog〇〇編」と表記)

権利書がなくなります!?

2005年03月08日 | 法律
えーっ?土地や家の権利書がなくなる?
ウソのようなホントの話。

これまで権利書は書面でした。立派な表紙の付いた和紙(風)の・・・。
05.3.7から新不動産登記法が施行され、オンラインの時代が始まり、登記申請もネットで行うことができ、権利書(法律的には「登記済証」といいます)も電子化されるのです。
これからは順次、12桁の英数字の組み合わせになっていきます(これを「登記識別情報」といいます)。長ーいパスワードみたいな感じですか。

あぁ、時代は確実に変わっていますね。
何かあったら家の権利書を持って逃げるというのも、そのうち昔の話になるのかしら・・・。

でも、安心して下さいね。
今持っている紙の権利書がすぐ使えなくなるわけではありませんから。
登記所は、順次オンライン申請ができる登記所として指定を受けていき、その後登記した場合に権利書に代わって登記識別情報が通知されるのです。

ほんの一部ですが、こんな感じです。
詳しくは日本司法書士連合会の「新不動産登記法の概要」等をご覧下さい。

あっ、現在私は司法書士の仕事は全くしていません。
今は、翻訳&翻訳教育を業としていますので (*^_^*)
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3 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
登記実務です (みうら)
2005-03-08 18:25:28
上尾以外では、なくなりませんよ。

 

オンライン庁に限りなくなりました。



オンライン庁は、22日から上尾だけが

指定されます。



また、土地建物以外ーつまり、船舶・建設機械・

 立木・工場財団等はなくなりません。



あと、不適合物件もね。



夫婦財産契約登記も、オンラインにはならない。
返信する
権利書。 (hon)
2005-03-09 09:53:27
こんにちは。



やっぱり実物を見たことがないので、紙が無くなる、というわれてもなかなか実感がわかないです。。紙の権利書は大切に保管しそうですけど、識別番号の通知書はなくしてしまいそうでそこが怖いです。(こんなレベルですみません。)
返信する
ええと (みうら)
2005-03-09 14:21:13
紙の権利書は、書類の山に埋もれて

どっかに消えました。

 まあいいや。



いらいないという方には、不交付が可能ですが。
返信する

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