翻訳者の散歩道

  ☆ 法律翻訳者の思考のあれこれ ☆
(「翻訳者になりたい人のためのブログ」を統合し「第ⅡBlog〇〇編」と表記)

急がばまわれ!

2005年03月03日 | 英語・翻訳
急がばまわれ=成果を急ぐなら、一見遠くても着実な方法をとった方がよい

これまで多くの生徒さんを見てきて切実に思うこと、これがこの諺です。
英語の学習だけではありません。家をつくるときでも、PCを学習するときも、基礎がきちっと出来ていなければ結局上の方のレベルに到達するのに時間がかかるのです。

自分が教えているから言っているわけではありません(真)。経験則上明らかなのです(表現硬いですね(汗;)。

生徒さんの中には、翻訳実務キャリアが長い人もいらっしゃいます。
最初は「何で?」と思っていましたが、授業を進めるうちに気づいたのです。
「あっ、基礎が出来てないんだ(別名:我流)」と。
先の家作りに例えれば、家の方は結構できているのですが、土台がすき間だらけなのです。
そこで、基礎をひとつひとつ埋めていきます。
既に上の方はできているので、土台を補強することで見違えるほど価値の高い家ができあがります。

翻って考えると、そう人たちはスゴイと思いますね!
実務のキャリアが[ ]年あったら、普通改めて学習しようとは思わないでしょう。
やはりできる人は違うなぁ・・・と感心するばかり。

基礎の重要性> 
早く実力をつけたいなら、早く対価を得るようになりたいなら、基礎をあなどらず、きちんとした土台を作りましょう。
基礎さえしっかり出来れば、あとは本人次第で自由に家がつくれるのです。
平屋でも、3階建でも、ビルでも!
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1 Comments

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土台の作り方 (orange_spicer)
2005-03-05 16:01:18
 はじめまして。翻訳の職種で稼働中の派遣社員です。(こちらの記事にトラックバックをさせていただきました。ご迷惑でなければよいのですが)



 まさに今の私は「基礎が出来ていない」状態で(翻訳学校に2期通ったことはあるのですが)、原文を曲解しないように、正確な英語の読解力を身につけなければ、と今更ながらに自分に不足しているものの重要性を実感しています。「どうやって土台を積み上げていけばよいものか」ちょうど今週考え始めたところですが、REIさんのブログを発見できて、大変参考になりました。
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