【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

現実を受け止めて~ 兄貴の四十九日法要

2014年10月13日 | 徒然日記
本日、悪天乍も滞りなく実兄の四十九日法要が終わりました。

現実を受けとめる
不幸は自分だけではない
常に気丈に
兄貴の分も生きる

8月末の急逝から7週間ずっとこう考えて参りました。

今回、僕は生まれて初めて人間の心の枡というものにはリミットがあり、その容量を超えた場合はオーバーフローしてしまうという事を、そして一升枡にはどうやっても一升しか入らないという事を身を以て知りました。

僕とたった一つ違いだった兄貴は、当時は成績がとても良く、僕が予備校などに通う事なく大学に現役合格できたのも、実はいつも隣室で勉強していた兄貴のおかげでした。

医者の道を諦めきれず、大阪市大を仮面浪人しながらも自身の夢を実現させた兄貴。これまで数え切れないほどの患者を助けてきたであろうそんな兄貴は僕にとっての誇りです。

今日、独り身だった兄貴は親不孝にも老いた両親より一足先に両親の建てた墓に入りましたが、これからもずっと僕らの心の中にて生き続けます。

小生事、この尊敬する兄貴に認めてもらえるよう日々精進しこれからも一生懸命に生きていこうと思っている次第です。

If we could come to terms with the reality, we could get away from the sorrow and pain...

Tack SHIMIZU