【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

白浜放浪2016桜 『 にゅるにゅるメダイと白子入りスルメイカはエライのだ!』

2016年04月10日 | 旅三昧!釣り三昧!
本来なら釣りに行く予定ではなかったこの週末、アプリで見てみると海況が良いようなので居ても立っても居られなくなり、東京での仕事から土曜日夜に戻った翌早朝に日帰りでひとり南紀白浜へ向かった。




これからGWにかけて、僕には乗っ込みの真鯛、それと黒潮を北上するカツオを釣るという大きな2つの目標があった。

真鯛はいつも通りの底を意識したスロージギングになるとして、カツオは沖にナブラが出る事が必須条件となる。この時期になると、南紀白浜沖の黒潮の北端を東に向かい泳いでいくはずなのである。

自宅に戻り、サワーを飲みつつベイトリール2タックルには底物を狙う仕掛け、スピニングリール1タックルには表層を投げるための仕掛けを準備し翌朝に備えた。

朝5時過ぎに起床し雑魚釣り基地へ。

基地に着くとすぐに出船準備し沖に出た。



穏やかな海であった。

しかし縦横無尽に知るポイントを回るもアタリがこない。

カツオのナブラは出ているのであろうかと思い、波浪ブイまで船を走らせたが全くナブラらしいものはどこにもなかった。

仕方がないので最近良い結果を出している80メートル界隈のミナベ沖のポイントへ。

ジグも色々考え試した後、ハオリカンパチのシルバー180gを投入した一投目~

ガツンとフォールで魚が食いついた。真鯛特有のグングンと首を振る引きである。



久しぶりの強い引きを堪能しつつ上がってきたのは乗っ込み真鯛のオスであった。食い頃サイズの54センチくらいである。

その後、同じ海域80メートル界隈を攻めるもアタリが来ず。なかなか厳しい。

潮も止まった感じになったので、また沖へ移動。

150メートルラインににてジグを落とすと着底と同時にグンとジグが重くなった。

何か乗ったようである。

これはたぶんイカだと思いきや、やっぱりスルメイカであった。



今夜の酒のアテにしよう。

その後、潮が緩くなったのでお湯を沸かしてカップヌードルに注いだ後、3分待つ間に落としたジグを何度かしゃくったその時…

ガツン!

ジグが引ったくられて、きつめに締めているオシアジガーのドラグがジーっとなり続ける!

何だ?

トルクのある引きだぞ!

大きなサメでも釣ってしまったか…

力尽きて上がってきたのはメダイであった。



にゅるにゅるの魚だがなかなか美味いらしい。

基地で捌いていつも米を分けてくれる大学時代の友人FUJINOに帰りに進呈してきた。

家に持ち帰ったスルメイカのお腹に白子を発見。

早速、肝を酒で溶いてフライパンで沸々させたらそこにイカと白子を全部投下!



最高なのであった!

釣りロマンを求めて~

追記:
冷蔵庫で毎晩キッチンペーパーを交換しながら4日間寝かせた釣った桜鯛を刺身にしたら最強に美味かった!