【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

北陸道を北へ北へ

2016年05月09日 | 徒然日記
今年のGW最後の週末は仕事で北陸へクルマを走らせた。

福井で高速を降り、かつてお世話になり今はもう閉店となった代理店の前を通り過ぎた。

お世話になった専務は末期ガンで他界され、ビルは閉ざされた状態であった。

そこで少し深く頭を下げてきた。

序でに大学時代の後輩が営むパン屋に顔を出したのだが、あまりの繁盛ぶりに驚くどころか羨ましいほどであった。

中から出てきたOHMIは溌剌とした笑顔であった。お茶を飲む時間すらないので今度奢ってくれと後輩に頼み、そこを後にした。

よく頑張ってやがる!うれしい限りだ。

そこから金沢へ北上する途中、友人より高校時代の親友オカムのお父上が他界されたとの訃報が入った。

すぐにオカムに連絡をし話を聞いた。オカムの心痛は容易に察せたが、気丈な声色に少し安心し、男子テニス部一同にて花を飾らせてもらうことにした。

金沢にて打ち合わせを終え更に北上し富山へ。

ここのところ、僕は富山では第一ホテルを常宿としてまた利用させて頂いている。

このホテルは今から15年程前には毎月のようにお世話になり、年に2回ほど個展を開催させてもらっていたのだ。

ここにはいろんな思い出がある。

僕がそうであるように、ここで長く働くスタッフの顔ぶれもその年月が容姿に現れ時の流れを感じたりするのだが、それが逆に落ち着ける所以なのかもしれない。

今朝、ふとそう思った。