【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

白浜放浪2017新春 『 雑魚釣り初釣り2017 』

2017年01月07日 | 旅三昧!釣り三昧!
長い正月休みを利用して2017年初釣りに雑魚釣り基地へやってきた。



初日はうちのスタッフとの同行となったが、残念ながら船を出せない程の強風であった。



仕方がないので基地の裏で陸っぱりからのサビキとマイクロジグを投げたのだが全くアタリすらなく、午後から堅田の釣堀に行ったのだが2時間いても1つのアタリすら僕にはなく、もう二度と釣堀には行かないと心に決めたのであった。

その夜は基地にてトンテキを作って、独り翌朝からの釣行を考えた。



翌日、8時前に船を出した。先ずは南部沖の水深50-70メートルの浅場へ。冬は海が荒れるのでいつも浅場が中心となるのだが、深場よりもここのところ反応が良いのだ。

最近、浅場で活躍しているVSジグを落とすとしばらくしてグンとサカナが乗ってきた。



サゴシである。

美味いサカナだ!

またしばらくするとイトヒキアジが掛かりだした。この魚は体高がありスレがかりするので結構重いのだがそんなに大きな魚ではない。

2匹目以降はリリース。

その後、フグがヒットしてからはアタリが遠のいた。

目津の瀬にて、昨年正月に活躍したアークというジグを落とすと海底に着くか着かないかでこの日最大の魚がヒット、グングンとラインが出されフックアウト。

昨年末に引き続きまたしても痛恨のエラーである…

あそこに潜む根魚をどうすれば釣り上げれるかを考えなければならない。

僕の目の前の一番の目標となった。

その後、水深130メートルくらいの深場に船を向けたが全く生体反応がなかった。

仕方なしに沖合10キロ辺りで弁当を食べていたら海鳥が船にやってきた。こちらを見ているので卵焼きとシュウマイを投げ与えたら船から離れなくなった。

もう一度、南部沖に船を戻しVSジグで底を探るとガツンときた。

青物の引きである!



上がってきたのは立派なサワラだった!

ここ最近、船上では懐かしいディスコヒット曲を聴きながらジグをシャクっているのだが大海原でこれがなかなか気持ちが良いのだ。

この日は午後3時半に納竿とした。

基地に帰り、サゴシを捌いてニンニクの欠けらとともに刺身で食ったら、トロのように脂がのっていて驚くほど美味かった。



あっという間に酔っぱらい寝落ちしたのであった。

次の日も8時前には浅場にてジグを投下した。

この日は長潮で潮が緩すぎ、又、べた凪でかなり厳しかった。

唯一、ガツンときたアタリは77センチのワラサであった。



なかなかのワラサである。

これ以外はエソしか掛からず、ロッドを持つ腕の肘が痛くて仕方がないので早々に帰還した。

腱鞘炎になったかもしれない。

マイクロジグをブンブンもキャストしていたからであろうか…、とにかく早く治さななければいけない。

今年は目津の瀬に潜む怪魚を必ずや釣りあげたいと思っている。

釣りロマンを求めて〜

追記:

翌日残ったサワラ刺身を漬け丼にしたのだがこれが美味かったので記しておく。

醤油酒みりんを211と混ぜて煮沸し冷ました後にサワラ刺身を沈めてゴマ投下し冷蔵庫で1時間ほど寝かす。熱々ゴハンに載せたら三つ葉と柚子を細かく切って海苔を振りかけたら出来上がり。