【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

星に願いを

2018年07月27日 | 徒然日記
捨てる神あれば拾う神あり〜

昨日より今治から高知、そして高知から広島と廻っている。

昨日は今治を回りながら色々考えていた。

僕が初めて今治を訪れたのは2001年8月であった。今から17年前、あの時、僕は33歳であった。

初めての今治大丸でのキャンペーンはイタリア人のレンツォと今治入りしたのであった。暑い最中の軽自動車での外販にレンツォから泣きが入ったのを覚えている。

当時、専務だったEさんに接待を受け、生まれて初めて瀬戸内の夏の最高級魚であるアコウをご馳走になったのもその時であった。

今治での初めてのキャンペーンでの休日、僕は陸っぱりから竿を出してギザミとこの地では呼ばれるキュウセンベラを釣った。他の地域では外道扱いのこのベラもこの地では塩焼で食べると美味いとされており、僕は海の前にある食堂に無理を言ってその釣った魚を塩焼きにしてもらったのだった。

2008年に今治大丸が閉店する年に、僕は最後の社長であったAさんに高知大丸を紹介してもらい、その頃新任として高知大丸社長となられたTさんを訪ね、高知での新規取引を開始させて頂いたのであった。

この時は伊丹から飛行機でアポの前日に高知入りし、ホテルの向かいにある居酒屋でカツオのタタキを頼んだのだが予想より高価だったので驚いたのであった。

高知大丸でのプレゼンの後、帰りのフライトまで少し時間があったので、高知空港の屋上の観覧スペースでこの地を開拓し花を咲かせたいものだとベンチに寝転がり空を見上げながら考えていた。

あの頃があり今がある。



昨夜はなんだか独りで飲みたいと思い、葉牡丹のカウンター端っこに腰掛け、少し壁を向き加減に周りをシャットアウトして焼酎をひっかけてきた。

星に願いを〜