【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

タイ&イタリア放浪2024年残暑 『 アジアからヨーロッパを跨いで一人旅 』

2024年09月14日 | 旅三昧!釣り三昧!
2024年9月、バンコクからイタリアへの旅に出た。今秋から冬への仕掛けである。




コロナ前は何度も利用したバンコクミラノ便である。若い頃はエコノミークラスでもさして苦にならなかったフライトだが、50歳を過ぎた頃よりヨーロッパへは出来るだけ安くビジネスクラスを利用するようになった。出来るだけ格安の飛行機を予め購入して搭乗当日にアップグレードさせる方法こそが一番賢明である事を自ら学んだ。
しかしコロナ禍が過ぎ、倍近く飛行機代が高騰した今となってはビジネスクラスはとてもじゃないけど利用出来ない。

念の為に同様の試みをしてみたが、今回はミラノへの行きのフライトは全席満席である。そしてミラノからバンコクへ戻るフライトは1席だけビジネスクラスに空きがあるものの片道のアップグレードの為の追い金は聞けば40万円強との事でとても11時間のフライトの為に払う金額ではないのであった。前も確かおんなじ事をここに書いた気がする…

バンコクでは長年付き合いのある仕入元を表敬した。やはり初めてバンコクを訪ねてから30年近くの月日が経ち親しい要人らも皆んな其々に歳を重ねている事に改めて痛感した。まあ僕も同じである。

この30年の間に為替相場の関係もありバンコクの物価はおおよそ4倍にはなっていると思う。全てにおいて昔と比較すると高すぎるのである。これによりバンコクの魅力が大きく失われてしまった気がする。もはや日本と変わらなくなってしまった。これはこの30年で日本だけが世界から取り残されてしまった結果である。

バンコクではChaiyanとその家族、Aou、Rajeev、Sadsiri、Raat、Kraisorn、Pranisaら其々と久しぶりにゆっくり話せた。長い付き合いに感謝である。






最近は利便性をとりシーロム界隈に投宿しているのだが、ホテルの前にあるCOCAにて久しぶりのひとりタイスキが美味かった。

飛行機を待つ間にスリウォン通りにあるマッサージ屋にて90分タイマッサージを受けた。550パーツだから2000円ちょい。帰りもまた受けたいと思う。

嫁からの家族LINEで明日頼んでいた新車シエンタが納車になるとの事である。これまでポルテを2台乗り換えて乗っていた期間は17年だと書いていた。家の駐車場の僕のボルボの横にクルマを並べるにはどうしてもスライドドアのクルマが便利であり、今回もそれを考慮しての選択であり3列シートはやがて生まれてくるであろう孫を載せる事を考慮した選択だとクルマを契約した時に嫁は話していた。

イタリアへの深夜便の為にアルコールを摂取した事も良かったのか思ったよりも機内では寝る事が出来た。エコノミークラスも考え悩んだよりは悪くはなかった。

しかしマルペンサ空港のイミグレではイラッとなるほど待たされて、気温も19℃と空港でサンダルを靴に履き替えた。

マルペンサエクスプレスとユーロスターを乗り継ぎ、ヨレヨレの顔でVICENZAOROへ。

1年ぶりのイタリアである。かつては年に3回は訪れたイタリアだがここのところはVICENZAOROに併せて出張を作るためにミラノ以外の他の街を訪れなくなっている。効率的と言えばそうだがそれでは見つけられない事も間違いなくあると思う。

3日間、VICENZAにて働き翌日はミラノへ移動し自身に課したタスクを完了させた。今回はバルセロナのFACETも出展しておりありがたかった。




PADOVAにて入った中華料理が四川料理なのか辛くした麻婆豆腐が本当に美味かった。イタリアに来て2日連続で中華料理に通ったのは初めての経験である。




VICENZA3日目、イタリア鉄道がストライキを起こし午前中は展示会場に入れない事態となり難儀した。常に電車をオンラインで予約するアプリ “OMIO” でなんとか唯一の特急を抑えてひと駅だけど移動した。




今回もミラノでは昨年同様にIBISに宿泊したのだが、近くに中国人が経営しているようだが非常に美味いイタリア料理店を発見した。値段もリーズナブルで驚いた!ミラノ中央駅界隈に宿泊の際はリピ確実だ。




ミラノよりBKKへの帰路となるフライトは思い切ってビジネスクラスにアップグレードした。色々とネットで調べてみたのだが早めのフライトでインチョン経由にすれば来年1月のビジネスクラスのフライトを往復40万円弱で取れる事がわかった。




但し、今回滞在中に来年1月のイタリア出張は延期する事にしたので来年のこの時期のフライトとなろう。その際は早めに飛行機を抑えようと思う。

今回、全てのBKKの取引先が大変強力的なコラボをしてくれる事になり心から感謝である。

帰路のBKKでの2泊は時差ボケを治すべくできるだけゆっくりとした時間を過ごした。バンコク国際宝飾展にも日参したがやはりそのデザイン力はVICENZAOROに出展しているメーカーとは比較にならないものであった。

シーロム通りに昔の頃のタイ料理屋を彷彿させるオープンエアーのレストランを見つけた。壁の高い位置に据え付けられた扇風機が回るようなイーサン料理のれすとらんである。『 Hai Som Tam Convent 』 という名のレストランである。また行こうと思う。




今回の渡航も自分なりに考えていた全てのタスクをうまくこなす事が出来たと思う。

いつもの事ながら、僕が渡航している間の会社の売上はメタメタである。帰国したらこの期末月を何とかすべく頑張りたい。

イタリア&タイ万歳!




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