何の先入観もなく、一応、よく借りられているDVDということで試しに借りてみた。
ああなるほど、4人のイケメンを配して、アクションもので、とヒットの要素は入っている。安世耿というのが復讐のために陰で糸を引いているが、そのことに4人のイケメン捕吏は気づいていない。
その辺は、見てすぐにわかったが、楚離陌という宮廷に入るのがいやで逃げ出した女性の位置づけがよくわからなかった。何か重要な役割を演じるのだろうとは思ったものの、最初は単にやんちゃで、行動力があり、他の女性と比べて物おじせずに偉い人やイケメンたちとも接する女性というイメージだった。『ジャクギ』に照らせば、8人の皇子が4人の捕吏で、ジャクギが離陌という感じだ。
10話を過ぎてやっと、離陌に読心術の能力があり、4人の捕吏の中の冷血の狼族としての発作を抑える役割を果たせることがわかり、物語として少し落ち着いた気がする。
いわゆるお堅い史劇ではなく、現代風に受けるような演出になっているので、若い人にも受けそう。ただ、変にイケメンに憧れる女性たちのミーハーぶりを強調しすぎなのは、もう少しおさえても良かったのでは?と思う。
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