いよいよ後半に突入。
しかしこのドラマは重たすぎる。前半、ものすごい存在感を見せたヨン・ゲソムン役のチェ・ミンス。しかしこの人も暗くて重い役をこれでもかとこなす役者である。後半に入り、それにも増してストーリー的にも重たく苦悩に満ちた表情ばかりが続くヨン・チュン役のオム・テウンは、チェ・ミンスをも上回る暗くて重い存在感を発揮している。
視聴率が振るわなかったというのもわかる気がする。ストーリー的にも、愛しながらも敵対する苦悩の連続で一般受けはしないだろう。
従来、重くなり過ぎないようにおちゃらけ役を配することが多かった韓国史劇とちがって、このドラマにはそういう役は登場しない。シリアス・シリアスの一辺倒。
ある意味チャレンジだとは思うが、現代人が肩入れしたり共感できる要素をもっと盛り込めば良かったのではないかという気がする。
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