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先日カフェ・マドゥで食べたイチゴのタルトは、格好はいいけど、イマイチだった。
このゴンチャロフのは、ちょっと変わってるけど、非常に美味しかった。
何が変わってるって? 標準的なタルト(正確にはタルトレット)の台はクッキー生地であるが、ここのは、まるでキャラメル風味のプレッツェルを砕いてから固めたみたいな感じ。その上にこれまた、崩したスポンジケーキとナッツなどを混ぜたようなものが乗っかっている。
お値段はコーヒーとセットで900円台なので、高いといえば高いが、美味しかったです。コーヒーの量もたっぷりでした。
さて、今日は神戸で旧居留地などをチェックしていて、お店の中でカメラを向けると撮影禁止としかられました。
「あまり知られたくないんですね」と聞いたら、「そんなわけじゃないけど、規則なので」との答え。
「なぜ規則なのですか?」と聞いたら、「いや、規則なので。また聞いておきます」とのこと。
私はぶちっときて、「そんな表面を取り繕うだけの答えはやめてください」と言ってしまいました。
ここでは問題は2つあります。1つは「撮影禁止」の件。2つめはお店の方の受け答えの件。
1つ目に関しては、イマドキのような写真をとってすぐにアップする時代ですから、お店の事をもっと知ってほしいなら撮影可でいいと思うんです。ただし、店で写真をバチバチ撮られたら他のお客さんに迷惑がかかるとか、うちは料理をじっくり味わってほしいのであって、軽く食べて写真撮ってあれこれ言われたくないというならわかります。そんな店は沢山あるし、そういう場合は私だって従います。
また、同じ業界どうしで情報が盗まれるのがいやとか、肖像権とかそういう場合もわかります。この店はいったい何だったんだろう? ファッションのお店でしたけど・・・。
2つめに関しては、ここのところずっと気になっていることです。今、お店の前線で働いている人はパートとかアルバイトの人が多く、お客ともめごとになると、その場を適当に切り抜けようとすることが多い。この「適当」が問題。物事の本質は横に置いておいて、ともかくすり抜けられたらいいというのが丸見えです。十中八九はそれですり抜けられるんだろうけど、私は引っかかってしまいます。
いい加減にその場をつくろって、本質的に改善するとかはしない。それでいい加減な店が増える。昨日のコンビニもそうでした。でももう怒る気にもなれない。
いつから日本はこんなテキトーな国になったのか? 何がオモテナシなの?
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