書いていると、なんだか変で、また書き直すことになり、めげています。
日経Wagamamaに105,000円の中華のコースが紹介されていました。
今の時代、高いものはダメで安けりゃいいのか??というのはありますよね。
最高の食材を、最高の技術で調理して、最高のサービス、最高の空間で味わえば、10万円くらいになるのかなあ? 本当にそれだけの価値があるかどうかは自分で試して見ないと何ともいえません。
グローバルレベルでの経済効率性が優先される世の中で、また、何かとムダを排除しようという気風の中で、いろいろな文化が失われていっているのは悲しいことです。
「料亭」などというものは、消え去る運命なのかと思っていたので、10万円の店を賞賛するこの記事は、一筋の光を示してくれているのかも知れません。
昔ながらの料亭が消えて行くのは、値段ばかり高くて、中身が伴っていなかったからかも知れません。記憶に新しいところでは船場吉兆事件がありますし。
最近、母が城崎温泉の西村屋に泊まりに行って大変満足して帰って来ました。
月~火という観光地の宿泊施設にとっては閑散曜日のお得なパッケージで、3食付で17000円という安さ。
サービスが非常に良かったと満足していました。浴衣も旅館のロゴ入りではなくて、何種類かの柄が用意されていたとか。
これくらいな値段なら、多くの人が手の出る価格帯かと思いますが、10万円となると誰でもというわけには行かないでしょう。
田舎の観光地で、昔ながらの施設であれば、都会のレストランに比べて、施設の償却や食材の原材料費、人件費などがうんと安く上がるので、比較的安くても豪華なサービスが可能と思われるので、その利を利用して、都会の人たちに一時の贅沢を提供するというのはいいかもしれないなあ。
ともかく日本人として、料亭とか温泉旅館の文化は守って欲しいと思います。
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