2009年作品を遅ればせながら。
いやーなかなか面白かったです。
特撮の猪がちょっとおもちゃくさいけど、のほほんとした田舎の村に人喰いのししがあらわれて、それを退治するスペクタクル。
映画なのでわりと細かいところにこだわって作ってある。
村人のぽよっとした抜け感とか、都会からやってきたツアー客が村の用意したラッパーのパフォーマンスにぜんぜん反応しないのに、猪をおっかけてる大学の女先生の演歌には乗り乗りになるとか、メインの猪退治以外の部分もなかなか面白い。
なんで猪? という部分は、何かで読んだんだけど、韓国ではクマとか鹿はほとんどいなくて猪が現実にもっとも恐れる野性の動物とのこと。
サービス映像で、日本のスタッフが猪を探しに行くのがついてるんだけど、身近に猪が珍しくもなく出没する我が町では、そんな映像がばかばかしく見えました。
主演のオム・テウン氏はすこぶるナチュラルでした。
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