TacoToma

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「魔王」のパク・チャンホン監督インタビュー②

2010-11-03 20:01:26 | 엄태웅

 

 

 

サイコメトリーという素材によってややもすると劇が幼稚にみられるという憂慮はなかったんですか? その部分はどのようにカバーしようと考えられたのですか?

最初は私がサイコメットリーをしなかったらどうかという話までしたことがあるのですが、演出をしなければならない私が自信がなかったためでした。説得力が落ちてしまったり表現を間違ってしまえばドラマ全体を台無しにする素地が十分だったためでした。しかし、すると決定された後は無条件に上手くやる以外にはなかったです。先ずは特殊映像室、撮影監督、編集監督、照明監督にどのようにすれば良いのか研究してこいと宿題を渡しました。 スタッフらと共にこれを実現するためにたくさん悩み、色々な実験もしましたが、事実初めて第1話をとる時までは、私はもちろんで誰も確実な予測をすることはできなかったです。 1話を見てから‘できたね!’と安心をしました。

 

 

 

<復活>に続き<魔王>でもオム・テウン氏が主人公で登場したが、初めから念頭に置いていた部分でしょうか?

もちろんです。オスのキャラクターは毎度変わる人間の心理を表現しなければならないが、それをまともに表現できる数名の演技者中オム・テウンを選択したし、金先生や私もテウンがするのが正しいと思いました。

 

 

スンハ役にチュ・ジフン氏をキャスティングした理由は何ですか?監督の意志でしたか?

ジフンがキャスティングされた当時、言い分も多くて誤解も多かったです。製作会社の圧力を受けたのではないかとの声まで聞こえたからです。ジフンは声と体格、顔があたえる全体的な感じが良かったです、特に奥二重まぶたがある左側目と一重の右側の目、そして左側の顔のほくろまで左右の顔があたえる印象が違って角度により天使にも見えて悪魔にも見える顔付きが気に入りました。 また、私が考えたスンハのイメージは16才に縛られて成長しなかったテソンと28才のスンハが共存する姿なので、ちょっと見れば少年のように見えるイメージがチュ・ジフンをキャスティングするのに決定的な役割をしたと見ます。 初めからスンハ役はイメージ中心にキャスティングをしました。 もちろん後半部へ行くにつれ、スンハが演技への没入も良くなって、苦悩して葛藤する姿をよく表現したりもしたんですよ。

 

 

 

それでも監督の立場では相当な冒険だったと考えられるんですが。

もちろん冒険だったが監督が確信を持てば良いと思います。確信がなければ誰をさせるとしてもできないことですね。事実スンハをしたいという俳優はとても多かったが全部私が考えるイメージと合わなかったんです。ひとつの顔に善と悪のイメージを両方持った俳優はあまりいませんね。 俳優が足りない点は演出者が映像でも他の方法で表現すれば良いと考えたのでスンハの中にあるヒストリーを見せることができる俳優が誰かを問い詰めた時チュ・ジフンが100%ではなくても最も近似値に符合する人物だと考えたんです。 残りは教えれば良いということであり本人の意志が最も重要でした。

 


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1 コメント

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左右の顔が違う (TacoToma)
2010-11-03 21:57:38
そこまで意識してジフンを選んだとは、すごいです。
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