今はなくなってしまった一話完結のテレビドラマ。
「コムスク行きの汽車」は不思議なドラマでした。
コムスクってどこなのか?
ともかく、コムスク行きの汽車が途中の駅で停まり、2時間後に出発するというのに乗り遅れてしまった新婚夫婦の話。
風景も服装もすべてヨーロッパ風で、音楽もドイツ語。でも駅の表示にはハングル文字。ホテルの庭には韓国の瓶が置かれている。このへんの演出にも意味があるんだろうけど、よくわからない。
しばし現実から遠いところへ行けるドラマですが、かといって、素晴らしいということもない。でも、韓国でもこういうドラマがあったんですね。
コムスクで暮らすのが夢だという夫と、行きたがらず途中下車した村での暮らしに満足する妻。結局、男は夢を追いかけて女は現実的に生きたいというような、男と女の習性みたいなものをやんわりと描いていたのでしょうか?
こういう作風が好きな方もいらっしゃるかも。
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