集金先行ビジネスの危険性 ジオス破たんに思う

ジオスが破たんしたニュースが昨日流れましたね。
内部でもめているみたいだけど。

テレビで売上のグラフが映し出されたら、NOVAの破たんした時期にがっくり売上が落ちていた。
あの時、NOVA以外の外国語学校は、逆に特需があるのでは？と思ったけどそうではなかったのですね。

ジオスのシステムはよく知らないけど、NOVAは先にチケットを購入させて、それを消化していくシステムだった。
これが「集金先行ビジネス」です。

エステなんかもこの方式のところが結構あるみたい。

少し違うけど、出資金を集めてやる「出資ビジネス」というのも「集金先行」だし、保険や互助会なんかもそう。

どうもこの手のビジネスに破たんが多いような気がしませんか？

これには原因がある。要は経営者が一種の勘違いをするんですね。

とりあえず、お金が集まる。それは行く行く消化されたり、払い戻したりしなきゃならないのに、そのことを忘れて？使ってしまう。
NOVAなんかも、広告費にむちゃくちゃな投資をして、おかげて生徒は集まったけど、やりすぎだった。

手堅く計算すればこんなことにはならないはずなんだけど、こういうシステムを思いつく人は、だいたいが手堅くないんじゃないかと思う。
また、手堅く計算すると、ビジネスは成長しないのかもしれない。

やっぱり自腹を切るか、借金して、元を取らなきゃとか、返済しなきゃとか考えてビジネスはするもんだということでしょうね。