随分前の作品なのに、なかなかレンタルに出なかった作品。
本国での評判は良かったのに、どうしてかなあと思っていた。
父が謎の死をとげ、その陰謀の謎解きと復讐というのが最初から見え見えの・・・と書くと悪いイメージかもしれないが、そういう作品である。既にYoutubeでだいたい見たので知っているので、日本語スーパーでちゃんと細部まで見ようと思っている。
それにしても、やはり輸出産業ではあっても、限られた売上の産業のせいか、俳優陣の顔ぶれがおなじみなのはそろそろ悲しくなってくる。
主人公ソヌの父親役は、魔王の時に先輩刑事部長だったイ・デヨン。ソヌの親友ジャンイルの父役は、いろんなドラマでコミカルな役が多いイ・ウォンジョン。ソヌのガールフレンド、スミの父役は朱蒙をはじめいろいろなドラマでいつもひと癖ある重要な役をつとめるイ・ジェヨン。などなど、相当お馴染みの顔ばかりで、吉本新喜劇のようだ。
そしてソヌの少年時代の役はイ・ヒョヌで、善徳女王の時と同じ。あの時もあまりにもイメージが変わり過ぎると不評だったのに、しかしヒョヌ君はぐんと演技力がアップしていて、将来の大スターを予感させる。
しかしこうしたしっかりとした脇役陣と、手堅い脚本、プサンが最初の舞台なので、風景的にもリアリティがあって、見ていてぐいぐい引き込まれる感じ。楽しみに見たいと思います。
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