まず、最後のDVD2本がなかなかDMMでは借りられず、結局はツタヤに切り替えて借りることになったことを覚書しておく。
ともかく、DMMの欠点はこういうことがたびたび発生することだ。だから、DMMでは人気のないタイトルを借りるのが鉄則。
借り始めたときはあまり人気がなかったのに、途中から人気が出たのか、借りる人がなかなか返さないのか、1カ月くらい借りられなくなった。ひどい。
さて、若曦は、歴史を現代人の目で見るといった趣のドラマで、とても興味深かった。
雍正帝は清朝第5代の皇帝で、実際に恐怖政治を行ったらしい。いつ何時、クーデターが起こるかとびくびくしながら、実の兄弟を幽閉したり降格したり・・・。
若曦は原題からタイムスリップしてきた女性なので、そのことを知っていて、何とか止めようとするが(そこはフィクション)、現実は歴史通りに進む。
清の時代の宮廷が、また政がどういうものだったのかというのがよくわかるドラマである。いや、中国というのはいまだに同じようなもの。
政権を守るためなら、どんなむごいことも平気なのだ。
もちろん、日本とて、自らの政権を守るために、兄弟を殺したり、おじさんを殺したりというのは、かつて普通に行われいた。
そして、宮廷での女性の立場というのも、悲しいものとして描かれている。
舞台は紫禁城で、おそらく本物の紫禁城あと、故宮でロケしたと思われる映像は雄大で、美しい。
宮廷の部屋のインテリアや、女官や皇后の服装も豪華で、再三登場する茶を飲むシーンで出てくる茶器や、その作法なども興味深かった。
何でも、第二弾が制作されるとか・・・。楽しみである。
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