(このブログは2006年に書きました)
然るべき場所で然るべき結果を残せる彼らは、本当のスターだ。
ジーコ監督最後の会見が終わり、予選の3戦をふりかえる特集が多く見られた。まるでヒデ一人が本気で戦ったような論調。これって何なんだ? 確かに献身的に動いていたヒデの姿を私も見ていた。だが、彼以外のメンバーも戦っていたよ。ただ局面局面での判断・プレイが最良であったかどうかは別だけど。
細かくテンポよくつなぐことができたら良かったのだけど、少ない手数でゴールまで持っていくというコンセプトが優先され、それでは持たないとわかって、ゆっくり球を回す時間帯も作ったかのように思えたが、スリータッチくらいの単なる球回しに終わり、局面を打開できるだけの動きがなかった。
ここぞと縦に切り込む球は狙われてカットされ、相手のカウンターへと展開していく。ディフェンスの枚数が足りず、バタバタしてディフェンスに穴が開く。最悪のパターンだ。
それでも、そうとしかできなかったんだと思う。ワンタッチのパスは難しい。
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